大魚アカメの聖地 浦戸湾を守ろう(05.9.17開設) 浦戸湾は高知県の海の玄関であり、県都高知市のど真ん中にあります。アカメがうようよといてチヌを釣るのにアカメが邪魔をして困ったというような話は今は聞くことは出来ませんが、現在、それでも稚魚から成魚までとても沢山棲んでいてまるでアカメの学園都市のようです。
ネオンの映る水面の下に、ヒトと同じほどの大きさの、紅く光る目の巨大魚が群泳し、それを下駄履きで夕涼みしながら釣ることが出来る都市なんて、この世界の誰が考えつくでしょう。地球広しといえども高知市だけでしょう。
日本人が、高知県人が、高知市民が、私が、これを自慢しないで何を自慢しますか。立派な道路を自慢するなど噴飯物です。
この驚愕するほどの、奇跡のような自然を誇る浦戸湾が今も開発という名で自然破壊が行われています。過去、さんざんいじり回し、工場廃液をたれながし、膨大な海面を埋め立てて自然破壊を押し進め、いまも埋め立てがおこなわれています。川面や水面にフタをして道路をつくったり、駐車場にしたりと、こんな野蛮なことが未だにわたしたちの税金を使っておこなわれているのです。
いま高知市にわずかに残っている貴重な歴史的遺産であり、文化遺産でもある新堀川が川面にフタをされ何と道路にされようとしています。日本三大ガッカリ名所とまで例えられる、はりまや橋もですが、堀詰などいまや地名でしか昔の堀川があったことを思い出させるものはなくなりました。浦戸湾にそそぐいくつもの河川とともに人工の堀川がたくさんあり水の都であった昔の面影はもはや完全になくなろうとしています。
この新堀川には、アカメの保育所があり、高知県の絶滅危惧種であるカニ、シオマネキもトビハゼも棲んでいます。
わたしたちはこうした自然と、文化遺産の破壊を許すことは出来ません。いまこそ自然の恩恵を一番享受し、釣りという日本の文化を楽しむみなさん、共に立ち上がろうではありませんか。
新堀川の怪高知大学名誉教授 町田吉彦 先日、尾崎(正しい漢字は立つ崎です)知事が新堀川の道路拡幅に関連した協議会を来年度に発足させたいと発言したことをマスコミが伝えた。この拡幅については改めて十分な議論をする必要があるとの橋本前知事の議会での発言が残っており、協議会の発足は結構なことである。ただ、現知事の発言の中に、環境変化も踏まえという内容があったように思う。新堀川に関心を寄せている人々にとって環境変化とは、現時点で新堀川の川面を広く覆っている駐車場のほんの一部の試験的撤去に伴う環境の変化であろうことは疑いない。現知事は交通量の変化にも言及したようだが、これはこれでまた問題がありそうなので今回の小生の指摘では触れず、「環境の変化」について私見を述べ、皆さんの判断を仰ぎたい。その骨子は、2014年9月17日に行われた担当部局である県都市計画課に対しての第1回陳情以来、環境調査の結果の解釈に重大な誤りがあるので、訂正とアンケートの撤回を有志で要求していた事項であり、担当部局にとって寝耳に水の話ではないことをお断りしておく。陳情の最終段階では公開討論会の開催を要求したが、あっさり拒否された。なお、陳情は有志の代表とともに行ってきたが、本稿の内容に関する責任はすべて町田個人にあることをお断りしておく。
まず、陳情の際に用いた全4ページを旧詳細版として以下に掲げる。
これは、2014年2月に高知県土木部高知土木事務所と株式会社西日本科学技術研究所がまとめた高知県高知市はりまや町〜桜井町報告書の概要をやや詳しく述べたものである。以下、旧詳細版とするが、その理由はインターネットで新堀川環境調査をキーワードとして検索し、高知県庁のホームページにある「はりまや町一宮線はりまや工区について」にアクセスして(2)の上から3番目にある詳細版をご覧いただくと、これが2016年5月20日に公開された詳細版の新バージョンと理解されるためです。お分かりのように、旧詳細版の3ページ目のみになっています。こんなのあり? 反則でしょう。某氏からの指摘で変更されていることに今日の今日まで気付いてなかったのは誠に迂闊でした。公的な調査結果の概要が入れ替わることは想定外。もっとも、公文書の日付が変わることもあるようですから、奇々怪々ですな。
なお、地理に不案内な方は高知市の地図を拡大し、市内中心部の菜園場(さえんば)町付近をご覧いただきたい。
調査項目は多岐にわたるが、環境が良くなったと根拠にした底生性微細藻類に関する図9と図10、まとめの表1の底生性微細藻類をご覧いただきたい。この項目以外のほとんどについては明瞭な傾向が認められなかったと自ら記述しているので、言及しても意味がない。もちろん、調査・分析をしたが明瞭な傾向が認められなかったとの結果は、もともと統計学的に耐えられる試料数ではないのだから当然であり、正直な記述であると思う。試料数を増やせば意味のあるデータとして残る可能性はあるのだが、お役所の言う金がない、が殺し文句である。
さて、本稿を理解していただくために以下の事柄を頭に入れていただきたい。また、途中で混乱した場合は見直していただきたい。
1 干潟は移動しやすい基質(礫=一般に石、砂、砂泥、泥)からなり、潮汐の影響を受けて干出と水没を繰り返す地形である。
2 微細藻類とは肉眼で見えないサイズの単細胞の藻類であり、浮遊性微細藻類(一般に植物性プランクトン)と底生性微細藻類におおまかに分けられる。
3 干潟の底生性微細藻類は主に砂泥粒子の表面で繁茂するので、それらの砂泥粒子(基質)とともに移動する。アユなどが餌とする付着性の底生性微細藻類は通常、 基質とともに移動しない。
4 光合成(こうごうせい)をする生物によりそれらが含むクロロフィル(葉緑素)が異なる。普通の陸上植物(コケ植物、シダ類を含む)はクロロフィルaとbで藻類では緑藻がこれと同じ。藻類でも珪藻はクロロフィルaとcである。新堀川の干潟の表層堆積物を分析した結果、クロロフィルa、b、cが検出されているので(図9.Chl.はクロロフィルの略)、表層堆積物中の微細藻類は緑藻と珪藻であったことになる。
5 フェオフィチンとはクロロフィルが変化して光合成活性を失った物質であり、死んだクロロフィルと考えてよい。
6 干潟の表層に堆積した微細藻類(底生性微細藻類と潮が引いた後に取り残された浮遊性微細藻類)は干潟の底生動物(ゴカイ、貝、カニ類など)の主要な餌である。
7 底生動物に餌として取り込まれた藻類の細胞は消化作用を受けて細胞内のクロロフィルがフェオフィチンとなり、糞の一部として排出されて水中に流れ出る。当然ながらフェオフィチンの粒子もまた水流で移動する。
8 駐車場下では微細藻類の光合成に十分な光がないことが予め確認されている。
前置きが長くなったが、旧詳細版の図9と図10を見ていただこう。駐車場下、公園前、撤去部の棒グラフの凸凹のパターンが驚くほど似ていることにすぐ気付くだろう。実はこれが本稿の結論なのだが、表層堆積物は水流でならされているため新堀川のどこで試料を採取しても似た数値になるのが当たり前である。それぞれの調査ごとの採取地点の数値の差が旧詳細版(報告書)で言う光条件(光環境)の差を反映しているという無茶苦茶な論理はそもそも成り立たない。
旧詳細版を検討しても報告書の実物を検討しても、底生性微細藻類が移動するとはどこにも書いていない。もちろん、報告書の作成者と、報告書をチェックする立場にある委員会の委員は干潟の生物、干潟の環境問題のプロだから、内輪ではそんな常識をわざわざ書く必要はないだろう。ところが報告書の18ページで、光合成に十分な光がない駐車場下で比較的高い値のクロロフィルが検出された要因の一つとして、浮遊性藻類の堆積を挙げている。奇妙なことに、旧詳細版ではこれに言及していない。もし言及すれば、公園前にも撤去部にも浮遊性藻類の堆積があることは誰にでもすぐに分かる。また、駐車場下で検出されたクロロフィルが移動してきた底生性微細藻類と浮遊性微細藻類に由来するとはっきり書いてしまえば、駐車場下も公園前も撤去部も微細藻類が同じように動いているのだから、それぞれのクロロフィルの数値の差を議論することが馬鹿らしいことは誰にも分かる。新堀川を流れる水は、引き潮時には堀川の方向に、満ち潮時には江の口側の方向に流れる。駐車場下では流れているが公園前と撤去部では流れていないとでも言うのだろうか?
新堀川を流れる水の速度は常に一定ではないし、底質の表面に凹凸があり、また、大きなゴミもあるためどこでも完全に同じ流速ではない。したがって、表層堆積物も完全に一様ではないのだから、そこから得られた試料中のクロロフィル量に差があっておかしくない。また、フェオフィチンも底生微細藻類と同様に動いており、駐車場下、撤去部、公園前ごとのそれぞれに固有の値はない。
ところが、旧詳細版(報告書)は素晴らしいアイデアを披露した。撤去部はかつて駐車場の下で十分な光がなかったが、天井部の撤去で光が当たるようになり、以前から光があった公園前と同等か同等に近いクロロフィル値となった、すなわち、光環境(光条件)が改善されたという「工事の成果」が得られた=撤去の工事は無駄ではなかった=今後も撤去により同様の成果が得られるだろう、ということを何が何でも言いたいのである。そのアイデアが「調査地点のクロロフィルaは光条件が値を左右しているものと考えられる」である。手抜きの難解な文章であるが、日射量に応じて光合成が起こるのは自明のことだから、言いたいことは「調査地点の光条件が調査地点のクロロフィル量を左右しているものと考えらえる」である。そうしないと、撤去部の光条件が良くなってクロロフィルが増えたという「想定された結論」が導けないのである。
いくら何でもこんな無茶な理屈が一般社会で通用するはずはない。撤去部と公園前の距離は30メートルもない。たったこれだけの距離の、しかもともにオープンな環境でクロロフィル量が異なったのは日射量が異なったからという出鱈目な説明を誰が納得するというのか。陳情の際、担当部局から「効果があったはず」と再三にわたる発言があった。効果はあったはずだが、微細藻類でそれを証明するのはほぼ不可能ということが分かっていない。すなわち、評価項目の設定ミスであり、光環境(光条件)が異なる3地点(光が以前から当たっている、以前は光がなかったが現在は当たっている、以前から光がない)で各1試料を採取したつもりなのだが、じつは表層堆積物が水流でならされた同一条件下で3試料を採取しただけというじつにハッピーな話なのである。
こんな陳腐な結論に待ったをかけるのが委員会の任務のはずである。ノーチェックだったのかチェックしたが内部で議論の結果意見が一致したのかは分からない。業者のいいなりだった可能性もまた否定し難い。委員は研究者・学識経験者であり、調査と報告書の作成に従事した業者も「科学的」調査を売りにしているはずである。白を黒、黒を白と言うのは科学ではない。たまたま旧詳細版がホームページにアップされていたので気付いたのだが、この有り様ではどんな調査結果も信用しろというのが無理である。よく耳にする「専門家の言うことを信用してはいけない」、まさにこれである。誰が調査項目を設定したのか、調査の途中で科学的な判定が困難であるということになぜ気付かなかったか、分かっていながら契約だからとずるずると調査を継続していた可能性もある。実に不思議である。生卵をかき混ぜ、同じ太さの棒を3本差し込んで引き上げた時、どの棒に黄身が多くついていたかについて屁理屈をならべたような報告書(詳細版)であっても業者と委員の諸氏は大丈夫である。慈悲深いお上は次のチャンスにもきちんと仕事を回してくれるだろう。被害者は納税者であり、また、今後選ばれる環境問題に詳しい協議会のメンバーである。
付録
1 現地に不案内な方々がいるだろう。構想では、新堀川の右岸に接する道路の幅を広げて新堀川の水面を広く覆ってしまう。これを桟橋方式というらしい。そうなると、新堀川におけるシオマネキ(高知県希少野生動植物)の生息地が失われ、コアマモが生育する場所も失われることになる。
2 駐車場の一部撤去はおそらく、上記1で失われる環境の代替え環境と想定されていると考えられる。しかし、そもそもシオマネキとトビハゼ(同様に高知県希少野生動植物)は公園前の対岸側(新堀川の右岸)に圧倒的に多く、左岸(公園前および撤去部側)には少ない。
3 2013年8月に、撤去部でコアマモの生育が確認されたと旧詳細版は喜んでいるが、コアマモの定着、生育、繁茂のチェックは当初の調査項目にない。「自然に生え てきてくれた」のである。もちろん、繁茂状況は私もチェックしたが、まだまだこれからという状況である。ついでながら、コアマモ群落は貴重な環境要素であるが、その群落の中にシオマネキの巣穴は形成されない。
4 報告書も旧詳細版もクロロフィルの活性が高ければクロロフィル値が高いとしている。活性は時間の概念を含み、反応速度である。また、クロロフィル値はある時間での瞬間的な値であり、時間の概念は含まず、生物量(バイオマス)と呼ばれる。干潟の表面では、底生性微細藻類が増殖し、浮遊性微細藻類が堆積すると同時に底生動物によりこれらの微細藻類が消費される。したがって、ある一定の期間内において微細藻類の光合成活性が高くてどんどん増殖したとしても、底生動物による摂餌行動も活発になって微細藻類が大量に消費されるため、ある時点での微細藻類の量(瞬間的な値。報告書と旧詳細版のクロロフィル量)がきわめて小さいことがよくある。これは干潟の生態系の特徴でもあるのだが、報告書作成担当者と委員がこのことを理解しているとは思えない。要するに、干潟の表層堆積物においてクロロフィルの活性が高いことはある時点でのクロロフィル量が多いことを必ずしも意味せず、むしろクロロフィル量が少ないというのが干潟の特徴である。
5 報告書と旧詳細版ではフェオフィチン率を藻類のクロロフィルの活性状態のもうひとつの指標として「売り」にしている。すでに指摘したように、フェオフィチンも移動し、試料採取地点に固有の値はないので、フェオフィチン率もまた今回の調査における地点間の比較には使えない。
なお、フェオフィチン率=(死んだクロロフィルの量)÷(死んだクロロフィルの量+生きているクロロフィルの量)×100としている。海水中にフェオフィチンとクロロフィルしかない状態で光を照射すると一定時間後にはクロロフィルの量が増加するので(フェオフィチンは死んだクロロフィルなので増加しない)この率が下がることになる。すでにお分かりのように、これは瞬間の値であり、クロロフィルの活性(時間の概念を含む)の指標にはならない。微細藻類の光合成活性を測定する場合、フェオフィチンは死んでいて増殖しないのだから、その存在を無視して微細藻類に一定時間光を照射し、光合成産物の量を測定して何ら問題がない。
6 微細藻類は水温が突然50℃に上昇しても、あるいは0℃に下降しても生理活性は変化するが死なない。すなわち、クロロフィルがすぐにフェオフィチンになるのではない。日射量が増加すると光合成が活発化し、微細藻類は増加するが、一方で水温の上昇にともない底生動物の摂餌活動が活発になるため、微細藻類が消費されると同時にフェオフィチンの量が増加する(この点も報告書作成者と委員が理解しているとは思えない)。したがって、野外のフェオフィチン量の変化(新堀川も該当する)はきわめて厄介な問題を含み、旧詳細版(報告書)にあるような単純なものではない。もちろん、報告書(旧詳細版)は移動するフェオフィチンの粒子を移動しないとみなした時点で誤りであることを念のため、再度記しておく。
7 2013年にクロロフィル量の大きな値が記録されているが、その説明がどこにもない。この値は試料採取日以前の高知市の天気で説明できる。例えば、試料採取の前日までの2週間で見てみると、2013年は晴れの日の確率が100%、最高気温の平均値が34.9℃、2012年は71%と31.8℃、2011年は64%と31.9_であり、2013年の天気が抜群に良かったのが明らかである。瞬間的な値だけではクロロフィル量の説明はできないし、天気の影響が撤去部と公園前で異なるという馬鹿なケースはあり得ない。
8 旧詳細版(報告書)は冒頭に「干潟環境の創出過程の追跡を目的とした」と述べている。壮大なテーマである。残念ながら「干潟の環境」と「干潟環境」は違う概念である。後者は1996年のWWF Japan のサイエンス・レポート(通称、干潟のレッドデータブック)でcoastal wetlandsの訳語であると示されており、干潟、藻場、造礁サンゴ域、塩性湿地、マングローブなどを一括して指す術語である。レポートの内容は古くなったが、術語は古くなっていない.
9 新堀川のシオマネキの移植(拉致)にゴーサインを出した委員会の代表と今回の委員会の代表は同一人物である。新堀川のシオマネキは間違いなく深浦神社横に強制的に移植され、県は大はしゃぎでカラー写真入りのビラを作成して配布した。環境調査担当は言わずもがなである。成功! 成功! と宣伝したが、当地のシオマネキはとっくに姿を消しており、移植は明らかに失敗である。
2016年10月18日
付記1
筆者の不注意により「江ノ口川」を「江の口川」としてしまった。正しくは「江ノ口川」なので、ここにお詫びして訂正します。なお、付録2に示した2013年
8月のコアマモの確認は調査項目に予定されておらず、業務該当しないのだから報告書(詳細版)に掲載することが不自然であることは誰もが理解できよう。
2016年10月24日
付記2
やや難しいという感想が町田宛に寄せられたので、改めて補足します。撤去部に再度、天井を張った場合、そこの表層堆積物に含まれるクロロフィルの量はどうなるでしょうか? 答えは小学生でも分かると思います。新たに天井を張った時のクロロフィル量は公園前と駐車場下とそれぞれほぼ同じです。理由はクロロフィルが動いているからです。
撤去部の光条件が良くなって光合成が活性化してクロロフィル量が公園前とほぼ同等になった、撤去の効果があった、というのは大嘘です。最初の時点で駐車場下において無視できないほどの量のクロロフィルが定量された、すなわち、クロロフィルが動いている事を自ら検証しておきながら、なぜこんな無茶苦茶な結論を導いたのか私にはさっぱり理解できません。
委員会が調査項目を審議・決定したとあります(実際は業者と事務局が提案したのでしょうが)。すなわち、底生微細藻類を調査項目に設定した委員会のミスは明らかです。まさか委員会を救うための方便ではないでしょうが、委員会にチェック機能が無かったことを駄目押ししたようなものです。新たに設置される協議会の面々にこのままの報告書を提供し、審議の材料とするなら、目玉である光条件に関する結論が正しいかどうかをテストの問題として提出するようなもので、またまた新たな時間と金の無駄遣いになるでしょう。しっかりと予習していただきたいものです。
2016年11月6日
【今年も新堀川にはコアマモが】09.4.20
『新堀川でコアマモが生長し始めましたのでお知らせします。
撮影年月日 09年4月12日』
浦戸湾を守る会事務局長田中さんから嬉しいメールをいただきました。都市の中の奇跡のような豊かな自然と歴史的文化遺産を破壊して新堀川を覆い建設されている道路工事の濁水などの影響でどうなるだろうと心配していたコアマモ(高知県が絶滅危惧種に指定している海草)が今年も元気で繁茂してきたそうです。
道路の下になった新堀川は魚介類などの赤ちゃんの保育場であるコアマモが繁り、たくさんの生き物がすんでいましたが、今やそこは死の川です。
道路から下手の駐車場となっている暗渠を撤去して新堀川を再生させたいものです。
【第四回新堀川生物調査】07.10.102007年10月7日の日曜日、三年連続の第四回新堀川生物調査が行われました。浦戸湾を守る会主催で高知大学の大学院生阪本匡祥さん(連続参加)のご協力をいただき、また今回は桂浜水族館から堀内さんも初参加してネットを入れました。
川にはいる前に見て回った新堀川はすっかり様変わりしていました。
水底の色が変わっています。そしてこれまでたくさん繁茂していたコアマモが減って僅かになっているのです。愕然としました。
最も豊かに繁茂していた下流の横堀公園横などほとんど無くなり一カ所だけ数メートルの円形に残っていました。それも円の中は空洞のようになっているのです。四国銀行の横にはこれから増えていくだろうと楽しみにしていた小規模の群落の数々は全てなくなっていました。
それでもアカメの子ども達はいました。残されたコアマモに。
(1)街のど真ん中に広がるオアシス、新堀川 (2)さあ、阪本さんの同定がはじまるぞ (3)アカメやハゼたち (4)下司さんが雁木の前に放流、元気で頑張れよ
(1)
(2)
(3)
(4)
アカメの幼魚は合計9尾採集できました。それもほとんどが工事現場のすぐ近くの僅か生き残ったコアマモの群落に。
アカメ 9匹
クロホシマンジュウダイ 1匹
シマイサキ 6匹
カワアナゴ 2匹
ガンテンイシヨウジ 4匹
マハゼ 4匹
ウロハゼ 16匹
ウナギ 1匹
アベハゼ 1匹
ヒナハゼ 2匹
ウシエビ 1匹
アミメノコギリガザミ 1匹
?シジミ 2
以上が採取された種と個体数です。
これまでの調査の時と比べてコアマモ場の最も大きな違いは、たくさんいたアカメの餌生物たちがまったく採集できなかったこと、残されたコアマモたちも元気が無く枯れ始めているコアマモがたいへん多かったことでした。
明らかに工事の影響です。水底の色が変わるほど濁水が流されたためコアマモ達は光合成ができず滅びていっていると思われます。小さな生き物も殺されてしまったのでしょう。
雁木の対岸で覗き込むとざわざわと波打つように動いていたチゴガニたちは全くいなくなっていました。
【シオマネキの声】2007.7.4
本日(2007.7.4)付けの高知新聞の読者の「声」欄に町田吉彦高知大教授の投稿が掲載されました。高知新聞の方は題目など若干の変更がされております。著作権のこともあるので、ご本人に承諾を頂くことができました原稿を掲載させていただきます。
*町田吉彦教授は知事の任命よる高知県野生動植物専門家会議委員(=希少種選定委員会,6月から委員長)です。
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新堀川の観察会に参加して
7月1日に開催された新堀川の動物の観察会で講師を依頼され、親子連れを含む40数名とともにシオマネキの姿に歓声を挙げました。
途中、一人の子供さんがしゃがみ込んでしまいました。何かなと思ったら、携帯で目の前にいるシオマネキの写真を撮っているのでした。カニも大サービスで、巣穴の縁でじっとしており、多くの方が撮影しました。
シオマネキは県条令で保護が必要とされる候補種です。このカニが中心部に生息している県庁所在地は高知市だけで、無残だった新堀川は着実に蘇りつつあります。高知県レッドデータブックの巻頭言で知事は、恵まれた環境を次世代に引き継ぐことが私たちの責務と述べられています。環境破壊は簡単です。しかし、今は自然再生の時代です。
先日、新堀川のコアマモの一部が移植されました。移植に従事された人たちの姿は、社命とはいえ私には残酷でした。彼らは自然が好き、生き物が好きで現在の職業を選んだはずです。今度はシオマネキが予定されています。シオマネキが生息し、コアマモにアカメが集まるからこそ、新堀川の価値が何倍にもなっているのです。
シオマネキが保護の対象種に決定しても、工事の妨げになると知事が判断すればどうでもなります。しかし、川面を大きく塞ぐ二車線道路が全国に誇れる存在でしょうか? 道路はしょせん車のためのものです。しかも、人と車の減少は目に見えています。
道路拡幅の反対運動はあっても、地域住民の表立った賛成の意見はないようです。土佐の文化と自然を尊重する知事の姿勢を、多くの高知市民と県民が期待していると私は考えます。
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【07.4.29新堀川生物観察会】07.5.2(1)アカメがおったよ!。 (2)スズキは桂浜水族館へ (3)アカメは放流されました。
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今回で3回目、過去2回は秋に行いましたが、初めて春の調査を行いました。コアマモ場はやはり工事の影響で薄い生え方でしたが、それでもアカメの幼魚が5尾、準絶滅危惧種のカワアナゴ3尾など13種もの魚類が確認できました。迷人長野の網には50センチほどのスズキが。スズキは5尾以上視認できました。絶滅危惧種のシオマネキは江戸時代に築かれた雁木の前でも確認できました。
【06.10.8新堀川魚類観察会】06.10.23
写真左:大正橋下手でアカメを採集、NHKのカメラ取材に応える高知大学生 伊佐正樹さん。
写真中:左から高知大学生 加藤正洋さん、同、石川晃寛さん、昨年に引き続きお世話になった同大学院生 阪本 匡祥さん、友人の上杉一臣さん。
写真右:採集したアカメの幼魚。19尾のうち1尾を(株)西岡燃料で飼育していただくことにして、残りは全部データをとったあと西岡さんが新堀川に放流しました。
---------------------------------------------------------------------- 掲載が遅くなりましたが、10月8日に新堀川で昨年10月2日に引き続き第2回目の魚類観察会を行いました。結果は以下のとおりです。
採集した魚種はアカメ・クロホシマンジュウダイ・ガンテンイシヨウジ・カワアナゴ・ヒイラギ(高知での地方名は「にろぎ」)・マハゼ・アベハゼ・ウロハゼ・ヒナハゼ・ウナギ・シマイサキ・未同定種(フエダイ科の幼魚)でした。
採集地 高知市はりまや町、菜園場町、桜井町にまたがる新堀川 クロホシマンジュウダイ・ガンテンイシヨウジ・カワアナゴ・ヒイラギ(高知での地方名は「にろぎ」)・マハゼ・アベハゼ・ウロハゼ・ヒナハゼ・ウナギ・シマイサキ・未同定種(フエダイ科の幼魚)
採集日時 06年10月8日11時〜13時
特筆されるのはアカメで19個体、昨年の2倍以上が採集されました。昨年は9個体でした。 また、4月、6月の観察では増え続けて繁茂していた大正橋下手のコアマモが激減し残っていたものも、弱って今にも枯れそうな薄い群落でした。橋上手の水門撤去工事による濁水被害に間違いありません。高知県が絶滅危惧1B類に指定した貴重種であり、全国的にも減少が激しく心配されている種です。それを県の土木工事で大被害を与えるとは何ということでしょう。あきれ果てる行為です。
【新堀川のアカメの子どもがキャラクターに】
●商業広告デザイナー
●NPO高知市民会議(広報部会・デザイン担当)
●磁器上絵付けデザイン【コマドリ教室】講師
●地球33番地クラフト工房 代表
●地球33番地到達証明書発行所
高橋 昌美さんが新堀川のアカメの子どもをデザインしたキャラクターを制作してくださいました。制作者の高橋さんの承諾を頂けましたのでここにご紹介させていただきます。
アカメちゃんが新堀川を守るために活躍してくれることを期待したいです。
高橋さん ありがとうございました。
【ドキュメンタリー06.6.25新堀川】06.6.26
6月25日(日)きょうは新堀川大正橋近くでいつものように西岡燃料の西岡社長のご尽力で盛りだくさんの催しが行われました。「新堀川草の根観光防災祭り」です。
● 新堀川界隈史跡めぐり
中江兆民・武市半平太・岡本寧甫などの石碑をめぐりながら新堀川界隈の歴史を振り返ってみよう。 午後2時30分から4時〜。
○集合場所 西岡燃料倉庫 新堀川大正橋北東付近
●新堀川非常炊き出し体験ひろば
新堀川はチリ地震津波でものすごい濁流になりました。将来、南海地震が起きると予想されております。そこで、防災訓練の一環として超簡単・超手軽な非常炊き出しひろばが開かれました。
○開催時間 午後4時から5時
●新堀川釣りわくわくサロン 2006年6月25日(日)午後5時から6時30分まで
写真(1〜2)、大正橋から下流の暗渠まで昨年と比べると倍以上とおもわれるようなコアマモの繁茂ぶりです。こんな光景をみるとワクワクしてきます。(3)は赤水門を撤去する工事のためのフェンスですが、これが干満差で上流下流とうごくためこの近くのコアマモは痛めつけられてもうダメです。県にたいして陳情し県側は説明会を開くこと解答しておきながら、それすらやられないうちに準絶滅危惧種のコアマモを殺しているのですから、腹が立ちます。(5〜6)下司孝之 さんが講師を務めてくださり近くの子ども達を中心におじさんも混じっての新堀川界隈史跡めぐりです。新堀川の歴史、土佐の先人・偉人の説明を聞く子ども達です。自分の住む街にあふれる歴史の物語を聞けて幸せですね。参加した子どものなかに、新堀川で泳いでいて教頭先生に叱られたという豪の子どもが2人いました。頼もしいかぎりです。
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壊される赤水門のすぐわきにあった「兆民通りの碑」がなくなっています。近くには何の説明書きもなく、どうしたことでしょう。観光で史跡巡りをする人もいるでしょうにあまりにも無礼な仕業にあぜんとします。
(7)近所のおばちゃんやおにいちゃん、おんちゃんがわいわいと非常食つくりに挑戦しました。ビニール袋にお米と水を1対1の割合でいれしっかり輪ゴムで密封。沸騰した鍋に入れ20分まつのだぞ!。鍋から出して20分蒸らしてできあがり。美味しいご飯ができあがり、ふりかけをかけていただきました。うまく焚くコツは空気を入れないことだそうです。
(8)雨が降ったり止んだりで、釣りにはすこし残念な天気でしたが、それでもあちこちに親子連れのにわか釣り師がああでもないこうでもないとほほえましく釣りをしました。(9)生まれて初めて巨大なハゼを釣って『私でも釣れる!ここはパラダイスではないか』(といっているような)、大喜びの浦戸湾を守る会の事務局長でした。
【再生の進む新堀川のコアマモ場-06.4】06.5.14
四月の大潮の時に新堀川のコアマモの生育状況を見て回りました。昨年よりも藻場は拡大し繁茂していました。ことしはこのアマモ場でどれだけのアカメやたくさんの種の子ども達が育つことでしょうか。
(1)新堀川最上流部の工事現場のすぐ下手 (2)大正橋下 (3)大正橋からすぐ下流 (4)コアマモの水中写真 (5)下手から大正橋を望む (6)新堀橋より
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【新堀川を壊すよりより良い環境に-06.4.18 新堀川を守る会、県に陳情】新堀川を守る会は、4月18日、県の文化環境部へ陳情をおこないました。陳情書は下記のとうりです。
『高知県知事 橋本大二郎 様
浦戸湾を守る会
事務局長 田中正晴
新堀川保全のための要望書(陳情)
日頃は「浦戸湾を守る会」の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
さて2005年10月2日に、私たち浦戸湾を守る会が高知大学理学部自然環境科学科海洋生物学研究室の協力を得て実施した高知市の新堀川の動物調査で、9個体のアカメの幼魚の生息が確認されました。
アカメは高知県絶滅危惧IA類に指定されている貴重な動物です。全国的には、アカメの分布の中心は高知県と宮崎県とされており、この両県を除くとその捕獲記録は散発的でしかありません。アカメの詳しい生態はまだ解明されていませんが、幼魚期から若魚期をコアマモに依存して過ごすことは多くの研究例で明らかにされています。すなわち、コアマモなしにアカメの生活史は成り立ちません。新堀川のアカメもコアマモの群落内に生息していました。パルプ廃液で極度の汚染を受けた浦戸湾は、30余年を経てようやくにしてよみがえったのです。あの汚い新堀川を知る高知県民にとっては信じ難い事と言えます。
アカメが棲息している高知県内の汽水環境で規模が大きいのは、四万十川河口域と浦戸湾です。成魚の捕獲記録から判断すると、四万十川より浦戸湾の方がはるかに重要な位置を占めていると考えられます。しかし、四万十川河口域に比べ、浦戸湾の方がより人為的影響を受けやすいのは誰の目にも明らかであり、特に浦戸湾流入河川の河口域に生育するコアマモはその影響をまともに受けやすい存在です。
2005年10月21日に公布された高知県野生動植物保護条例の第1条に、本条例の目的は「県内に生息し、又は生育する希少な野生動植物を県、事業体及び県民が一体となって保護を図ることにより、生物の多様性の保全及び自然との共生に寄与し、もって健全な自然環境を将来の県民に継承していくこと」と明記されています。
新堀川には、アカメと同じく高知県絶滅危惧IA類に指定されているシオマネキも生息しています。カニ類の高知県絶滅危惧IA類は2種のみであり、このような貴重な自然環境が市街地の中心部にあるのは、日本全国で高知市だけと言っても過言ではありません。高知県におかれましては、現在行なわれている新堀川への工事を中止していただきたい。そして新堀小学校の東横の暗渠部分を撤去していただきたい。暗渠撤去により川に日が当たり、コアマモの群落が育ち始め、アカメ・シオマネキを含む生態系が今以上に豊かになります。この全国的にも貴重な新堀川の環境保全に、最大限の配慮をしていただけるようお願い致します。』
写真は左手前、浦戸湾を守る会の事務局長田中正晴さん、陳情書を読みあげています。その右側は高知県文化環境部部長、島田京子さんです。
懇談のなかで浦戸湾を守る会からは、新堀川界隈は高知県にとって歴史的に貴重な史跡、文化遺産が沢山残されており県民の宝であること、こうした貴重な遺産を生かして観光の目玉にもしていくべきなど新しい視点からの提案もしました。「道路はどこでもある、いつでもできる、しかし、貴重な自然環境、また、歴史的遺産はここにしかない。いままで壊し続けてきた、いまはそうした反省に立ち、守り、残していくべき」と訴えました。
環境部長は「(文化環境部に)工事中止を求める権限はない」「土木部に環境が守られるように申し入れている」というお答えでした。文化環境部に工事の中止を求める権限がないのであれば、どこにあるのでしょう。県民が立ち上がるしかないようですね。
現行の計画であれば、新堀川の自然環境は完全に死んでしまいます。高知県のレッドデータブックで最も絶滅が危惧されている、シオマネキ・アカメ、準絶滅危惧種の植物コアマモも絶滅します。高知県が守るべきと筆頭にあげている生物を県の道路工事で絶滅させてはいけません。
わたし(ガイド)は1984年8月に初めてアカメを釣りました。それまで数年のあいだ何度もヒットはありましたが、未熟な腕前のため手にすることは出来ませんでした。以来アカメの魅力に取り憑かれてヘンな釣り人になってしまいました。アカメが希少種であり、生息域が限定されていて絶滅危惧種であることを知るなか、この素晴らしい魚が絶滅などの心配をすることがないようにしたい。いつまでもこの土佐の海で釣り人と対峙してほしい。そのためにどうすればよいかと探り続けてきました。
先ず、アカメを知ることでした。しかし、アカメは1984年、くしくも初めてわたしがアカメを釣った年にLates calcariferとは別種の魚であるとされた、たいへん新しく分類された謎だらけの魚でした。1993年から釣ってはせっせと研究者にサンプルとして提供してきました。仲間にも釣り雑誌の記事でも広くサンプルの提供を呼びかけました。そのせいもあってアカメはLates calcariferのような性転換はしないこと、食性、大まかな季節移動・成熟による移動などがわかってきました。
わたしの最大の成果はアカメが減っている原因とその対策がはっきり分かってきたことです。現在、アカメの子ども達にとって必要不可欠なのが汽水域のアカメの保育所といえる環境です。こうした場所はひじょうに限られた場所であり、面積も少なく、また、人間の活動の影響を最も受ける場所なのです。アカメを守るのは簡単です。この保育所というべき環境を守ることなのです。そして、アカメを増やすことも簡単です。公共工事で破壊した保育所を再建すればよいのです。
やるべきことは、はっきりしました。
いま、浦戸湾へとそそぐ江戸時代に造られた人工の堀川、高知市のはりまや橋から東に400メートルほどしか離れていない都市のど真ん中にある新堀川が道路にされようとしています。2005年10月2日の私たちと高知大学理学部の調査で短時間にアカメの幼魚が9尾、カワアナゴ・アミメカワヨウジなど希少種が採集されました。新堀川はアカメの保育所だったのです。シオマネキも棲んでいます。
またもやこのアカメの保育所が道路にされようとしています。ここでだまっていればアカメを絶滅へと追いやることを黙認することになります。わたしは絶対に守りたいと思って動いています。川の側に寄ればアカメの子ども達の声が聞こえるのです。「とても少なくなってきた保育所をつぶさないで!」と。
新堀川 生きた教材 生きた教育(05.11.23)
【新堀川保育所園児のアカメ活躍 投稿者: 長野博光 投稿日:11月 3日(木)07時08分33秒
新堀川のアカメが活躍をはじめました。きょうの高知新聞朝刊に『これがアカメや』というタイトルで報道されています。新堀小学校の4年生の生徒たちが、新堀川生き物観察会で10月2日に採集し西岡謙一さんが飼育しているアカメを見学。「これがアカメや!」と覗き込む子ども達のいきいきした写真が載っています。そのあと、子ども達は新堀川に入って清掃活動をしたそうです。
なんぼかアカメの子ども達も嬉しかったことでしょう。
小学校のすぐわきを流れる小さな川にこんな生き物が棲んでいることを知った彼らは自分たちの街を、高知を誇りに思うようになることでしょう。】
と「アカメの国」のBBSに書きました。
さらに続いて、高知大学理学部の町田吉彦教授を招いて2005年11月10日、高知市立新堀小学校4年生2クラスと父兄も参加する「総合学習の時間」で「新堀川の生き物のはなし」の特別授業がおこなわれました。
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町田先生によりますと、こどもたちはアカメやシオマネキについてよく予習をしていたそうです。これぞ生きた教材をつかった生きた教育です。なにせ学校のすぐ前を流れる小さな堀川に、貴重な歴史があり希少な生き物がたくさん棲んでいるのです。
熱心に授業を受けてくれたと町田先生は喜ばれておりました。担任の先生はこんなに集中している子供たちの姿は初めてだとおっしゃったそうです。保護者の参加は20名ほどだったそうですが、こちらも集中して聞いてくれたそうです。
「学校の前にアカメとシオマネキがいるのは世界で新堀小だけ.アカメやシオマネキや他の魚やカニがずっと棲めるようにするにはどうしたらよいか,今日の話をヒントに皆で考えてね,という事で話を終わりました.」
町田先生の「アカメを飼育してみたいですか」との問いかけと提案で全員一致で「飼いたい!」となったそうで、大学で飼育中のアカメの稚魚を提供することになったそうです。
アカメの他に採集されたお魚たちを高知大に持ち帰り、学生の阪本匡祥(まさあき)さんと 中尾光利さんと町田吉彦先生が調べてくださいました。
希少種(1)(2)(3)
(1)
(2) (3) (4)
(1)(2)新堀川のアミメカワヨウジは沖縄以北では初めての採集例だそうです。町田先生の確認で明らかになりました。超がつく希少種です。
(3)カワアナゴ (高知県準絶滅危惧種) (4)クロサギ(高知の地方名アマギ)
BSKUは高知大学理学部海洋生物学研究室研究機関略号です。BSKUに続く数字は標本番号です(写真をお借りしました)。
●アカメ 9個体 標準体長 49.3-84.8mm (8個体放流) ●カワアナゴ 4個体 標準体長 44.3-126.2mm
●アベハゼ 2個体 標準体長 12.9-20.7mm ●ガンテンイシヨウジ 6個体 標準体長 57.3-93.2mm
●アミメカワヨウジ 1個体 標準体長 93.7mm ●クロサギ 3個体 標準体長 13.0-14.9mm
●ウナギ 11個体 全長 127.2-299.8mm ●シマイサキ 10個体 標準体長 16.4-39.8mm
●ウロハゼ 13個体 標準体長 21.0-132.2mm ●ヒナハゼ 3個体 標準体長 11.7-20.4mm
●エビ標本 クマエビ 1個体
◎写真確認個体 トゲノコギリガザミ 1個体 (放流)
◎目視確認
アカメ科 アカメ
スズキ類 (クロダイ<高知でチヌ>か,キチヌ<高知でキビレ>?)
ハゼ類
ボラ類
*目視はまだありそうですが、正確に分かるのはアカメだけです*
以上が採集されたもののデータです。
新堀川観察会 (05.10.2)魚類を中心に新堀川の自然をこの目で確認しようと30人ほどの方々が集まり予定どおり観察会が開催されました。
私はというと、稲刈りやら、イノシシ被害の対策やらでいそがしくて稚魚ネットの確認も前日の夕方というだらしなさ。それも網をひっぱりだしてビックリ仰天。ネズミの悪戯で大きな穴やら小さな穴やらたくさん食い破られていました。予定が沢山あってネットの繕いは明日、早めに現場へ行ってやることにしました。とりあえず必要なネット、ブッタイ、ウエーダー、繕いようの針と糸を準備しました。
当日、九時ごろから現場近くで網を修繕しました。
高知大学理学部海洋生物学研究室 阪本匡祥(まさあき)さんと 中尾光利さんがきてくださり、早速準備にかかりました。お二人ともウエットスーツに着替えました。
集合場所は横堀公園内東屋(高知市菜園場町、新堀小学校グラウンド南東側の公園)で、そのすぐ下手の四国銀行(カルポート北)のところから新堀川を遡りながらネットを引くことにしました。集合時間までに下見をしようと学生さんと三人で川を覗いていきました。
アカメのデモ隊
四銀の所に架かる橋の上から覗いた時です。わたしの目が釘付けになりました。「ありゃ、あの形は!」橋の中程から7〜8メートルはなれた四銀側の護岸の際に小さな魚影が見えたのです。思わず声が出ました「あかめじゃ!」、急いでアカメがいる所にいって覗き込みました。学生さんもきて確認しました。まさしくアカメでした。水深は20〜30センチほどの所に少し前傾姿勢で静止しています。わたしたちの気配に気づいたようでつつーと深みに入っていきました。真っ昼間、健康体のアカメの稚魚が人前に、それも私の前に姿を現すなんて、なにかアカメも危機感を持ってわたしに訴えているのではないかと、運命的なものを感じたのでした。
(写真上左より、(1)四銀の下にアカメがいた。(2)集合場所で事務局長の開会挨拶。(3)四銀下でネットの引き始め。(4)入っているかな?。(5)アカメがいた!。(6)同定します。(7)記者の質問攻め。(8)これはなになにヨウジウオ。(9)アカメのデモ隊「ボクたちの保育所をこわすな」。(10)エガニも応援。(11)(12)西岡さんが放流。
ネットを引いてビックリ、つぎから次とアカメの幼魚が入るのです。全部ことし産まれたアカメたちです。新堀川はアカメの保育所でした。
かれらはまるで、新堀川が壊されようとしている事への抗議行動のデモ隊のようにも感じました。ご承知のようにここ、アカメの国のアカメの保育所をつぶして道路をつくろうとしています。かれらは「これ以上、わたしたちアカメの保育所を潰さないでください」と大きな声をあげているのです。
珍しい魚
学生さんお二人は浦戸湾、高知県各地でネットを引いているネット引きのプロです。かれらもここのアカメの密度の濃さには驚かれていました。また、10種を余る魚種を採りました。大きなエガニもいました。その中にはヨウジウオの1種で種子島以北では紀伊半島で一度採れただけの、当然、高知県初記録というものもはいっていたようです。いよいよ浦戸湾の豊かさを痛感します。
(上記ヨウジウオの1種というのはアミメカワヨウジという魚で日本では沖縄県八重山諸島以南に生息していてこの発見は実に驚くべき発見だそうです。町田吉彦博士の調査でその後明らかになりました。写真は上記 続:新堀川観察会を見てください)
ネット引きの終了後、最初の集合場所に集まって、採集したお魚たちの同定(種名の確認)を学生さんがやってくれました。参加者の見守る中で、数尾のヨウジウオたち、数種のハゼたち、たくさんのウナギ、大きな脱皮したばかりのエガニ(ノコギリガザミでしたか?)学生さんがしらないエビなど。
アカメはデータをとったあと、近くに住んで新堀川を守る運動の先頭に立たれている西岡謙一さんが、元の場所に放流しました。アカメたちはデモの役目を果たしてゆうゆうと保育所に帰っていきました。
都市のまっただ中のこれほどの豊かな自然をこわしてはなりません。子々孫々まで伝えていくのが、さんざん自然を壊しまくったわたしたちの責務です。
新堀川観察会へ長野さん 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 9月14日(水)19時55分55秒新堀川の魚類観察会は下記のように決まりました。
奮ってご参加ください。また呼びかけもお願いします。
日時 10月2日(日曜日)、10時30分〜、(干潮時刻11時27分 潮位46cm)
講師 アカメ研究家 長野博光さん(本ホーム頁主催)。
高知大学理学部海洋生物学研究室 坂本さん、中尾さん。
集合場所 横堀公園内東屋(高知市菜園場町、新堀小学校グラウンド南東側の公園)
少雨決行、駐車場はありません。
主催 浦戸湾を守る会
*当日は網を入れて魚類を採取して同定します。魚類のバラエティーが増すように、網は2種類用意して、長野さんの網と、その網より少し目の粗い網を学生さんに曳いてもらいます。*
アカメが捕れることを皆で祈りましょう。
新堀川の清掃の時に来ていた人がカワアナゴの同定をしたかったようです。
新堀川清掃(2005.9.4)9月4日午前11時から、新堀川で有志が集まって清掃活動をやりました。15〜20人ほどの参加でした。親子、恋人同士のカップル、年寄り、熟年、若者と多彩な顔ぶれでした。ちなみにわたしは名誉の負傷?で取材での参加でした。でも、ちゃんと代理の若者に参加してもらいました。田●事務局長は「これほど集まるとはおもわんかった」と嬉しい誤算だったようです。「アカメの国」の古くからのお客さんサジッタspさん(香川県)も釣りの帰りに参加してくださいました。彼は東部の某河川でヒラスズキを釣った帰りでした。ウエダーを履いてでっかいタイヤにとっくんでいるのがサジッタspさん。
この作業の現場のすぐ近くに住まわれている西岡謙一さんが、新堀川を守る運動の先頭に立たれています。写真下段中央の立て看板も西岡さんが作成されました。釣り大会をずっと主催されています。あいにくの小雨模様でしたが、干潮の1時間あまりみなさん汗を流しました。
浦戸湾破壊計画反対関連の発言を記録します 投稿者:長野博光 投稿日:2005年 2月13日(金)07時59分27秒
みなさん こんにちわ
このBBSは容量が少なくすぐ消えていきますので、表記のように発言はそのまま「アカメの国」の広報室に移させていただきます。ご了承下さいませ。
市魚にしては 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月16日(火)22時40分16秒県魚はかつおだったと思うが、高知市の魚にしては。もっとも県の面子が立つなら県魚でもいいと思うけれど。
33センチのアカメが新堀川で釣れ、新堀関連サイトのカウントが上がっている。更に夕刊「短波」という一面下のコラムに「高知市新堀川で三三?アカメ。希少種の生育環境脅かす道路工事。共生論に矯正論。頭痛い県。」とある。
高知県もほうかむりは出来なくなっている。
http://www.kochi-al.org
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改めて自然が大切と思った 投稿者:自然を愛する者 投稿日: 5月16日(火)21時23分7秒
フツとこのサイトに立ち寄ってこのように自然保護のために議論がなされていることに、ただただ驚いています。アカメのことに限らず、自然に何も加えず何も取り去らない、また日本の文化を活かせる世の中になることを願っています。またこの試みが成功すると信じています。
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なるほど・・・ 投稿者:しめの 投稿日: 5月16日(火)17時06分55秒
アカメを研究するために高知大に進む人もいるんですね〜。
はっきりしているのは成魚のアカメがその場所にいるかいないか?
ということは
釣りをする人がいなければ判らないという事実ですね(笑)
新堀川もこのアカメが釣れなければ30cmクラスのアカメがこの川にいるという事実も判らなかった・・・・ということになるのでは?
それであったら
釣り人を禁止しようとするとなると行政はアカメの成魚がいるかどうか隠そうとしてる・・・ということになると思います。
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14日のアカメの記事 投稿者:長野博光 投稿日: 5月16日(火)09時29分51秒
新堀川で釣られたアカメの記事です。
高知新聞と読売新聞で報道されております。
http://www.kochinews.co.jp/0605/060516headline02.htm#shimen2
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/
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討論が大切だ 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月15日(月)23時18分10秒
だんだん、煮詰まっているように思います。私の案など消し飛んでください。
そういえば、25年も前のこと。
浦戸湾を守る会が中心になって結成した高知県自然保護連合が裁判所前のビルの3階にあった頃のことだった。
当時の「野鳥の会」の諸君は、カスミ網の摘発を盛んにしていた。ツグミなど渡り鳥を一網打尽に獲る密猟者の網を撤去するのだが、事務局をしていた自分たちの「方舟の会」は同調しなかった。
やはり、俺たちは岡っ引きじゃないぞ、という意識が働いたのだろう。
のっぴきならない状況の中での「高知パルプ生コン」事件には理解を示しても、これは手段としてとるべきではないと言う判断だった。
自己満足ではなく、多くの人の同意を得ていく作業が自然保護にも必要で、安易な禁止事項は物事が見えなくなってしまうことがあるからだ。
つりの場合、釣りを立派な文化として捉える、その捉え方がどうやら基本のようだ。
http://www.kochi-al.org
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日本の文化としての釣り 投稿者:長野博光 投稿日: 5月15日(月)21時22分22秒
現段階でアカメ釣りを条例(罰金刑や懲役を含むような刑罰を持つ)により禁じることには反対です。
最大の反対理由です。それは釣りは日本の文化であるからです。周りを海に取り囲まれた島国「日本国」に住む日本民族はアイヌ民族を含め太古より営々と魚と親しんできました。
例えば、ハマチはイギリス語では、yellowtailという単語のみで表すのですが、日本の明石地方の呼び名ではその成長段階に応じて、シオワカナ・ツバス・ワカナ・ハマチ・メジロ・モンダイ・ブリと呼びます。さらにスゴイ例では砂漠の民ベドウィンによるラクダの呼び方があるそうです。日本語では「ラクダ」の一言ですが、アラビア語ではその各成長段階はもちろん、「乗用」や「荷運び」のように用途別、さらに「妊娠したラクダ」など、実に200とおり近くもの単語に細分されているそうです。(本多勝一著「民族と文化」より引用)これは生活との密接度の違いによるものです。日本人の生活ににとって魚はたいへん密接なものです。
さて、釣りですが、みなさん、勝部直達氏が書かれた「クロダイ釣りの研究」という本をご存じでしょうか。渓水社より昭和五十八年七月二十日に発行された定価20000円、ページ数982、厚さ7センチというクロダイ釣り専門書です。氏はクロダイの生態調査、行動や水温調査、胃袋を開けては内容物の検証、古代鉤を復元し食いつき方を実験、冬の海に石を抱いて潜り越冬状況を探り、釣り竿、釣り鉤の研究、水産学、魚類学、気象学、古文書まで研究されて、この本を著しました。40年かかったそうです。
感動しました。
メダカ釣りからアカメ釣りまでどんな釣りでもそれはそれは奥深くて、探っても探っても行き着くことがありません。いろいろな釣りの技術や思想が枝葉のように広がり深まり古代から受け継がれてきています。
こうした文化を法律をつくってで一方的に取り締まるということは大げさに言えば、「権力による弾圧」ともいえるのではないでしょうか。アカメ釣りという文化を法で禁じるにはよほどの説得力ある理由が必要でしょう。この、説得力のある、誰が聞いてもなるほどそのとおりという論理性のある理由を高知県は持っているのでしょうか。
高知県版レッドリスト作成の際の、資源量の調査にしても、けっして十分されているとは思えません。また、なぜ以前と比べて減ってきているのか、新堀川にたいする県の取り組みをみていると行政の責任など知らん顔としか思えません。「アカメの国」でわたしは発言してきましたが、いまやアカメを求めて高知県を訪れる日本国中の釣り人の数は夏のシーズンだけで延べ5桁の人々になるといわれています。
四万十川では「ござれ釣り」もやられています。浦戸湾では生きエサで小型のアカメを釣る、職漁(アルバイト程度)のアカメ釣りもいまも細々と行われているようです。
全国から来る若者のルアー釣りは、釣られたアカメの半分以上が放流(リリース)されているとおもわれます。
さて、リリースする釣りですが、もともと魚をあまり食べない肉食人種の文化のようです。釣るがための釣りであり、美味しく食べる、下司さんがおっしゃる「釣りは食べて供養」、「いただきます」の魚食民族の文化とは異質のものです。ですので、リリース前提の釣りであれば許可するというのは、少し無理があるように思います。高知県の行政をあげてアカメの保護に取り組むので、未来にわたり釣りを楽しむためにもできるだけ、放流するようにしてくれという条例にして欲しい(稚魚捕りと稚魚の販売を禁止は前提)と思います。
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今からでは 投稿者:Ladybird 投稿日: 5月15日(月)20時54分39秒
アカメは生態系の象徴.アカメに象徴される生態系を守ろう,というのが本筋でしょう.そういう話になったら公共事業が大きく制限されるので,行政は特定種の「個体の保護」に話を限定したいのでないでしょうか.たとえばアカメを捕獲したら数が減るからダメとか,そういう話に持って行きたいのでしょう.
ただ,そういう条例がすでに議会を通過し,7月には実施されます.時すでに遅しです.今からできることは限られます.
1.アカメを「指定種」としない.
2.キャッチ&リリーズなら「捕獲」ではないことにする.
など.
条文の修正を求めるという方法もあります.しかし各県ごとに制定されるとはいえ,全国一律どの県も同じような内容です.高知県だけが独自性を発揮して本当に自然保護に実効ある条文にするなどという発想も実力も,県の政治家や役人には期待できそうにありません,
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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うーん、リリースか 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月15日(月)08時09分2秒
私の釣りは旧人類なので、「釣りは食べて供養」という思い入れが強いのです。
新堀保全からいいますと、大きさにこだわっているのではなく工事の進捗を食い止めることにポイントをおきます。
リリースという概念が未だ頭の中に入りきれて居ないので、うなりました。
長野さんはどうかなと、振るしかない課題です。
http://www.kochi-al.org
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リリースについて 投稿者:しめの 投稿日: 5月14日(日)23時36分58秒
>たとえば29センチ以下を禁漁とするとか
個人的には大きさでキープの可不可を決めるのではなくあちこちからの反発を承知で言えば全てのサイズのアカメを釣るのは可
キープは不可という事にしてほしいと思います。
なぜなら例えば30cm以上は持ち帰りOKとするとそれ以上のサイズのものは持ち帰るのが当然という流れが起きると思いますし、
産卵能力の高い成魚を無駄に殺すことは、30cm前後の若魚を殺すことよりも後世に与える影響が大きいからです。
(じゃあ釣るなよというのは横に置いといてください)
それと、行政というものに「リリースを前提とした釣り」というものの存在を認めてもらいたいという思いがあります。
多分公的な機関(水産庁や漁業組合は除く)にとって「釣り人=遊漁者」というものは全て釣った魚は持って帰るものであり
最初から逃がすのを前提とした魚釣りというのは存在しないという現状認識だと思われますので高知県が全国でおそらく初めて「リリースを前提とした釣り」というものの存在を認めるというすばらしい自治体であって欲しいと思うからです。
すなわちそれは
「ルールを守る事を当然と思う釣り人」=「釣り師」というものの存在を公的に認めることになり、日本の釣り文化に新しい風を吹き込むことにあると思うからです。
もちろん、リリースの成功の確率やバスのリリースの問題、食べるために釣るという日本古来の釣り文化の継承等異論はたくさんあるともいますがとりあえず「もって帰りたい」という心を抑えて「明日も10年後もアカメを釣りたい」という気持ちで
釣ったアカメは全てリリースとする。
そのような内容の希少種保護条例なら私は望みます。
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アカメ釣 よっしゃーです 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月14日(日)22時58分44秒
新堀川波静か、2時過ぎに見たときは川底が見えていて、アメンボーが一匹滑っていったのみでした。
心をどりますね、新堀川保護のおじさんとしてはアカメリキを借りたいところ。
それで、 「高知県希少野生動植物保護条例」とのからみですが、たとえば29センチ以下を禁漁とするとか、地域限定とかなんらかの規制を加えることで一定環境保護にはなると思います。
そして、それは釣り師への問題ではなく行政の乱開発を許さないと言う法律へと向きを変えるべき問題だと思います。修正していく必要がある条例だと思うのです。
桂浜水族館は浦戸のアカメばかり群れているそうですが、そのうち覗きにいこうと思います。
http://www.kochi-al.org
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アカメが釣れた 投稿者:長野博光 投稿日: 5月14日(日)21時42分41秒
みなさん ニュースです。
今夜、新堀川でアカメの若魚約30センチがルアーで釣れました。高知大学の学生が釣ったそうです。スズキはここ数日釣れつづいているそうで、アカメも狙っていたそうです。
アカメは桂浜水族館に寄贈されたそうです。高知新聞は明日の夕刊、読売新聞は明後日の朝刊に掲載される模様です。
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アカメの研究の到達点 投稿者:長野博光 投稿日: 5月12日(金)06時53分49秒
みなさん、論議が活発になって嬉しいですね。
けーきさん コアマモ場がアカメの唯一の保育場という研究結果は私の調査ではありません。私は追試しているようなものでして、これまで1985年頃からの研究者によるアカメ仔稚魚の研究で明らかにされ論文にされております。こうした長年の調査でいかにコアマモ場が貴重なものかを思い知らされて現在に至っているわけです。
ですので、素人のわたしの思いつきで新堀川のコアマモ場の重要性を発信しているわけではないのです。
しめのさん ありがとうございます。しめのさんのような行動がもっとも大きな力を発揮すると思います。わたしも県にたいして意見を届けようと思っていますが、いまだ文章がまとめきれずにいます。
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高知県担当者からの返事 投稿者:しめの 投稿日: 5月11日(木)23時43分20秒
皆様こんばんは。
先日、長野さんが書かれていた高知県の窓口に希少種の規制に対する意見を送ったところ下記のような返答が来ました。
とりあえずまだアカメについては規制が最終決定したわけでは無さそうなので今のうちにどしどし思うところをぶつけていったほうがいいと思われます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
希少野生動植物(アカメ)に関するご意見やご指摘をいただきありがとうござ
いました。
「高知県希少野生動植物保護条例」は、将来の世代に豊かで多様性に富んだ高
知県の自然を引き継いでいくために、県民の皆様と希少野生動植物を保護すると
いう共通の認識を持って協働し取り組んでいくためのものです。
この条例は、平成18年7月1日から施行されますが、捕獲等を規制する野生
動植物種(以下「指定種」という。)につきましては、本年度内に指定候補種を
選定し、第1次指定種を決定しようと作業を進めています。
選定にあたっては、各動植物の専門家の意見を聴いたうえで、幅広くパブリッ
クコメント(意見公募)を実施するとともに、指定しようとする種によっては関
係する団体等のご意見も伺いながら指定しようと考えています。
お話にありましたアカメの指定につきましても、これから検討すべきと考えて
いますが、条例を施行する7月から直ちに規制するものではなく、この度のご意
見も参考にさせていただき、今後検討して参りたいと考えております。
高知県文化環境部自然共生課長
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この一件 投稿者:けーき 投稿日: 5月10日(水)21時29分4秒
私は保護や生態に関する長野さんのご意見は正しいと思います。
しかし、釣りをする人間がその説を言ったとしても「都合の良いこと」としか受け取られないと思うのです。
では何が必要か。
それは誰もが認めざるを得ない結果だと思います。簡単に捻じ曲げられない実績とはっきりとした生態の解明…これなくして前進はないかと。
(信義上のことや費用労力など、いろいろな制約がありなかなか個人の活動では難しいと思います。)
というのも・・・
確かに新堀川は緊急性のある事例だとは思います。
しかし、アカメの保護を旗頭に活動しても「たまたま居ただけ」ということで片付けられはしないでしょうか。ムツゴロウの例があります。
ないとは思いますが、極論で言えばアカメの成魚がよく釣れる回遊ルートが保護区域となり、肝心のアマモ場などは実績がないため
(稚魚捕獲者が場所を公表するとは思えません)いない・影響がないことを前提に多くが破壊されるのではないでしょうか。(条例にはちゃんと開発を認める但し書きがありますし、多くの方が「アカメは四万十の魚であり、ココにはいない」と思われている現実があります。)
私はアカメに関してはこの魚が好きで釣りをする立場で書いてい
ます。そしてこの魚をもっと釣りたいです。だから、自分ができる最低限のことは逃げずにやろうと思っています。その一つとしてここで自分の考えを書いているだけです。
それ以上、それ以下のことはありません。
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江の口川 投稿者:サジッタsp 投稿日: 5月10日(水)18時28分57秒
河川調査とは、程遠いのですが、つり・採集以外にも、川に入って行くのがす好きなな変人が、此処に一人存在します。毎年同じ場所に入る事で、水面からはうかがい知れぬ事象を掴むことがあります。
以前、新堀川と間違えて、江の口川に釣りに行ったのですが・・・川面にパンを撒いて、鯉達を寄せている地元民を尻目に、出来るだけ魚を散らせないように川辺に立ったのですが、魚種の確認以外に、目の前の大魚(鯉)の大半が、奇形というのに気が付きました。
都市型河川の(放流された子孫の)鯉は、環境ホルモンの影響等で大半が奇形と言うのはご存知の方も多いと思います。が、実際は外姿から判断出来る物は、汚い川に住むボラ類のような「よっぽど曲がりくねった魚」位だと思っていたのです。
実際そのような魚から、「ひょっとしたら、観賞に適さない選別漏れの鯉が、放流時より混じっていた事による鰭の欠損や短躯(チジミ)症かな〜?」と思える魚意外に、後天的な病気かも知れない各部の膨らみ等、まともに綺麗と思える魚が一匹も見つからない状況でした。ちなみに、20キロ離れた別の川では、S字が一匹・半分くらいが短躯でしたが産卵期前の雌も似通っているので不明確で、・・・綺麗な魚も多いのです。 原因となる有害な物質が、川底に眠っているのでしょうか???
鯉は河川の浄化に役立つと、日本のあちこちで放流されています。大ゴイばかりが大量に使われることが多く、生態系へ悪影響すると言われ出しました。外来水草のホテイアオイもそうです。ホテイアオイは回収しないと、やがては枯れて水底に沈み、せっかくの浄化が半減?します。鯉放っておくとどうなるのでしょうか? 色とりどりのコイが生きているのだからと、見せかけの自然に安心していないだろうか? 浦戸湾のアカメも一杯見えるそうです。ビジターの私は、其処での水中アカメは一度も無いのですが。
環境ホルモンが影響しているとはいえ、河川中での小ゴイ(鯉稚魚)の姿、一度も見たことが無いのです。鳥や他魚が食べているだろうし、親ゴイの共食いがひどいのかも知れません。 が、あれだけ産卵行動で飛び跳ねていても、再生産が出来ていないのは明確でしょう。 何年か経って、鯉に限らず鮒やボラ等の小魚が居なくなったら、其れを餌とするアカメも生きていけないとおもうのですが。
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いもちょこ(じゅん)で〜す♪ さんへ 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月10日(水)11時22分2秒
誤解です、勘違いですと言うのはやさしいけれど、自然保護をしているとみんな利害関係があって、他所の方には冷たいときがあります。魚釣りしている人に誰もが好感を持っているわけではないし、書いたように自然保護も利権屋を生んでいます。
私は、みんなそんなことを言わないで大同団結して一致協力、悪徳なんとかをぶっ飛ばそうぜ、と旗をふりません。
別々の立場でいいじゃないかと書いてきました。
『釣り師の意地を見せてくれ』は意地悪発言だったかもしれませんね。『みせね〜よ』というのも勝手ですが、そうはいっても自分の側に引き取って考えれば、アカメをこれからも釣りたいのですから、竿の先を見つめながら言われなくっても考えているわい、といったところでしょう。
ただね、『釣り師』というのは尊称です。「たかが下司の分際で」というのを差別と言います。
このBBSは釣好きの人たちを中心に書き込まれていると思います。そこへなんだか、くそうるさいことを持ってきて、という感情もおありでしょう。言い過ぎたところはお詫びいたします。
http://www.kochi-al.org
この一件から。。。 投稿者:いもちょこ(じゅん)で〜す♪ 投稿日: 5月 9日(火)21時44分21秒
逃げるのもイヤだし・・参加しても 文章も
ろくに書けないがです。
けど・・・まだまだ 釣りに行きたい。
釣り師の意地????なにそれ???
なぜか??馬鹿にされたような感覚です。
所詮 釣り師が・・・みたいな感じやけど???勘違いかなあ〜。
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ありがとうございます 投稿者:しめの 投稿日: 5月 9日(火)21時34分55秒
下司さま
いろいろとお教えいただきありがとうございます。
アカメの保護の状況については思い返せば10年ほど前、この長野さんのBBSで頻繁的に発言してアカメ釣り師先輩方の反発の集中砲火を浴びて長野さんにご迷惑をおかけしたことが思い返され、それ以来の発言であるな〜と思い返されます。
「浦戸湾砂まき事件」もそのころ紐解いた書物で知りました。
昔から高知の「いごっそう」というのは変わらず続いているのだな〜と大阪人として苦笑(失礼)した記憶があります(笑)
私は共産党がどんな党とかは知りませんし知りたくもありません。ただ釣りをするものとして河川工事を行うものにどれだけの利益が発生し、
その治水を名目に行われた工事がもとにどんな状況になったかを川の真ん中から毎年定点観測として10年間見てきました。
ある地点の「親水護岸」と名づけられた護岸工事が原因で反射流が激しくなりその反対側下流の土の岸が崩れ、その修理工事の必要が発生し
その工事で掘り返された土砂で淵が埋まり、浚渫工事の必要が生まれ・・・とどんな名目であれ、河川工事は公共事業の連鎖でありそのたびにアカメは生息域を狭められています。
そしてその「近自然工法」のシンボルとしてアカメが祭り上げていられる現状のなさけなさ・・・。
四万十に架かる大きな橋の欄干にかざられているアカメの像の悲しさといったらありません。
あの橋のおかげでどれだけアカメの生息域が狭められたいうのに・・・。
ただ橋が出来たために廻りに住んでいる人がどれだけ楽になったかも知っています。
ですのでせめてあの橋にアカメの像をつけないでほしいのです。
今回の高知県の希少種保護条例も行政の「一応保護のことは対策を考えています」との言い訳にしてほしくないのです。
アメリカの自然保護団体の大手に
NRA(全米ライフル協会)という団体があります。アメリカ国内の銃規制に反対するロビー団体としてどちらかというと日本では悪名のほうが高い団体ですが
狩猟を趣味とするものがなんとかして狩猟の対象の獲物の保護に力を尽くしたいとの思いで世界有数の自然保護団体となっています。
釣りにもそのような力のある団体が出てきてほしいとずっと思っているのですが銃のメーカーと釣具メーカーでは資金力に絶望的な差があるようで、まだまだ難しそうです。
いろいろと書き散らしましたが
長野さんに教えていただいた高知県の意見募集のアドレスに抗議のメールを出しました。
多分これが今私に出来る唯一のことだと思います。
それと高知県の希少種保護条例が施行されることにより
10年続いた高知県訪問を止める実例として
事あるごとに県に対し言い続けて行こうと思っています。
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やっとアカメのシーズン到来ですね♪ 投稿者:いもちょこ(じゅん)で〜す♪ 投稿日: 5月 9日(火)21時32分31秒
今後も楽しくアカメを釣りに行きたい♪
それだけです。
お願いします。
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補助金に捕食されてはダメ 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月 9日(火)20時11分8秒
しめのさん
県庁舎にも「現代のラスプーチン」程にはいかぬとしても、「セイコウ」や「ヒロセ」などと一世風靡だか、肩で風切る有象無象が繁殖したことがありました。
人権差別を表看板に被差別部落の大衆をも食い物にした補助金行政の泡銭をあてにした詐欺師が跋扈したこともありました。
魑魅魍魎を遠巻きに切るべきことを切らなかった県のお偉方も、部落解放同盟のいうところのまさしく差別者ではなかったかと思います。
そしてまた、共産党のいう似非「解放事業」への補助金は毒饅頭だとする「毒饅頭論」は私は、それは当を得ていると思います。
県下の自然保護運動においても、「立派」に利権が発生していたかですが、私は残念ながらあったと言わざるを得ません。関係者は知っていて口をぬぐっているだけです。
その四万十の方は存じませんが、暴露は常に必要です。
補助金行政に毒された下地の上に「釣り人潔し」論も出てきたのだと思います。
釣り人の自然破壊など多寡が知れています。魚の命を奪う行為を通して自然への畏敬の念を持つことも出来ると思います。
個人的なレベルではなく今はもっと巧妙に、たとえば知事の好きなNPOの姿にと形を変えながらも県庁に食い込む策動が続いています。
当「アカメの国」とのお付き合いのもととなった「浦戸湾砂まき事件」について書いたものを下記にごらんいただきますと幸いです。
http://www.zukan-bouz.com/zkan/zkan/zakki/uradowanmamoru/genjou.html
http://www.kochi-al.org
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しつこく新堀川 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 9日(火)07時50分38秒
親が大事か子どもが大事か?
親も子もその生き物事態が未来に向かって生きていくことができる基本の基本。生息環境が脅かされています。再生産の基盤そのものが破壊される(10-1=9)ということなのです。
アカメは宮崎と高知が地球上での主な棲息場であり、その子ども達が生きていけるのは、両県の数えるほどしか存在しない特定の環境下です。新堀川はその数少ないうちの一カ所であります。
親がいくら増えても(今以上に増える可能性は現状ではないかも)子どもが棲息できる場所を減らしてしまえば、無駄な産卵になりますね。
確かに釣りで親を殺すのはダメージになります。わたしは現状は釣りで絶滅するほど危険を感じていません。釣りは確実性がないのですが、棲息場の破壊はそこで再生産されていた量のアカメが確実に未来にわたり完全に減ります。
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思うんですが 投稿者:竜 投稿日: 5月 9日(火)01時09分22秒
生息数の減少を食い止めるために必要な事・・ 思うのですが1匹の親魚は無数ともいえる稚魚の中から生き残ってきた貴重な勝者です 親魚1匹が死ぬことと稚魚が1匹死ぬ事とどちらのダメージが大きいか・・ 特に大量に産卵する大型は・・稚魚採集の事も大切ですが親魚のキープのほうがダメージが遥かに大きいのではないでしょうか? 全部持ち帰って解剖なんて事はいかがなものでしょう? 最低限の数だけ確保という形にして後はリリース できればタグを打ってが理想ではないかと・・・ 極論で言えば一切の捕獲を禁止して育成環境を確保&保全というのが 本来最もアカメのための方法だと思いますが そこまでしてしまうのも味気ないですし 釣る楽しみが無くなると守ろうという気持ちも無くなってしまうかもしれませんし 自主禁漁期間なんかを設ける必要はあると思いますが・・いやはや難しいもんだいですね でも個人的なエゴイズムや欲望を抜いて考えなければ話はまとまらないような気がします
http://www1.quolia.com/DRAGON-CRAFT
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まあね 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月 8日(月)23時44分4秒
けーきさんの意見も悪くはないと思う。
でも、釣り人のご意見も自然保護運動も陸の上からの能書きであることには違いがないし、アカメから見れば、いい気なもんだと思うかもしれない。まあ、人間と言う動物は勝手なものだから、ね。
私も25年前、全国自然保護連合の総会で商業捕鯨の代理人とやりあったとき、「こんなうまいものを乱獲から救え」なんて言ってたからね。
まあ、ここはけーきさんの方針で押しまくっていただくコーナーだと思うから、徹底研究をしていただくといいと思う。
別個にしていただいて結構だと思う。独自の論理立てで、釣り師の意地を見せてください。でも、時々書き込みだけはさせてね。
今、戦場の一つは高知県の掲示板「ぷらっとこうち」ですからこちらにも覗きに来てください。
http://www.kochi-al.org
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止めたいですね 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 8日(月)17時06分33秒
みなさん 書き込みありがとうございましす。どんどんお願いします。
管理人の私は田植えの準備などで忙しくて家に帰ると「ばたん きゅう」となっております。すみません。
わたしはこれまでアカメ釣りが安心して出来るようにしたいものだと動いてきました。いろいろと調べてきました。分かったことはアカメの保育場を守れば(販売用の稚魚捕りをふくめ)アカメは安泰であろう。釣りぐらいの捕獲圧はそれほど気にしなくてもよさそうだということでした。
この保育場という環境が大切です。再生産の要なのです。現在の研究の到達点ではアカメはコアマモ場なしには再生産できないということです。ここが肝心です。
それではコアマモ場は高知県にどれだけあるのでしょうか。浦戸湾から東部には存在しません。浦戸湾水系も確認できているところは現在新堀川を含めて4水系のみ、もっとあると思っていますが未確認で調査は今年からやります。
浦戸湾以西では現在5〜6水系、調査で少し増えるかもしれませんがそれほど増えることはないでしょう。
親魚は沿岸域全域にいます。ご承知の方はこれほどいるのかというほど、毎年釣られております。親がいくら多く産卵しても保育場がなければ、あっても面積が少なければ少ししか育ちません。減少の最大の原因が公共工事によるコアマモ場の破壊でした。
わたしは単純な思考をします。何度も書きますが、当面のアカメの危機は新堀川の藻場の破壊です。
高知県が保護すべき準絶滅種コアマモが繁茂しており、アカメの保育場であり、希少なシオマネキも住んでいます。アカメにとってもう少ししかなくなってきたコアマモ場を守らなくていつどこでどうアカメを増やせばよいのでしょう。
新堀川をまもれるかどうかはわたしにとって「アカメを守ることが出来るか、分かっていながら守ることができないのか」というところなのです。
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思うところ 投稿者:けーき 投稿日: 5月 8日(月)01時49分50秒
私の他にもラッキーさんの様な方がいらして良かったとホッとしております。笑
では、長野さんのお言葉に甘えまして少々思うところを。
まずもう一度、新堀川とアカメの話を切り離して論議するところから始めてはいかがでしょうか。
と言いますのもこれが話をややこしくしていることだと思いますし、第一、アカメは新堀川だけにいるものではありません。しかも新堀川
の開発にはいろいろな立場の市民の方のご意見や歴史的価値等々いろいろな側面があると思います。それをゴッチャにすると何の話やら分
からなくなるのではないでしょうか。ぜひお願い致します。
その上で、
>アカメをいつまでも釣りたいがために保護活動をする釣り師のほうが潔いと思うのは私だけでしょうか・・・・?
私はしめのさんのご意見に非常に共感を覚えます。
まず、具体的な生態をよりはっきりさせ、有効な保護策を作るところから始めないといけないのではないでしょうか。
例えば…大変面倒ですが釣果や釣果後の解体状況を届出制にするとか。
従来長野さんが個人でされていたことも条例として公共機関で行えばよりデータが集まるのではないでしょうか?集まったデータも税金を使ったも
のであれば、様々な機関でそれを活かせ、多角的に研究が進むはずだと思います。それにより例えばこの時期のココは禁漁のような有効な保護対策
が練れるのではないでしょうか?
釣りをする者としては従来から比べてみれば不便この上ないでしょうが少々の不便で資源保護や釣りをする自由、文化としての釣りが守られる
ならば安いものだと思いますが…
(実際に生態解明に行動されている方々には感謝の念にたえません!!)
>青二才さん
この話題を提供して下さりありがとう!
宮崎では残念なことになってしまったようですが、宮崎にはまだまだ
楽しい釣りの世界がたくさんあると思います。続けていればそのうち
きっと幸運の女神が微笑んでくれると思います。
ぜひ、油断なさらず、楽しんでみて下さいね!
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止まらないのですか? 投稿者:ラッキー 投稿日: 5月 7日(日)21時01分17秒
長野様はじめまして東京から毎年、高知にアカメ釣りに出かけているものですが
このアカメ釣り禁の動きは止まらないのですか?
人生の楽しみを奪われる気分です…
http://www.zenturi-jofi.or.jp/mondai/kaimen/miya_koti_akame.htm
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しまった 投稿者:Ladybird 投稿日: 5月 6日(土)22時19分13秒
すみません.「自然保護条例」ではなくて「希少生物保護条例」でしたね.というか正式名称は敢えて調べる気にもなりませんが,まあそのような趣旨の条例です.いや,そのような趣旨であると自称している条例です.
内容を正確に反映した名称を提案します.「自然保護をやってますというお役所のアリバイ作りのため県民を犯罪者にするが公共事業はフリーパス」条例,というのはどうでしょう?
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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この緑は白か黒か? 投稿者:Ladybird 投稿日: 5月 6日(土)22時04分33秒
確かに,お役所に都合の良いような「自然保護」は,補助金もよく出るでしょうね.
猫もシャクシも自然保護で,最近は「自然保護」の質がきわめて低下しています.本人は「緑色」だと自称しているけれど,はた目にはむしろ自然を破壊していたりする.シロともクロともつかないミドリが最近は大増殖です.
もちろんお役所は自然保護など本気でするつもりはありませんから,こういう混乱は大歓迎.「自然保護条例」なども,そのテの相当あやしい「自然保護」でしょう.
ただし,ただ反発するだけだと,犯罪者にされてハイおしまいです.アカメの保護のために必要なことは何か,具体的に提案して行くことが求められているのでないでしょうか.
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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疑問 投稿者:しめの 投稿日: 5月 5日(金)21時29分0秒
四万十に昔から
「自然保護に深い関心がある私」をアピールするためにアカメについて発言を続ける人がいます。
泳いでる姿を見たこともない捕食音を聞いたこともないのに「アカメの保護」を言い立てても説得力のかけらもなく「自然保護」をお題目に役所から補助金をせしめようとしているとしか思えないのですが・・・・。
それから比べるとアカメをいつまでも釣りたいがために保護活動をする釣り師のほうが潔いと思うのは私だけでしょうか・・・・?
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高知県も偉いにしよう 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月 5日(金)12時08分34秒 編集済
橋本知事も最近のご本『融通無碍』で所信を語っています。
さすれば、和歌山と同じことが出来るのではないですか。
道路が出来るとき、「阪神直結」とか「陸の孤島」ではなくなるとか、幸せが都会から押し寄せてくると吹き上げられましたね。
地場産品が出荷できるとも。
ところがどっこい、大阪から土佐までコンビニにおむすびが届けられたりします。
道路ってなんだろう、川の道よりもそれは優位なんだろうか、考えさせられます。
http://www.kochi-al.org
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和歌山県は偉い 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 3日(水)06時48分40秒みなさん、本日の高知新聞に「都市計画道 前面見直し」という大見出しで和歌山県が未着工の都市計画道を廃止や車線減の方向で見直すことが報道されています。これにより、全事業費の1割に当たる一千億円の削減が可能だそうです。 木村知事は「全部洗い直して初心に帰りおかしな事は勇気を持って直していきたいと」と語っているそうです。
偉い。
ほとんど最下位に位置する財政事情の高知県、素速く見習っていただきたいです。新堀川に蓋をして川を殺す事業に100億円もつかうよりはるかに安い予算で川の畔を整備して将来どれほど稼ぐかわからないお宝を生かしてください。
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削除しました 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 3日(水)06時35分15秒
ぺこぺこさん、みせしめに削除せんとこうかとおもいましたが、やはり削除します。管理者の特権です。えへん。
ここは紳士・淑女?が多く、集い語らう場所なので管理者が気にいらない書き込みはどんどん削除します。
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提案送付先 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 3日(水)04時12分47秒
みなさん 高知県への意見・提案などの送付先です。
http://www.pref.kochi.jp/~kensei/teian/
わたしは釣り人の立場から、保護条例でのアカメの扱いについて提案しようと思っています。
青二才さん 「一人では力がない」、そうですよね。自分だけと思うと心細いものです。しかし、いまやネットの時代、宮崎県の釣りのサイトは沢山ありそうです。かたっぱしからBBSに書き込むんで宮崎県への意見を組織してみるとか、方法はいろいろありそうです。
けーきさん 長文歓迎ですので遠慮せずに書いて下さい。東京から年に何度もアカメ釣りに挑戦されているけーきさんの意見は大切です。
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感謝(;−;) 投稿者:青二才 投稿日: 5月 2日(火)20時23分1秒
ここでみなさんの意見がきっけてよかった・・・本当に感謝します!!!
本当なら県に文句を言いたいところなのですが、若輩者ですし一人じゃ力がありません・・
あと、竜さんも書かれていたのですが、自分もアカメの稚魚の仲介をしている釣具屋?と言うところに行ったことがあります。確かめたわけではないので事実かどうかは解りませんが。
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長野さんありがとうです。 投稿者:ぺこぺこ 投稿日: 5月 2日(火)17時44分24秒
感謝します。m(。_。;))m ペコペコ…
さて、色々有りましたが私も一つやらねばの時期になりました。
今まで研究やサンプリングは釣り以外の苦しいものなので長野さんに押し付けてました。
しかし今までの極少数の人間では色々と出来ないことが多いのも事実です。
生殖関係のことを前々からやってくれと言われていたのだが正直めんどくさい、ヤダって逃げてます。
今回のアカメ捕獲などの件で重い腰も上げなければならなくなりました。
先日友達が釣ったアカメなのだがきっちり捌いて生殖器を送りました。産卵やそのほかのことを全て把握するには全くサンプルが無い状況です。
今後は釣り上げたアカメ全部サンプリングとし解体します。しかし此れがかなり重労働なのだ。
先日の21kgですが解体時間が二時間ですε= (´∞` ) ハァー
捕獲禁止とかにならねばボチボチで良いと思っていたのだが急を要するかもですね。
ちなみに色々書いてるが釣り人なら誰も稚魚の生息場所は多ければ多いほど良いと思ってるのが普通でしょう。
そうそう、仁淀では少し稚魚の生息場所が増えてます。こっそり釣るぜ(= ̄∇ ̄=) ニィ
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行政 投稿者:長野博光 投稿日: 5月 2日(火)17時03分52秒
ぺこぺこさん あらしにきたな! 削除してあげません。
さて、アカメのことになると目が見えなくなる?わたしのこと。まあ、ご勘弁を。
当面のアカメの危機は新堀川への行政による公共工事であります。これまでも行政は自然環境などにあまり気遣うことなく公共工事を行ってきました。その結果が荒れ果てた、(自然豊であった)日本国であります。
気が付くと、色々な生き物が消えていました。
わたしは思う存分アカメを釣りたい。アカメが釣れなくなるのはあまりにも寂しいではありませんか。
なんとか新堀川のコアマモ場を守りたい。新堀小学校前の暗渠をぶちこわしたい(嗚呼!過激だなあ)。そうおもって動いておりますが、違う立場から新堀川を残したいと活動する仲間も知りました。そのなかで学んだことですが、あの新堀川の畔は土佐の歴史の宝庫なのでした。
新堀川そのものが僅かに残っている土佐の歴史遺産そのものなのです。お城下は郊外への野放しの大型店
舗の影響で火が消えたかのようになってきました。新堀川とその界隈の歴史遺産はもの凄いお宝なのです。高知県民のお宝であるし、観光資源として活用できれば道路の一本や二本よりももっと値打ちもの(乱暴ですね)かもしれません。
高知県も7月には保護条例で守るべき動植物が決まるそうです。
わたしはそれぞれの動植物にみあった方法での条例にしてもらいたいとおもいます。アカメについては、●行政による公共工事の見直しをおこない河口(アカメの保育場)の環境を守ること。
●破壊した環境は科学的な見通しのもと公共工事により回復につとめること。
●稚魚の売買を禁止し営業目的での稚魚捕りを禁じること。
これで十分ではないかとおもいます。
意見を述べる機会を県は日を限って作ってくれていたようですが、あれこれ考えている内に間に合いませんでした。が、遅ればせながら届けたいと思っています。
アカメ釣りを愛するみなさん、よいお知恵をおかし下さい。
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ある、魚類保護区の話。 投稿者:サジッタsp 投稿日: 5月 2日(火)10時50分14秒
自分の知っている禁猟区の話をします。
海域なんですが、10年以上は禁猟(水生生物の、一切の捕獲禁止)が、今年で取り払われた様です。保護の成果が上がらなかったように思われます。
赤潮の発生状況以外でもそうなのですが、地球温暖化がうたわれ、次々と「過去に無かった事態」が発生し、水産業者は苦労しております。単に「潮が変った!?」と言うしか無いのですが、見掛けは変っていないので分からないことでしょう。
保護地区(禁猟区)は浅いアマモ場であり、人が手をつけないことにより、主に「魚類親魚の産卵・稚魚の育成」が行われているはずでした。
カキや真珠、魚の養殖筏もあり、人為的な漁礁・餌の流入も見込め、漁民による密猟者の監視もされているようでした。
それでも夜には刺し網が入り、瀬渡し船(業者・個人?)がテトラに着き、子供たちは其れと知らずに「保護地区だから、魚がいっぱい獲れる!」と信じて竿を出します。ごく普通の???、日本の風景でした。
違っていたのは、やはり「魚が一杯は、居なかったこと。」に尽きると思います。県にデーターを求めたならば、より、はっきりするのですが。
結果はこうなのですが・・・・・・経過には疑問が多いです。
密猟者の拿捕数も多いのですが、地区が狭い為、操業船が区域外にすぐ出て行ってしまえるのです。見ていると、いたちごっこです。
地区外ですが、いかにも親魚が出入りしそうな所に定置網もあり、釣り船が良く並んでおります(中には、区域内に仕掛けを投入する人がいます)。
イワシが湧いた時等、区域内の群れを追いかけ回し、区域外に出たところで網を入れる船も居ました。合法ですが、殆んど反則です。
海洋レジャーブームで、ジェットスキーやモーターボート(ウェィクボード)が良く入ります。音がうるさいです。・・・・・・こんな所で、本当に産卵するの? 稚魚が育つの??と、疑問でした。
許可を得た漁船が、月に何度か、刺し網で漁獲調査しています。網を上げる時には県の調査船(他に、潜水での海草や貝類、底質・水質等の調査もまじめに行っている)が来るのですが、朝早くに一度網が揚げられ、大きな魚が選び・抜かれて網が元に戻されます。その魚の事が報告書に記載されていたかというと???はなはだ疑問です。
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新堀川、どうなるのでしょうか??? 投稿者:サジッタsp 投稿日: 5月 2日(火)09時53分55秒
こんにちは、高知県への釣行者のひとり、サジッタSPです。
高知の新聞も月に一度位は読むのですが、此処のBBSはじめ、幾つかのホームページを不規則に読む位で、昨年からの「新堀川暗渠化(車道化その他の)工事」が、方向性が変化しつつも、行政サイド中心で強引に推し進められているようにしか思えません。
工事に異議を唱えて受けて立つ側の周辺住民(賛成派の方も居るのでしょうが?)も、浦戸湾を守る会と手を組みまして、「何とか見直しを!」という意見陳情から、「工事の全面撤回。できるならば、暗渠の全面撤回を!」と、双極端に対立しているようにお見受けします(事情が違っていたなら、勘違いということであやまりります。)。
この「アカメの国」の管理人たる長野師が、「新堀川にもアカメが生息しているので、アカメ研究・保護の立場から 工事反対のアピールに大々的に協力」しているので、釣りとか魚以外での書き込みも多くなっていましたね。
昨年、「浦戸湾を守る会?」の講演を聴きに行った頃、高知在住の御年配の方から、「この浦戸湾では云々、・・・」と、昔からの企業・住民・行政の対立した歴史を聞かされた後、「・・・それでも風化しだすと、すぐに中止された公共工事再開を言い出すのが行政のやり方。決して終わる事はない。」とも聞かされまして・・・・・・長野さんも「次々と手を打たないと…」と傍目オーバーに聞こえていたのが、今になってかなり深刻に受け取れる次第です。
今、アカメ釣りが禁止になろうとしている動きがあります。
一部ではもう実行されているそうで、釣り人としては残念ですが、もともと稀少な魚であり、減少しているのが人間のせいならば、何時はそうなるのが普通だと思っております。
ただし、傍目でもっともらしい事でも、内情に詳しい方によれば訳アリの発令だそうです。
ブラックバスに代表される外来魚、サツキキマス、ムツゴロウ、そしてアカメと、釣り人以外にも国民に広く知られる事となった魚は、その時代の政策の犠牲となることが多いのです。
行政は、簡単な「二者択一」を迫ってくるかも知れません。でも、初心に帰って考えてください。
たとえ、アカメ・コアマモ・シオマネキ等と、稀少種と呼ばれる物が居なくても、新堀川に関る暗渠工事の「使われる税金と完成後の公益評価・歴史的価値」等の異議は残ります。新堀川でなくても、(人の汚したのが分かる)川や海岸、野山を少しずつでも綺麗にしていくことは出来ます。
行政も、公共工事も、橋も埋立地も必要な物です。
一方で、干拓で有名なオランダが、国土を水没させてでも、干拓地の見直しを図っているご時世です。
受け売りではなく、行政や工事に関る人の中にも、自分の様な事を考えられる人が大勢増えて行けばいいと思っております。
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行政の工事が巨悪 投稿者:下司孝之 投稿日: 5月 1日(月)21時45分56秒
宮崎の、そして我が高知県でも行政が「親切」にアカメ保護を言い始めています。
私も釣り師の乱獲よりも、護岸工事、藻場つぶしのほうが罪ははるかに大きく、行政がこんな法律のどこにも自らの手を縛る案文と罰則を入れていないのはおかしいと思います。
http://white.ap.teacup.com/shinbori/
http://www.kochi-al.org
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とりあえず思うところ 投稿者:けーき 投稿日: 5月 1日(月)11時55分57秒
長野さん皆さん、ご無沙汰しております。
先程、夜釣りから帰ってきて(釣果は聞かないで下さい)蜂蜜とバターを塗ったトーストをモグモグやっております。(西洋蜜蜂の蜜どころか外国産の蜂蜜ですが!)
今年のゴールデンウィークは大人しく地元で大人しくしております。
私の立場は県外の1釣り人です。ですので地元の方々の生活諸事情には疎くまた、あまり突っ込んで口を開くのも如何なものかと思っております。
ただ、あえて言わせてもらえば私もぺこぺこさんと同じく何かしらの違和感を感じる一人です。
それからアカメについて。
そもそもなぜそこまでアカメに「価値」を見出すのでしょう?
私などは熱帯魚図鑑で知り、釣りキチ三平であこがれ、長野さんやアングリングの記事等を元に釣り人になったクチです。
たぶん多くの方々がそうなのではないでしょうか。
アカメを語るにおいて「ござれ」の昔からルアーを使う現在まで「釣り」という
要素は必要不可欠なのではないでしょうか?
釣りをする人もしない人も「釣り」という人の行動を通して「アカメ」という存在
を知り、その生態やスケールの大きさに魅力を感じる。だからこそ、観光資源とし
てマスコットになったり、展示されたりもする。
なのに、その行為自体を禁じてしまえばアカメという存在をやがては消してしまう
ことに繋がるのではないでしょうか?
例えば…
生き物というものはえっ!こんなところにいるの…ということがよくあります。
それをもっとも発見し、認知する人というのは誰でしょうか?
その生き物を意識して探している釣り人や研究者ではないでしょうか。
それなのに「その生き物がココにいる」と知る行為自体を禁止じ、その魚の魅力を
昔話のようにすれば、それこそ知らず知らずのうちに埋め立てられたり、護岸され
たりするのではないでしょうか。
また、これは以前から感じる別の違和感なのですが、雑誌などで釣具メーカーの人
などが盛んにアカメを釣ったことをアピールしていますが、なぜ今回のような話が
でると皆さん二の足を踏んだようになるのでしょう?
(中には若造のお前は黙っていろ!と言われる方もおりますが。)
他人事ではなく日頃お世話になっているアカメのことなのではないのでしょうか?
リリース・リリースと唱えるだけが資源保護や釣りの将来につながるのでしょか?
(あるいはどうでもよいのでしょうかね。)
老いも若きもいろいろな方がいろいろな立場で自由に話し合ってこそより良い解決
策が見つかるような気がしますが如何なものでしょう。
他にも書きたいことは多々ありますが長くなりそうなのでこの辺で。
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宮崎県 投稿者:しめの 投稿日: 5月 1日(月)07時14分49秒
宮崎県としてはアカメの生息状況を調査する手段としては「遊漁者や漁業者が、偶然に捕獲した場合には捕獲報告を行うなど、本種の実態を明確にする。」
としてますが、正直、投げ釣りやサビキ釣りをしていて「偶然」かかって、取り込める魚ではないような気がします(笑)。シーバス釣りでも予測していないと厳しいところがありますね。
多分アカメを全く釣ったことがない人が作った条例だと思います。
それにしても宮崎県として取り締まる対象と想定している「釣り師」と「稚魚を取る業者=漁師」の両方の善意(しかも偶然!!)に基づくしか
調査方法がないのに、その2者をとりしまっておけばいいという発想のいいかげんさに驚かされます。
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裏事情なんですが 投稿者:竜 投稿日: 5月 1日(月)02時39分35秒
自分は以前観賞魚関係の仕事もしていたんですが アカメの稚魚のペットショップ流出の事で・・・ 採集はやはり地元の漁師の方が多かったみたいです 業者が・・といった話はあまり聞いたことはないですね それと一部だと思うのですが釣具屋が間に入って仲介していたケースもありました 当然中間マージンは取っていたと思います けっこう昔のはなしなんで今は現状が解りませんが 当時はそんな感じでしたよ 今も変わりない部分もあるかもしれませんが・・・ ちなみに観賞魚としてはモノがモノだけにそれほど人気があったわけでは無かったです それが熱帯魚ブームも下火となった今でも流通しているというのはいささか疑問なんですが 人気のあった当時でもかなり珍しいものでしたので それほど大量に流通しているとは考えにくいのですが・・いったい何処へ消えているのか不思議です ショップでそれっきり・・・なんて事も多いとおもいますが 採集されている稚魚が必ずしもペットショップに流れているとは限らないかもしれませんね そういえば個人に直接売っていた方がいたという話も・・ でも最大の減少原因は環境の破壊によるベイトの減少が最大の要因ではないかという気もします
http://www1.quolia.com/DRAGON-CRAFT
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ごぶさたしています 投稿者:しめの 投稿日: 4月30日(日)23時39分48秒
長野様、皆様
いつも楽しく拝見させていただいています。
宮崎県の条例のこと、ついにこのようなものが出来てしまったということで複雑な気持ちです。
役所にとっては、「保護」という名の下に禁じておけば別にどこからも文句は出ないと思っているんじゃないのでしょうか?
宮崎県としてアカメを保護すべき動物として認めるならば当然、アカメが減っているという統計学的なデータを持っていてしかるべきはずなので
(実際に減っているかどうかは別として)それをぜひ見せてほしいですし、当然、保護する対象として、保護対策に予算を計上してしかるべきだと
思いますが、具体的にどうされているのか非常に知りたいところです。
現状でいうと長野さんも以前おっしゃられているようにアカメの成魚が増えているか減っているかの動向を知るにはアカメ釣り師の釣果から推測するしかありません。
10年以上一つの釣り場で毎年欠かさずアカメの釣れる状況を見ているとアカメの増減にペットショップの稚魚捕獲の多少が釣れる成魚の数と大きさに大きく影響を与えていることが感じられます。
こんな感想も釣り師がいないと出てこないものだと思いますし、稚魚取り業者に監視の目を光らせる人も皆無になるのですが替わって役所が取り締まってくれるんでしょうかね・・・?
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おどろきました 投稿者:長野博光 投稿日: 4月30日(日)20時19分14秒
青二才さん お知らせありがとうございました。しりませんでした。さっそく宮崎県のサイトをみて詳細をしりました。
わたしはここにも書いたかもしれませんが、釣りという文化を法律で禁止して取り締まりの対象にすることには反対です。保護の方法はアカメの幼魚・若魚の生活に欠かすことが出来ない汽水域の環境を守ること、これが最高で最も効果があがる方法です。また、ペットショップへの販売目的で稚魚を一網打尽にとることを禁止することで大きな効果が得られるはずです。
釣りをされるみなさんのご意見をどんどん書き込んで下さい。また釣りに反対される方も書き込みを宜しくお願いします。
ぺこぺこさん 違った感じとは?また色々とお聞かせ下さい。
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条例 投稿者:ぺこぺこ 投稿日: 4月30日(日)19時12分39秒
四月からのことですが此処にも書き込みがとうとう出ましたね。
何か最近少し違った感じとなってる気がするのは僕だけかな。
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宮崎では・・・ 投稿者:青二才 投稿日: 4月29日(土)23時06分48秒
お久しぶりです。宮崎県で今月から「県野生動植物の保護に関する条例」という条例ができてしまいました。この条例にはアカメも含まれていて、捕獲、所持、譲り渡し、譲り受けも禁止されるようです・・・アカメを守るという点では妥当なことだとは思いますが、なんかすごく残念です↓↓↓ものすごくショックを受けました。 ------------------------------------------------------------------------
堀川カルポートへの税金ロードは中断 投稿者:下司孝之 投稿日: 4月29日(土)14時02分58秒
新堀と堀川が交差するカルポートからはりまや橋方面への2階建て高架遊歩道と言う25億だかかける税金の、無駄使いは市民のブーイングで10年間の中断となりました。(27日高知新聞)
妥当な判断でしょう。財政好転が条件ですが、市財政の火傷は大きく10年ではどうでしょう。もし、再開するとしたら埋め立てた堀を元に戻せといいたい。
この堀の向こうにはりまや橋があって、その下に堀を戻せば観光資源になると思う。
ただ、同紙が気になることを最後に書いている。
『岡崎誠也市長は、市北部から高知駅周辺街路を経て「かるぽーと」につながる県道の延伸計画を挙げて「将来的に周辺の交通の流れが激変し、高架遊歩道の必要性は増すだろう」とする一方、「市議会や一部の市民に根強い反対があると認識している。十年ほど様子をみて判断したい」としている。』
とあります。
市のスタンスは市の中心部への車の流入をくい止めるというものだとお聞きしています。余計な道を造って負担を増やすことのないような施策をお願いしたいものです。
http://www.kochi-al.org
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眠りから覚めた 投稿者:長野博光 投稿日: 4月28日(金)19時20分25秒
昨日(27日)今年初めてヘビ(シマヘビ)を見ました。永い眠りから覚めたようです。
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こちらこそ 投稿者:長野博光 投稿日: 4月25日(火)20時08分24秒
フィッシングショップ サンジョイ さん、またこちらにおいでたらお声をおかけ下さい。
新堀川は必ず残したいと思っています。これ以上アカメの保育場をこわしてはなりません。
できましたら高知県の土木部へ抗議のメールでも送って下さいませ。
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/
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有り難う御座います。 投稿者:フィッシングショップ サンジョイ 投稿日: 4月25日(火)07時37分14秒
長野さん、リンクして頂きありがとう御座います。
私の方も完了していますのでご確認ください。
新堀川、工事ストップ出来る事をお祈りしております。
夏は長野さんの家の近所にアカメ狙いに行っておりますので
またそう言った話を含めて色々お話聞かせてください。
今回は有り難う御座いました。
http://www.sunjoy.biz/
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宜しくお願いします 投稿者:長野博光 投稿日: 4月23日(日)09時06分2秒
てっつーさん こちらこそ宜しくお願いします。
久米島には以前、一度だけ釣りに行ったことがあります。パヤオの周りのキハダのジギングが中心でしたが、磯では小魚と遊びました。「何とか?ミーバイ」など色々と釣りました。
またゆっくりとホームページを拝見させていただきます。
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/
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ありがとうございました。 投稿者:てっつー 投稿日: 4月22日(土)19時37分32秒
こんばんは、長野 博光様
相互リンクの件ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
http://www.1trry.com/
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守ろう新堀川 投稿者:長野博光 投稿日: 4月20日(木)21時36分37秒
みなさん 4月18日、「浦戸湾を守る会」が県の文化環境部に陳情しました。
高知遺産
http://white.ap.teacup.com/shinbori/
守れアカメの聖地浦戸湾
http://www1.ocn.ne.jp/~akame/mamoreakamenoseiti.html
高知県のための掲示板・フォーラムサイト【ぷらっとこうち】
http://www.plat-kochi.com/bbs/details.php?theme=0&roomno=644&pritype=list&parent=0
のサイトでその模様が掲載されています。
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/
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リンク了解しました 投稿者:長野博光 投稿日: 4月20日(木)21時25分5秒
てっつー さん フィッシングショップ サンジョイさん はじめまして。
リンクありがとうございました。当方からもリンクを張らせていただきます。これからも宜しくお願いします。
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/
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すみません。 投稿者:フィッシングショップ サンジョイ 投稿日: 4月20日(木)05時22分26秒
URL書き込みミスってますのでもう一度書き込みしておきます。
何度もすみません。(汗
http://www.sunjoy.biz/
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当店も相互リンクのお願いです。 投稿者:フィッシングショップ サンジョイ 投稿日: 4月20日(木)05時15分11秒
長野さん、初めまして
この度当店もサイトをオープンしましたので
是非アカメの国様と相互リンクをして頂きたくお願いに上がりました。
個人的にアカメが大好きな者でして
ネットを繋いでサイトに初めて訪れたのがこちらのサイトでした。
よろしくお願いします。
http://http://www.sunjoy.biz/
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相互リンクのお願いです! 投稿者:てっつー 投稿日: 4月19日(水)21時17分7秒
はじめまして、管理人様!
「海釣」サイト管理人のてっつーと申します。
本日は相互リンクのお願いで書き込みさせていただきました。
私共のHPを多くの人に見て貰いたく、
相互リンクのお願いに参りました。
◆初めてHPを作りました。、まだまだ低レベルなサイトですが、
人様のお役に立てるようなHP目指してがんばっております。
よろしくお願いいたします。
また、HP拝見させていただいた上で、私共のHPにリンクさせていただきましたのでご報告いたします。
☆リンクの件☆
下記のページにリンクさせていただきました。
URL:http://www.1trry.com/link%20sougouB.html
ご確認後、ご検討の方よろしくお願いいたします。
相互リンク受けて貰えましたら、下記内容でお願いいたします。
(バナーがありませんので、テキストリンクでお願いいたします。)
タイトル名:海釣
URL:http://www.1trry.com/
紹介文:ルアーフィッシングの基礎やテクニック、久米島の釣り場紹介等。
(紹介文は変更しても構いません)
どうぞよろしくお願いいたします。
◆「海釣」サイト管理人◆
http://www.1trry.com/
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アカメのお宿を守るため 投稿者:下司孝之 投稿日: 4月13日(木)11時39分14秒 編集済
新堀400年の歴史からアカメを守れないかという企画です。
演題「新堀川のそばで育った中江兆民の物語」
講師 猪野睦さん(中江兆民顕彰会) 土佐山田在住
日時 4月23日(日曜日) 午前10時より午前11時30分まで
場所 西岡燃料ショールーム 高知市桜井町1丁目7番15号
(新堀川桜井橋と大正橋の間) 駐車場はありません
主催 浦戸湾を守る会
会費 無料
猪野 睦 略歴
1931年高知県に生まれる 「蘇鉄」、「日本未来派」、「岩塩」に参加。
詩集『沈黙の骨』。『植村浩詩集』などと
ともに高知文学運動に光をあてた。
『ノモンハン桜』では壺井譲治賞を受ける。現在、詩人会議会員「炎樹」「風土」同人。
高知文学学校運営委員長。 高知自由民権館友の会会員
中江兆民100年では顕彰事業に奔走。 共著に『兆民』
http://www.kochi-al.org
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Re: お魚の寄生虫 投稿者:Ladybird 投稿日: 4月10日(月)10時36分6秒
長野さん.よろしくお願いします.楽しみにしています.
町田先生の解説,興味深く拝見しました.ミカドアゲハやヒラズゲンセイ等と同じように,アカメを高知のシンボルにしたいものです.
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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高知に科学博物館を作る会 投稿者:長野博光 投稿日: 4月10日(月)06時46分11秒
「高知に科学博物館を作る会」のホームページにアカメがでています。高知大学の町田先生が掲載され解説されています。巨大なエガニの写真も!浦戸湾の豊かさを実感できます。
山と海とお日様の国、自然豊かな高知に科学博物館を是非つくっていただきたいものです。
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/
お魚の寄生虫 投稿者:長野博光 投稿日: 4月 6日(木)21時10分30秒Ladybird さん
アジなどの寄生虫見つけ次第、サンプル瓶にいれます。しかし、スズキやアカメは最近はまったく釣りに行ってないので気長に待ってください。仲間に頼んでおきます。
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Re: ムシ 投稿者:Ladybird 投稿日: 4月 6日(木)09時49分17秒
長野さん,たいへん面白い情報をありがとうございます.私は海のもの関係に疎遠なので,ぜひ実物を見たいものです.できたら取っておいていただけないでしょうか.
アカメの体表にも付いているんですね.やっぱり「うおのえ」の類でしょうか.
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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ムシ 投稿者:長野博光 投稿日: 4月 1日(土)20時40分48秒
Ladybirdさん
サヨリヤドリムシは初めて見せてもらいました。アジの口の中にいるダンゴムシのようムシはよく見ます。もっとも一般的なムシでしょうね。まれに、スズキやアカメの体表にいる小さなダンゴムシのようなムシも見ましたがこちらは少ないかも?
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とーとつですが 投稿者:Ladybird 投稿日: 4月 1日(土)08時37分10秒
魚のエラに付いている「うおのえ」,エビの体表に付く「やどりむし」など,どれも等脚類(だんごむしの仲間)です.先日,サヨリのエラに付いていたという虫(サヨリヤドリムシ)を見せてもらいました.
変な虫です.どんな虫かは,掲示板「高知のナチュラリスト」(下のURL)を見て下さい.こんな虫なら**魚でよく見かけるよ,という方はご連絡ください.
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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参加したいですが 投稿者:長野博光 投稿日: 3月31日(金)18時41分45秒
下司さん 花見のお誘いありがとうございました。楽しそうですね。是非参加したいのですが、この日は都合が悪く参加できません。 残念です。
楽しんでくださいね。
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お花見のお誘い 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月29日(水)22時52分11秒
☆ 新堀川:横掘公園 電車通り四国銀行木屋橋支店の北側、満開の桜の木の下。
龍馬も通った武知半平太道場の南です。
1000人は入る大きな児童公園です。
☆ 4月2日(日曜日)12時から14時まで、料理は一品持ち寄り、
飲み物持参という負担をかけない軽いお昼の会です。
主催 浦戸湾を守る会
近くの西岡燃料店では日曜日もアカメの子供を見ることが出来ます。
週間天気予報では曇りのち雨60%でよろしくないけれど、 雨なら下司病院の2階職員食堂で。ここでは お酒は飲めませんが、駐車場があります。
http://www.kochi-al.org
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ありがとうございます 投稿者:長野博光 投稿日: 3月28日(火)22時13分19秒
下司さん いつも情報をありがとうございます。さっそくネットでみました。
良い記事ですね。
松山さん 先日は美味しいものを沢山ありがとうございました。種子島は暖かいでしょうね。高知も田植えが始まりました。一昨日はツバメがたくさんやってきました。ツバメを見ると初夏の気分になります。
マムシは怖いです。いまだに傷痕は痺れていますし、その辺りの皮膚が硬く変質しています。爪まで変形して、つくづくたいしたものだと感じ入っています。
そういえば、種子島で孟宗竹を見た記憶がないのですが、孟宗竹はあるのでしょうか。いま裏の孟宗の竹藪でタケノコが生えていて毎日タケノコ掘りです。でかいのは一本で3.6キロが出ていました。旬になると最大で8キロほどになります。
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ご無沙汰しております。 投稿者:松山 投稿日: 3月28日(火)10時24分18秒
こんにちわ。お元気にされていますか?
こちらはもう大分暖かくなってまいりました。
天気のよい日は昼間は半袖でも平気です。
暖かくなってくると釣行が楽しみになってきますね。
お体に気を付けて今年はマムシにかまれませんように・・・
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志士もアカメも育った川 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月27日(月)13時36分37秒
今日の朝日新聞、高知版『第2高知』に街角を紹介してゆく「新堀川かいわい・高知市」が一面を使って『志士もアカメも育った川』と報道していました。
http://www.kochi-al.org
Re:アカメの産卵数 投稿者:受験生の父 投稿日: 3月21日(火)12時38分24秒長野博光 様
ご丁寧な回答ありがとうございます。ニタリクジラ(哺乳類)、アカメ(魚類)、ヤイロチョウ(鳥類)、アカガエル(両生類)、アカウミガメ(爬虫類)と脊椎動物がそろうのでアカメは魚を指しているのでしょう。
高知大の海洋生物学研究室にいただいたお返事では「日本動物大百科6 魚類」のP.107に「1億粒以上も産卵するらしい」と記述があるそうです。
長野様に教えていただいた情報と合わせて考えても、アカガエルよりアカメの方が圧倒的に卵の数が多いですね。これならば、一般的な知識で解ける問題ということになります。出題者の意図も理解できます。私が参照している入試問題の解答は某学習塾が作成販売しているもので、この解答が間違っているようですね。
それにしても、すごい数ですよね。とても勉強になりました。実際に研究に取り組まれている方々にも頭が下がります。ありがとうございました。
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訂正です 投稿者:長野博光 投稿日: 3月20日(月)17時24分6秒
すみません。引用ですので正確でないといけません。
「バラマンディの卵は直径約0.8ミリの分離浮性卵で、孕卵数は7.7キロ〜20.8キロの雌で230万〜3220万/尾とされているが、タイの国立沿岸養殖研究所での産卵数は50〜100万、インドネシアでは100万〜200万/尾である(河野、未発表資料)。」出典=吉田陽一(編)、1992、東南アジアの水産養殖、恒星社厚生閣刊。 ------------------------------------------------------------------------
アカメの産卵数 投稿者:長野博光 投稿日: 3月20日(月)17時19分43秒
青二才さん
宮崎のかたは知ってはいますが、最近あまりここには来てくれてないみたいですね。もう少しお待ち下さい。
下司さん 情報いつもありがとうございます。そろそろ県当局にガチンと決定打をうちたいですね。
受験生の父さん
はじめまして。「アカメの国」のガイドの長野です。
>はじめまして。いま息子と土佐中の過去の入試問題に取り組んでいます。「ニタリクジラ、アカメ、ヤイ>ロチョウ、アカガエル、アカウミガメを卵や子の数が少ない順にならべよ」という問題の解答が「ニタリ>クジラ<ヤイロチョウ<アカウミガメ<アカメ<アカガエル」となっていました。
>この「アカメ<アカガエル」のところが、一般的に両生類<魚類だと思っていましたので意外でした。
受験生の父さんの疑問と思われていたことが正解です。解答は誤っています。ただ、あくまでも「アカメ」=魚類としてです。アカメが魚類ではなく何か他の生物をいっているのでしたらわかりませんが。
日本産のアカメの産卵数はおよそ50万と読んだことがありますが、出典を探していますがみつかりません。アカメに大変近い種のバラマンディの研究はたいへん進んでいまして、すでに1973年にはタイ国のソンクラ水産試験場で人工採卵による種苗生産に成功、つづいて、1976年には自然産卵に成功しています。東南アジアでは種苗生産も盛んで養殖も多く行われております。バラマンディの卵は直径約0.8ミリの分離浮性卵で、孕卵数は7.7キロ〜20.8キロの雌で230万〜3220万とされているが、タイの国立沿岸養殖研究所での産卵数は50〜100万、インドネシアでは100万〜200万/尾である(河野、未発表資料)。出典=吉田陽一(編)、1992、東南アジアの水産養殖、恒星社厚生閣刊。
日本産アカメもそれほど大きな違いはないのではないでしょうか。
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Re:アカメの産卵数 投稿者:受験生の父 投稿日: 3月20日(月)14時08分36秒
Ladybirdさん、お返事ありがとうございます。
やはり一般によく知られていることではないのですね。
あまりにもマニアックな問題で、満点防止用かもしれません。
ご紹介いただいた海洋生物学研究室に質問してみます。
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これは難問 投稿者:Ladybird 投稿日: 3月20日(月)10時57分20秒
受験生の父さん,こんにちは.
アカメの産卵数ですか.これは難問.
高知大学理学部の魚研究室(正式名称を忘れた)
http://kent.parks.jp/52/gadus/bbs.cgi
に問い合わせてみたらどうでしょう.
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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審議内容 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月19日(日)22時52分3秒
<100%<論を持ち出してきましたよ。
http://white.ap.teacup.com/shinbori/
http://www.kochi-al.org
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アカメの産卵数 投稿者:受験生の父 投稿日: 3月19日(日)21時44分44秒
はじめまして。いま息子と土佐中の過去の入試問題に取り組んでいます。
「ニタリクジラ、アカメ、ヤイロチョウ、アカガエル、アカウミガメを卵や子の数が少ない順にならべよ」という問題の解答が「ニタリクジラ<ヤイロチョウ<アカウミガメ<アカメ<アカガエル」となっていました。
この「アカメ<アカガエル」のところが、一般的に両生類<魚類だと思っていましたので意外でした。アカガエルは一度に1000〜2000個の卵を産むようです。
しかし、アカメの産卵数についての情報を見つけることができませんでした。
ご存じの方、教えていただけませんでしょうか。
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県議会でアカメの審議 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月16日(木)10時42分50秒
3月13日の県議会文化厚生委(自然保護関係)では塚地議員により、また企画建設委(土木関係)で、吉良、浜田(安芸郡)両議員がアカメ問題について触れて質疑が行われました。
詳細はこれから聞きます。
http://white.ap.teacup.com/shinbori/
http://www.kochi-al.org
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質問なんですが・・・ 投稿者:青二才 投稿日: 3月13日(月)20時16分5秒
お久しぶりです。
みなさんに質問なのですが、この掲示板にいらしている方の中で、
宮崎県に住んでいる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか??
もちろん、プライバシーというものがあるので、
公表されたくない方はよろしいですよ(^_^;)
よろしければご協力お願いします。
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(無題) 投稿者:Ladybird 投稿日: 3月12日(日)17時05分18秒
この掲示板の趣旨から少しハズれますが,四国自然史科学研究センターの谷地森さんからの連絡を転載します.
(以下転載文)
3月11日より、高知県越知町立横倉山自然の森博物館で、企画展「みんなで調べた越知町の哺乳動物」が始まります。この企画展は、越知中学校、横倉山自然の森博物館、四国自然史科学研究センターが連携して実施した事業の成果を展示発表するもので、その内容は、「越知中学生が哺乳動物調査員となり、博物館職員ならびに研究センター職員から哺乳動物の専門的な調査方法の指導を受けながら、自分たちが住んでいる越知町にどんな哺乳動物がいるのか、人との関係はどうなっているのかを調べる。」というものです。
展示には、中学生たちの活動、調査の成果などを展示パネルで紹介しています。また、実物資料として、調査機材を展示するとともに、調査活動の過程で収集した哺乳動物死体を標本化した剥製標本ならびに全身組み立て骨格標本を展示しています。剥製標本は「四国の哺乳類」ということで越知町で確認された種以外も展示していまして、35種45点が紹介されています。また、全身組み立て骨格標本は10種10点が展示されています。これらの標本は1点を除いてすべて四国産です。
企画展は5月14日までの長期間です。皆様お時間をつくって、ぜひ博物館へおいでください。
http://bbs1.whocares.jp/bb/u/hexaspil
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それもこれもすごい 投稿者:Ladybird 投稿日: 3月10日(金)04時10分49秒高知県のホームページ「ぷらっとこうち」を見ていたら,四万十川関係のところでアカメが話題になっていました.発言するには登録が必要とかで,敷居が高い.それに,やっぱり官製のページはいかがわしい.でも見るのは自由です(だと思うけど).
カワウソの話もスゴいけど,確認は難しいでしょうね.ウンコでも残っていないでしょうか.それとも四国自然史科学研究センターの方にお願いして自動カメラを設置してもらう?
寄生虫そんなにいるんですか.見つかったら保存していただけるように手立てを考えてみます.
アカメは汽水(ほとんど淡水?)で発育してから海に出て,海水中に産卵,でしたか? (すみません.違っていたらご指摘ください).この生活史だとすると,寄生虫は「淡水」系というよりは,「海」系かな〜?
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それはすごい 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 9日(木)07時00分26秒
竜さん
スゴイ話ですね。早速この事を町田先生に知らせておきます。元気でいてくれるといいのでね。
下司さん
わたしの見たものは肉眼ではっきり確認できます。 ですので見えなければさしみでも大丈夫ですよ。
心配していたらきりがありません。見えないサイズものが圧倒的に多いようです。牡蠣の生などよりだんぜん安全なようです。
入荷するアカメが40センチほどであることを祈っています。
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寄生虫には気をつけます 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月 9日(木)00時35分8秒
医大生の実習に使う鯖にびっしりついているのは目撃しましたが、アカメにもいるのですか、刺身大丈夫かなー。心配になってきました。
町田先生も台湾でアカメを食べたらおいしかったといってましたね。うまい魚は保護しなくては。4,50センチぐらいがうまくて1メートルを越すとうまくないそうですが、魚屋が「へいおまち、メートルのアカメです」なんて電話をしてきたら、財布のほうも食欲のほうも心配です。
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アカメの話題じゃないんですけれど 投稿者:竜 投稿日: 3月 8日(水)23時16分6秒
先日友人からヘンな動物を見かけたんだけど・・・って相談されたんですが 聞いてみるとどうやらカワウソっぽいんですよね 以前から目撃報告の多いエリアなんで あり得るかもしれません そこそこ動物を知っている人間なのに変な事言うと思ったら・・・見慣れないのも無理は無いですね 道路を横切って行ったらしいのですが 大まかな特徴は一致していて 特に尻尾が変で走り方が変だったというのです 聞いてみると・・・ どうもそうではないかと思えるのです 目撃したのは長野さんも知っている佐賀のK氏です
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さすがLadybird さん 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 8日(水)21時21分56秒
Ladybird さん こんばんは。
さすがですね。います。寄生虫はよくいます。アカメの寄生虫でよく目に付くのが肉にゴマをまぶしたように入っているものです。ゴマをまぶすほどはめったにないのですが、食べるのをためらうほどです。
気を付けているとよくいます。色は灰緑で大きさは長さ1〜2ミリ太さは0.5ミリほどでしょうか。拡大してみたことはありませんので、正確な形状はよくわかりません。
最近さっぱり釣りに行っていませんので、「アカメの国」のサンプル求むのページに掲載してみます。
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虫はいませんか? 投稿者:Ladybird 投稿日: 3月 8日(水)10時57分25秒
下司さん長野さん
もしアカメに寄生虫がいたら,ご連絡ください.
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おいしそうですね 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 7日(火)07時35分40秒
下司さん
「御畳瀬干物祭り」そんな催しがあるのですね。行きたかったなあ。メヒカリは旨いですね。でも少し高価だからあまり手が出ません。アオメというのもあるのですか。こんど探してみます。フカはテツボシがすきです。今朝も食べました。
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まずアオメを食した 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月 5日(日)23時39分13秒
今日は土佐湾中央部浦戸湾口の漁港、「御畳瀬(みませ)ひもの祭り」に行ってきました。県都・高知市の中にすっぽり入った内湾の港町です。
今回始めての町興し企画で、深海魚で干物がうまいメヒカリに似たアオメを一匹、はだかややけども。
はだかは沖うるめの干物、やけどははだかイワシの干物、土佐では裸より過激に『火傷』といいます。フカ(鮫)のみりん干しもありましたよ。
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ありがとうございます 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 4日(土)08時07分32秒
下司さん
アカメを入手して食べられましたら、料理法、味など教えて下さい。 小さい方がどんな料理にも使えます。
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鮮魚店の親父に会いました 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月 2日(木)22時19分59秒
毎日通る道です。
『アカメは入荷がありますか』『結構あるよ』、『名詞です、あがったら頼みます』『大きいのから小さいのまであるよ』、
『食べたいからお願いします』『いいよ』、
『まだつれるのかな』『漁師はたて網でも取るから』
魚屋での会話ですからね。では、お休み。
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お疲れ様でした 投稿者: 長野博光 投稿日: 9月 4日(日)18時00分15秒
新堀川の清掃活動に参加されたみなさん、お疲れ様でした。釣り大会の会場付近はかなりきれいになりましたね。自転車2台、大型トラックの古タイヤ、大型ビニールなど大物をゲット。
サジッタspさんはさすが大物を狙っているだけあってちがいますね。
15人もの有志が雨の中、汗を流しました。浦戸湾を守る会の田●事務局長もよろこんでいました。
清掃活動が終わってからは天気が良くなり、●沢先生からは雨男の追求があり「田●が絶対そうだ」「てるてる坊主も効かなかった」とぼやきがもれておりました。
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高速道路 投稿者: 長野博光 投稿日: 9月 4日(日)17時48分20秒
しめのさん
おっしゃるとおりです。遠くても良いところはよいところ。
便利になって失うものが多すぎて、大きすぎて、わたしも臆病になっています。
竜さん
7600グラムは大きいですね。しかし、わたしが通った頃、知人が10キロオーバを釣っています。2人の釣り人が各1尾。わたしも目指しましたが手にすることはできませんでした。
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四万十 投稿者: しめの 投稿日: 9月 3日(土)07時32分58秒
今回はルアーでした。
フライでも狙ってみたのですが流石に月あかりもない夜中にやるのは
厳しいものがありました。
新しい橋は四万十屋のちょっと上流に出来ていて今は橋桁だけが
出来ている状況です。ここが今後出来る高速道路の出口になるとか・・・。
須崎まで来ている高速道路が中村まで続くと大阪からの移動時間が早くなっていいのですが
中村は遠いままでいてくれたほうがいいような気もしますし・・・
ちょっと複雑ですね。
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今年も釣られましたか 投稿者: 長野博光 投稿日: 9月 2日(金)07時38分13秒
しめのさん アカメの夏は成果もあったそうで良かったですね。今回は餌釣りだったのでしょうか。
わたしもしばらく四万十川には行っておりませんが、そうですか、新しい橋が造られているのですか。どこのあたりなのでしょう?
平成の大合併で自治体名がたくさん変わっているようで、古いカーナビが役にたつかと変な心配をしたりしています。
おめでとうござします。
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ごぶさたしております 投稿者: しめの 投稿日: 9月 1日(木)21時26分58秒
今年はどこの川もアカメは調子よいようで
四万十も同じように好調だったようです。
私もお盆過ぎに夏休みを兼ねて行きまして
昨年につづいて1匹釣ることが出来ました。
それにしても中村市が四万十市になってたり
新しい橋が建設中だったり
1年ぶりに行くとどんどん変わっているのに驚かされます。
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ボツになった投書 投稿者: 長野博光 投稿日: 9月 1日(木)20時16分16秒
高知新聞の読者の声欄に投書をしましたが、どうやらボツになったようですので、ここに掲載します。
「高知市の歴史的遺産、都市砂漠のオアシスを残そう」
いま高知市にわずかに残っている貴重な歴史的遺産であり、文化遺産でもある新堀川が川面にフタをされ何と道路にされようとしている。日本三大ガッカリ名所とまでいわれるはりまや橋もだが、堀詰などいまや地名でしか昔の堀川があったことを思い出させるものない。浦戸湾にそそぐいくつもの河川とともに人工の堀川がたくさんあり水の都であった昔の面影はない。
高知駅周辺都市整備事業の都市計画道路『はりまや町一宮線』として現在の2車線から4車線に100億円の予算を使って拡幅されようとしているこの沿線は下町情緒ゆたかな一帯であり歴史的遺跡も多い。石積みの護岸が残る新堀川はまさに砂漠の真ん中にあるオアシスのように人々の心をなごませる。
以前はドブ川といわれたが、いま、子ども達が釣り糸をたれ歓声があがる。ハゼが釣れクロダイが釣れる。澄んできれいなため近くの小学生が川に飛び込み先生が慌てたという。 調査では122種もの生物が確認され、その中には土佐を代表する大魚アカメ、また同じ絶滅危惧種であるシオマネキというカニまでが生息しているという。
いまや世界の主流は人類の遺産を守り、環境を守り自然を将来に残す事業であり、人類の生き残る道といわれる流れであろう。国でも環境庁はいまや環境省に格上げされ自然環境の保護事業は国の大きな方針となっている。
将来を見通すと貴重な遺産、高知市の自然と文化の豊かさのシンボルとして、また観光高知の誇るべき財産として新堀川を残すことのほうが、はるかに大きな価値を持つ。新堀川を美しくして残すことに県民の税金を使ってもらいたいものだ。
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好奇心の固まりが服を着ています 投稿者: 長野博光 投稿日: 9月 1日(木)17時11分34秒
けーきさん わたしは好奇心の固まりが服を着ているようなものです。ですので、山に入っても海に行っても農道を歩いていても退屈しません。
わたしもヘビの巳になって考えてみようとしましたが少し無理がありました。シマヘビの産卵期に合致しているのでしたらけーきさんの推察どうり産卵行動でしょうね。ほかにはあれほどの時間をかけた重労働をすることはとても考えられません。
ありがとうございました。
サジッタspさん
清掃活動は高知市当局にも強力をお願いして粗大ゴミやらの処理はやってくれるそうです。でも冷蔵庫やなんかがでてきたらこまりますよね。道路まで出すのが大変。そんなときは見なかったことにしようかしら。
竜さん お久しぶりです。といったらいいのでしょうか。当時は佐賀にもよくおじゃまをしていました。ひょっとして○子さんでしょうか?ルアーを制作販売されるようになったようですね。アカメの国へいつでも遊びにおいで下さい。
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水の中の、燃えないゴミ 投稿者: サジッタsp 投稿日: 8月30日(火)19時48分48秒
「清掃」をなさるそうですが、安易な言葉なので、ちょっと不安です。
大なり小なりの、ゴミは、どこの川でも同じようですが、空き缶から始まって、フライパンや自転車、バイクなどのありがちな「大きなゴミ」以外に、ブロックやレンガ様の、「残さ」と思われる物が多く見受けられたと思い直しました。
一つ一つは手で持てるのですが、集まると、何トン?かになるやも知れず、処理方法が心配です。また、砂泥中心の川底に転がる人為由来物ではあっても、 風化度次第で既に川(堀)の一部とみなした方が良いものもあるのでは? ・・・と、そう考えるて判断一つが大変な労力になるのでは? ・・等と机上で心配しております。
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ソウルの道頓堀が封旧工事で原形復活 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 8月27日(土)21時46分39秒
清渓川はソウルを貫流する河川。覆蓋されていた川を復活させ、高速道路まで移転したという。ソウルに娘さんが留学している方が見つけて下さっています。
清渓川(チョンゲチョン)の復旧した長さは5.8キロだそうです。詳しい情報は↓
http://www.metro.seoul.kr/kor2000/chungaehome/seoul/main.htm
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みなさんこぞって参加を 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月25日(木)05時06分46秒
げしさん お知らせありがとうございました。
みなさん、ご参加宜しくお願いします。アカメと子ども達が歓びます。川に沈んだお宝を掘り出そうではありませんか。
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新堀川の清掃 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 8月24日(水)12時21分40秒
皆様 新堀川の清掃の日が決まりました。
日時 9月4日午前11時から
集合場所 桜井町1丁目大正橋東詰 (いつもの釣りを行なっているところです。)
小雨決行 *長靴 軍手など御持参して下さい。汚れてもよい格好で。*
夕方はつり大会です。そちらもお忘れなく。
連絡は田中正晴 kouseren@bronze.ocn.ne.jp
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情報ありがとうございました 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月19日(金)18時41分17秒
サジッタspさん
四国新聞の記事は知りませんでした。HPで記事をよみました。情報ありがとうございました。
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釣りではありませんが・・・ 投稿者: サジッタsp 投稿日: 8月18日(木)22時52分48秒
もうご存知だとは思いますが、本日の「四国新聞」にて、「・アカメ人工繁殖・」の記事が掲載されておりました。
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新堀川到達おめでとうございます 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月17日(水)14時10分44秒
サジッタsp さん こんにちわ
到着祝着至極です。さすが、サジッタsp さん そんなに魚種をみわけられましたか。
自作のスピナーで釣られたとはおそれいいります。
ご指摘のとおりゴミがあるようです。こんど有志で新堀川のゴミの清掃をしようという計画があります。予定がたちましたらここでみなさんにも参加をお願いしたいとオッ持っています。
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やっとこさ新堀川。 投稿者: サジッタsp 投稿日: 8月14日(日)19時32分27秒
お盆ぐらい、ゆっくり家で休むつもりが、また釣りに行ってしまいました。10日に一度は竿を握らないと・・・殆んど?病気です。
一方通行と駐車禁止、更には左折の一通にて「左折禁止」の看板(工事由来)???に阻まれながらも、やっと新堀川に辿り着きました。今度こそ(笑)、本当です。何背、あちこちに写真付きの看板が出てましたので・・・。
思ったより「広く」そして「浅い」水面からは、沈下した燃えないゴミが一望できました。そして、ハゼ類見えました。
ミニ運河であり、潮によって流れが強く、水質は悪くありません。水中では、純淡水魚ではなく、シマイサキらしき物?、マボラ、マハゼ、ウロハゼ、ギンガメアジ、タイリクスズキ(約20cm)、ウナギ、エガ二、ミシシッピーアカミミガメが見られました。
マハゼ狙ったのですが、ウロハゼの猛追で釣れません。MYすぴなーにて、うろはぜ9匹ほど揚りました。
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購入できます 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 8月12日(金)00時14分42秒
B5版で税込み定価1575円です。自然だけでなく、さまざまな分野を含んでいます。
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歓迎です 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月11日(木)07時53分25秒
町田先生 紹介ありがとうございました。
このような宣伝でしたら歓迎です。
『高知大学創立50周年記念事業委員会
「海洋高知の可能性を探る」
高知新聞企業,高知.180 pp.
2005年6月19日発行 ISBN4-87503-172-6』
は本屋で買えるのですね。
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この場を拝借して 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 8月11日(木)00時49分37秒
長野さん、申し訳ありませんが、少し宣伝させてください。ごく最近出版された本に当方の遠藤が書きました。
http://www.kochi-u.ac.jp/w3museum/Fish_Labo/Member/Endoh/21_project_kaiyo.html
浦戸湾の話やアカメの写真も載っているということでなにとぞ御勘弁。
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陳情 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 8月11日(木)00時30分52秒
高知新聞で陳情の様子を知りました。お疲れ様でした。
来週の大潮は室戸方面を考えています。それにしても暑いですね。昨日は浦ノ内湾で脱水症状になりかけました。四万十市の39.7度は驚きです。水辺ですから、さすがにそこまでは高くなかったと思いますが、手足を動かすのが嫌になるぐらいでした。
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間違い 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月 9日(火)07時39分2秒
下記書き込みで東部が頭部になっていました。これがワープロの怖さ、面白さですね。
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お疲れ様でした 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月 9日(火)07時37分35秒
けーきさん 腕が痛むほどキャストしたのに残念でしたね。しかし、アカメですのでまあ、こんどとうことで。
町田先生、お疲れ様です。頭部の調査の日程が決まりましたらまたお知らせ下さい。
きょうは県庁で文化環境部に新堀川をのこすようにと陳情です。成果があがるように頑張ります。
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アカメのジャンプとは! 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 8月 7日(日)19時00分10秒
驚きです.ぜひ見てみたいものです.先日,和歌山県の高校で授業をしてきました.浦戸湾のアカメの写真を生徒に見せましたが,興味津々のようでした,
浦戸湾には時々,外海から珍客がやって来ます.2003年9月27日には衣ケ島周辺でナルトビエイが捕れています.
これも驚きです.漁師の永野さんのカニの刺し網にかかりました.トビエイの仲間では小型種です,体盤の幅は約40cmでした.標本にして保管しています.
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アカメのダンス 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 8月 3日(水)20時16分36秒
浦戸湾でのアカメのジャンプ、すごいなー。
昔に釣りをしていて、40年前ですが飛魚が櫓漕ぎの和船に飛び込んで来たことはありましたが、この狭い浦戸湾でですか。
唖然、です。
浦戸の沖でも下記のしょぼいイメージですので、まさに「浦戸湾はいきている」です。
わしの情人(といち)は浦戸の沖で
雨にしっぽり濡れてカツオ釣る
ヨサコイ ヨサコイ
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ジャンプ 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月 2日(火)06時45分47秒
サジッタspさん こんにちわ
すごいものを目撃されましたね。わたしはトビエイは見たことがありますが、まだアカメは見たことはありません。トビエイは安芸市の大山沖、伊尾木海岸近くなどで数回みました。でかいトビエイもいるようで巨大な飛沫をあげておりました。
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ご指摘そのまま! 投稿者: サジッタsp 投稿日: 8月 1日(月)21時34分28秒
江の口川の上手(県庁裏?)でした。うる覚えの画像から、「幅の狭い所」を探して、ずいぶん浅場まで遡ったようです。・・・やっぱり、地図が要ります?
夕方、人より少し丈が短いぐらいのお魚が、浦度湾で跳ねていました。角っとしたシルエット、アカメです。瀬戸内で、トビエイやナメソ(スナメリクジラ)が飛ぶ様に、遠目でも全身が見えましたので、海面から2mぐらいはジャンプしたようです。(そういう魚と聞きましたが、見たのは初めてでした。)
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江の口川では? 投稿者: 長野博光 投稿日: 8月 1日(月)16時19分3秒
サジッタspさん こんにちわ
新堀川で干潮時でしたらハゼはたくさん視認できるとおもわれるのですが?ひょっとすると江の口川ではなかったのではないでしょうか。
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新堀川近辺の、上手? 投稿者: サジッタsp 投稿日: 8月 1日(月)01時07分55秒
遠征(着いたら 朝9時過ぎまで熟睡?)の帰り、マハゼとスズキ生息に惹かれて、「新堀川へ釣りに行こう!」と思い立ち、電話で(笑)大体の場所を聞いて徘徊しました。
すこし?場所がずれたのか、ハゼ類が見られず、干潮と相まって、淡水度が強そうでした。
見える魚は、鯉、鮒、ウグイ幼魚?、ボラと、あと鮒の群れに一匹だけ、60cm程の痩せたスズキが混じっていました。
サイトフィッシングで、スズキは相手をしてくれませんでした。 鯉も、浮かんだ物しか口を使わず、Myスピナーではホボ無視でした。 ボラは人気に敏感で逃げ惑い、唯一、鮒のバイト(追い食い)が見られ、やっと釣ったら、「ヘラブナ」のような体高(半ベラ?)の、尺近い「大金ブナ」のようでした。
流量があり、砂泥の硫化度合は周囲の臭い程ひどくなかったのですが、自生及び漂っている「水綿」がラインにからみ、思うようには釣りが進みませんでした。
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スポニチ 投稿者: 長野博光 投稿日: 7月30日(土)15時39分33秒
昨日、スポーツニッポン紙の取材をうけました。アカメの魅力について記事にしたいとのことでした。しばらく釣りをしてないので気が引けましたが、まあ魅力について語るのは大丈夫とお受けしました。
わたしはスポニチをとってないので、掲載紙を送ってもらうまでよめません。
リョウさん 老婆心ながらこのBBSに具体的な地名は書き込まない方がよろしいかと思います。いまやアカメ釣りは過熱気味なので心配です。
お気持ちだけはありがたくいただきます。
けーきさん こんにちわ
先日、面白い出来事に遭遇しました。きっとけーきさんは興味を持たれるでしょう。いつも出会うシマヘビのシマちゃんが変な行動をしていたのです。詳しくは「山の話」の面白い話のページに書きます。お楽しみに。
人工繁殖は極近い種のカルカリファではかなり以前から成功して、種苗生産が盛んで養殖もおこなわれています。どうしてアカメではできないのか不思議ですね。しかし、けーきさんが危惧されるように人工増殖は大きな問題ももっています。難しい問題ですね。
8月お待ちします。台風は連れてこないでくださいね。
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そう言えば… 投稿者: けーき 投稿日: 7月30日(土)01時29分44秒
リョウ さん はじめまして
何やら景気のいい話ですね。あやかりたいものです!
そうそう、少し前の話ですが、アカメの人工繁殖研究で精子が採取された
との記事が出ていました。(7/7 毎日新聞 インターネットでも見れます)
人工繁殖に一歩近づいたみたいです。
このことから様々なことが分かり、自然下のアカメに適切な対策がとれて
個体が増えてくれれば私もリョウさんみたいに釣れるようになるかも?笑
(ただ、明確な繁殖のプロセスは不明みたいですし、人工的に増やしたら
また別の問題が出てくるかもしれません。難しいところですね。)
まぁとりあえず、そこまで気長に待てる性分でもありませんので、
長野さん8月に入ったらお伺いします。また改めてご連絡致しますね。
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新堀川釣り大会 投稿者: 長野博光 投稿日: 7月24日(日)06時27分38秒
みなさん 新堀川で今日、釣り大会がおこなわれます。新堀川を道路にせず川のまま残して守ろうという運動の一環です。
ハゼがたくさん釣れます。たまに、ボラ・チヌ、ひょっとするとスズキ・アカメもくるかもしれません。
美しくよみがえりつつある新堀川をたくさんの釣り人でアピールしましょう。
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アカメの御宿は大ピンチ 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 7月11日(月)23時56分6秒
日本三大がっかり名所に数えられる土佐のハリマヤ橋。なんでだって、橋の下に川がないから。
その埋め立て遊歩道を下ること300m、横堀の新堀川に出くわす。四ツ橋で折れ曲がり合流する人口堀川で北の詰めは江ノ口川。
込み潮には、流れ込んで来たスズキが跳ねる生きている堀川だ。
ここに道を四車線つけ、川は暗渠化で人の眼にはふれなくなる計画。
最後の掘り割りも城下の佇まいも一切合切、コンクリの下というわけだ。
これが「蟹さんと共生する道作り」だという結構な触れ込みの百億円もする大工事の全貌。
よしや、道など造れば造れ、明日はアカメのデモが舞う 夜サ来イ、ヨサコイ
http://blog.livedoor.jp/al2005/
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蟹頭車肉 と7.4県議会傍聴のこと 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 7月 7日(木)22時54分29秒
蟹頭車肉! つまり羊頭狗肉のことです。
工事の説明文には「蟹さんと共生できる道づくり」と立派に書かれています。
ハリマヤ町一宮線の工事です。
埋め立てではない、桟橋方式と逃れます。
でも9割がたは暗渠になり、お日さまがささない干潟では蟹は早晩居なくなります。
「蟹頭車肉」です。美味しく無さそうですね。
7月4日 県議会文化環境部 坂元議員の質問は確実にポイントをあげた。
最後に「関係部局と話し合いまして」、と土木部をかばった文化環境部部長にいらついた文化厚生委員会座長(県議)は部長へ、
「文化環境部は希少種を守る方向でちゃんとやってくれ、それがあんたは弱い、
自分の立場でやるべきで向こうの事ばかり考えよったらいかん。」
と喝を入れました。
http://blog.livedoor.jp/al2005/
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情報ありがとうございます 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 7月 7日(木)12時11分37秒
いもちょこさん,情報提供ありがとうございます。場所は分かりました。大きいですね。あの辺りはけっこう面白い動物が生息しています。次回の大潮の干潮時にシオマネキを調べてみます。
長野さん,道路が広くなると,どこの地域も寂れますよね。田舎も都会もこれは同じです。田舎では若い人がどんどん出て行く。都会では人々の交流が寸断される。工事のための工事はそろそろ止めて欲しいものです。
それにしても,山の話は面白いですね。8月の半ば以降に,そちらにお邪魔しようと考えています。
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おお おめでとうございます 投稿者: 長野博光 投稿日: 7月 7日(木)07時12分41秒
いもちょこさん とうとうやりましたね。おめでとうございます。
わたしも初釣りの時を思い出しました。
アカメたちには危険なひとだから来たら逃げろと言ってあったのに。これからはおてやわらかにお願いします。
町田先生 ご苦労様です。
シオマネキは移植先にはやはりみつかりませんか。
経過をみてきますと、県のやりかたはあまりにもご都合主義で腹立たしいですね。県のレッドリストは何のため作ったのでしょうね。開発や発展?進歩?のためにあまりにも多くの種を滅ぼしてきたのに、少しは反省すればよいのですが。
人口は減りこれからは車社会がいつまでも続くはずはないのに、またしても県都高知市の貴重な自然を破壊しようとするとは。
シオマネキが見つかることを祈っています。
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かに 投稿者: いもちょこです。 投稿日: 7月 7日(木)06時28分21秒
甲羅は5〜6cmくらいだったようです。
場所は久万川と合流後 浦戸に向かって流れてますね。
その国分川でサンピア寄りのほうに90度に曲がったカーブが
あります。そこのカーブには干潮時行けば一目瞭然ですが
干潟(砂質硬いので靴で行ける)が現れます。
アシが生えている近辺でした。
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貴重な情報と思います 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 7月 7日(木)01時40分55秒
いもちょこさん,悲願達成おめでとうございます。
さて,感激に浸っているのに申し訳ありませんが,そのカニのハサミと甲羅の色の記憶はありませんでしょうか? 国分川にはかつてシオマネキがたくさん生息していたようです。相次ぐ浚渫で,国分川の岸は細り,シオマネキの生息の適地が失われつつあります。しかし,浦戸湾湾奥部での私の調査不足は明らかで,生息の可能性はゼロではないと思います。
高知県産のシオマネキ類は2種です。シオマネキはハサミが赤みを帯びており,特にハサミの付け根が濃くなります。若い個体では,ハサミはほとんど赤という感じです。甲羅は黒が強く,成体は黒光りしています。若い個体は赤茶色です。ハクセン(白扇)シオマネキは,名前のようにハサミが白です。甲羅はシオマネキよりはるかに明るく,青白い個体もいます。真夏になると,ほぼ真っ白になる個体もいます。ともに,雄の片方のハサミが巨大化します。2種の画像は,http://www.kochi-u.ac.jp/w3museum/TosaNature/crustaceans.htmlにあります。シオマネキはハクセンシオマネキより大型種です。
シオマネキはアシ原の泥地に,ハクセンシオマネキは完全な泥地より,砂や小さな礫が混じった,どちらかと言えばやや固い底質に生息します。シオマネキは高知県絶滅危惧IA類,ハクセンシオマネキは準絶滅危惧種で,ともに大切にしたいカニです。場所の詳細をお知らせいただければ幸いです。
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長野さん。。ついに。。 投稿者: いもちょこです。 投稿日: 7月 6日(水)23時53分45秒
釣れました。
皆さんの助けや励ましや冷やかしや笑いがあり・・ついに
祈願達成です。
あと シオマネキ。。ですが・・この話題を見る少し前に国分で見たような・・・気のせいかな??
カネゴンのような眼と片手が異様にデカイやつ。。。
スズキ釣りに行くシャローです。。蟹が多いところなので
本当に気のせいかも知れませんが・・あれっ???シオマネキ??
と 思いました。
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やはり居ません 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 7月 5日(火)23時57分2秒
私+院生1名+宝塚から来た学生2名で本日(7月5日),深浦神社周辺に行きました。曇天で,無風。立っているだけで汗だく。隅から隅まで探しましたが,シオマネキは見つかりませんでした。移植後に定着したのなら,彼らの寿命から考えて健在のはず。どう考えても移植は「完全」に失敗。ただしこれは,私の調査に基づく私の判断です。
県には,県民の生活を考えて開発を担当する部局もあれば,自然(=県民の財産)や文化を守る立場の部局もあるはず。どちらの立場でも,独自の調査を実施するべきと思うのですが…。
今日,浦戸湾東岸の環境が良くなりつつあるという話を地元で聞きました。莫大な投資をした木材団地の周辺のようですが,近いうちに調査をしてみようと考えています。自分の眼で確かめることが大切ですよね。
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慈雨 投稿者: 長野博光 投稿日: 7月 4日(月)05時28分28秒
やっと梅雨らしい天気になりました。しかし、全国的に見ると被害も多く、たいへんです。
げしさん 情報ありがとうございました。
やはり、強烈な追撃が必要な情勢ですね。こうした戦いには地元(川沿い・市民・県民)のたくさんの人々が結集することが最大の戦力です。
理論武装して行動を起こす時のようです。
「浦戸湾を守る会」旗振りをおねがいします。
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新堀川の4車線化工事について(回答) 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 6月29日(水)16時22分8秒
6月13日、県知事橋本大二郎名で浦戸湾を守る会事務局長田中正晴あてに、従来通りの既定の方針を述べただけの新堀川抹殺計画が回答である旨の文書を2名の担当者が持参して来ました。
なにか淋しい気持ちがします。
私たちの要求は県になんの損害も与えず、百億という税金を救い出そうというものです。
ドブへ捨てるようなものだとはいいません、役人がドブだとしか思っていない新堀川がもっている多様な用途がある生きている川だと申し上げたいのです。
澄み切った日もある新堀川、子供が飛び込んで小学校の先生が「汚いからあがれ」と怒鳴っている、そこまで復活した川です。
今日は大阪から学生が二人、浦戸湾を調査に来ていました。注目を浴びる湾へ流入する七河川です。
手を加えるのは慎重な上にも慎重であるべきでしょう。
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見えていたので 投稿者: けーき 投稿日: 6月24日(金)01時16分51秒
今回のアカメは物陰から見えていて、サイズもこれなら捕れると思い
リーダーを長めにしてアタックをかけてみました。
かなり粘ったあげくようやくヒットさせたのですが…ドラグの調整ミスか
はたまた馬鹿力か糸が出る出る。
あわてて何を思ったのかスプールを抑えずにラインを抑えてしまい怪我
する始末。人間落ち着きが大切ですね。笑
環境に関しては実際にそこに住んでみなければ分からないことが多いですし
いろんな立場から見てみることが必要かと。
私などは単純にせっかく四重五階の天守閣が見える街なのだから、水路や
小川もそれなりに手入れをすれば、環境も保たれ、観光の手助けの1つになる
では?と思うのですが。まぁこれは1観光客の思いですので。
まずは長野さんおっしゃるように実態を明らかにしていくことからでしょうね。
実は私のところもメールが酷い状態になっておりまして。対策ソフトを導入した
のですが、ますます訳が分からなくなってしまっております。
(実はご一報したのですが…お忙しいかと思いまして。ひょっとして届いていな
かったのかも?)
次は必ずお電話にてご連絡致しますね。
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それは残念でした 投稿者: 長野博光 投稿日: 6月23日(木)19時49分8秒
けーきさん こんばんわ
おお、いらっしゃってたんですね。そういえば台風4号の影響でうねりが出ておりましたね。
そうですね。アカメは小型でも馬力があります。そこがまた魅力です。
いろいろあります。こうした環境問題は地元のかたの力が結集すると一番強いのですが。 ただ、一般的には道路の拡張などは交通事情がよくなり、地元が良くなると思われがちです。歓迎する住民の方も多いかもしれません。しかし、本当にそうなるのかは今回の場合は特に疑問です。お聞きしたところ便利になるよりもむしろ生活道が使いにくくなるなど地元にはけっして良いことはなさそうです。
実態を明らかにしながらけーきさんのおっしゃるように、新堀川を豊かな資源として地域の方が見てくれるような運動を大きくすることが大事だと思います。
また、おいでの時はお知らせ下さい。
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何やらまた・・・ 投稿者: けーき 投稿日: 6月23日(木)01時35分32秒
いろいろとあるようですね。
私は地元の人間ではないので、交通事情やその他の必要性はよく分かりません。
ただ、感覚的に申しますと暗渠はいかにも無粋ですね。
堀や水路を積極的に街作りに活かしているところはたくさんあるのに、わざわざ
その資源をなくしてしまうのは残念なことですね。
そうそう、実は5月に少しお邪魔いたしました。
その時の戦果は本命1に鱸2、全部バラシ。笑
本命はサイズは大きくなかったのですが、予想以上に手強く、最後は障害物に突っ
込まれ敢無くプチッとやってしまいました。
まぁ目の前でルアーをパクッと咥えてくれたのが見れたのでよしとせねば・・・
でも悔しいっ!皆様もゆめゆめご油断なされませんよう!
長野さん、オキノフナ、山の話、連載楽しみにしております♪
ではでは。
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追撃が必要では 投稿者: 長野博光 投稿日: 6月11日(土)20時35分18秒
町田先生
みなさん
県当局への追撃が必要なのではないでしょうか?6月議会がありますが、何とかならないでものでしょうか。それに、陳情に大人数で行くとか。
何とかしたいものです。お知恵をお貸し下さい。
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デッドラインは過ぎた? 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 6月11日(土)02時04分29秒
長野さんも新堀川の釣り大会に参加されたんですね。土佐の自然を知る上で、大切なイベントです。新聞も取り上げ、市民の関心も高くなったと思います。浦戸湾を守る会と西岡さんの陳情に、当局は6月初めに回答すると約束したという記事が確かありました。どうなったのでしょう?
桟橋通り5丁目の船だまりの水際は新堀川よりはるかにヘドロ状。歩くのが大変。私の仕事は3Kなんです。しかし、コアマモが茂り、シオマネキの他にハクセンシオマネキもトビハゼも生息しています。昨年はなんと、ここでクロホシマンジュウダイの幼魚を採集しました。ここにも道路を通すそうな。
私が昨年11月に深浦神社付近で見た雄のシオマネキは、まさかここから移したのではないでしょうねえ。移動力のない彼らが初冬に忽然と姿を見せたのは、「人為的な操作」以外にありえないと私には思われます。
植物の専門家によれば、希少植物の移植の9割は失敗。移植後のケアがない。これが失敗の大きな原因だそうです。生物や環境を相手に単年度事業は通用しません。植物も長い種の歴史の中で環境に適応してきたのですから、移植はそもそも極めて困難。同じことが対象を替えて幾度となくくり返されているということは、人為的に多くの希少種を絶滅に追いやっていることになります。自然と接して暮らしたい、潤いの空間が欲しいというのは市民の無理な願望ではないと思いますし、これが浦戸湾の自然が復活しつつあるベースだと思います。
工事中止も選択肢のひとつというのが国の方針なのに、メンツが大事? 音沙汰なしは気になります。
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2005.6.5 新堀川釣り大会 参加しました
ごちゃごちゃと混み合った家並みや商店から抜けてきて、そこは、ぽかっと別世界のような、ほっと息をつくような風情の一画なのでした。
今回で3回目のこの催し、やっと参加できました。
私事ですが、現在、中稲の植え付け準備が遅れていて大忙しです。この時期、雨がよく降るのですが、ことしは異常に日照りが続いて頼りの谷の水が干からびてしまいました。わたしの田圃は山田で昔ながらの谷の水で田起こしをし、水稲を養っています。苗は育ちもう田植えが待てないので谷川からディーゼルエンジンを回してポンプで水を汲み上げながら作業をしています。田圃は干からびてカラッカラなため少々汲み上げても田圃にならずえらい時間がかかります。きょうはエイっと作業をうち切り参加しました。
高知市内の地理にはうといので、カーナビを頼りにいったのですが、わたしのナビは不親切で近くに行くと「目的地近辺に到着しました」と言うなり、案内が終わってしまいます。さあ、たいへん、うろうろ、うろうろうろうろして目的地の反対方向へすすみ、一方通行ばっかりでぐるりと左岸へわたり高知駅の近くまで行って引き返しながら探して到着しました。15分ほど迷いました。
大正橋の上には子どもから若者、年輩の男、女が楽しそうに糸をたれていました。前回はスズキがヒットしたといいます。浦戸湾を守る会の事務局長、田中さんにきたのですが、なにしろ細仕掛け、その上腕前が・・・・、いそいで下司さんが差し出したタモ網もぶち壊れたそうで「お前が悪い、いやあんたのウデが悪いと責任のなすくりあいだった」と下司さんがおっしゃっておりました。その教訓から今回はすごく立派なタモを購入して構えておりましたが、使うことはありませんでした。
ここにシオマネキがほそぼそと生きています。下記のように町田先生が書かれていますが、都市の真ん中に棲んでいることじたいが奇跡のような生き物です。干潮時にはハゼの子ども達が川底一面にまき散らしたようにたくさんいると下司さんがおっしゃっていました。 コンクリートとアスファルトのなかにあるこんな素敵な都市のオアシスを私たちの税金を100億円も遣って、みなさん、10000000000円ですよ。100おくえん。つぶしてしまおうという人達の頭の中はどうなっているのでしょう?ぱかっと開いて覗いてみたいもんです。せめて1000分の1のお金をかけてゴミをさらい、いま、増えてきているというアカメやたくさんの生き物の保育園であるアマモ場の育成でも図ってもらえないでしょうか。それからもう少しお願いをいいますと、この場所のどこかに100億円の1000分の2〜3でも経費をかけて景観の邪魔をしないような工夫をした立派な掲示板をつくって、『この新堀川にはこんな生き物たちがすんでいます』ときれいな写真を掲示して、子ども達や地元のかたに見てもらうだけでなくわが高知県はこんな良いところなのですと世界中に誇ってほしいのです。
(左端)都市の中の不思議な光景。
(中)浦戸湾を守る会の 町田吉彦 博士が撮影した新堀川の生き物の写真に見入る。
(右端)新堀川を守ると運動を続けておられる西岡謙一さん。朝、干潮時に写した写真と。
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いつまで続くのでしょう 投稿者: 長野博光 投稿日: 6月 6日(月)07時15分8秒
町田先生 お元気そうですね。ご無沙汰しています。
レッドリストにしても「21世紀は自然再生の時代」も、温暖化の警鐘にしても、あまりも人間活動の自然破壊が激しすぎて、このままではエライコトになることがはっきりしてきたからのことでしょう。幾多の生物を絶滅させいまでも絶滅させ続けている愚かさを恥じないといけません。有明の埋め立ても世紀の大犯罪の一つとして語られるようになるのでしょうが、規模が小さいからと許されることではないと思います。
浦戸湾の埋め立ての時も、討論会で御用学者のエライ専門家が少しだけ埋めても災害には結びつかない、安全ですと強調されていましたが、「さきっちょだけだから、大丈夫ですよ〜」というようなことをいう変な人だと苦笑いしました。
シオマネキが元々いなかったのではなくて、数十年、あるいは数百年まえはもともとそこらじゅううじゃうじゃ、ごそごそいたことでしょう。浦戸湾を守る会の運動や市民の努力で川をよみがえらせてきている結果、シオマネキがもどってくれ、ハゼや、スズキやたくさんの魚が帰ってきてくれたもので、自然を語る時は自然の時間単位をふまえて話さないと変になってしまいます。
新堀川のとなりに住まわれて新堀川を守る運動をされている西岡さんにアマモの写真をみせてもらいました。予算をつけて、ここにコアマモを大繁殖させる事業でもしてもらいたいです。
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潮招が環境を選ぶのです 投稿者: 町田吉彦 投稿日: 6月 6日(月)00時24分28秒
長野さん、ごぶさたしております。書いていたらだんだんと腹が立ち、長くなりました。ごめんなさい。
今年もようやく新堀川にシオマネキが姿を現したそうです。うれしい事です。
シオマネキの雄はなわばりを持ちます。このような動物を移植するのは乱暴すぎます。移植先にすでにシオマネキが居る場合、新参者が先住者を押しのけてなわばりを形成するのはまず無理。仮に新参者が勝ったとしても、敗北者はなわばりを失いますから、数的にはほとんど変化なし。また、シオマネキは特殊な環境に生息しますから、シオマネキが居ない場所に移植するのは暴挙。すなわち、どう転んでもこの貴重な高知県絶滅危惧IA種の移植はするべきではないのです。「もともと新堀川にはシオマネキが居なかった」というコメントが某紙に載りました。だからと言って、人間の都合で移植して良いという理屈は成り立ちません。シオマネキを高知県絶滅危惧IAに指定したのは人間です。でも、シオマネキが新堀川の環境を選んだのです。シオマネキが環境を評価したのです。新堀川に居なくても他所で増えるから大丈夫、絶滅はしない、とは信じられない。それなら、絶滅危惧種の指定などそもそも不必要です。
私が知る限り、シオマネキがいたとされている浦戸湾の国分川の生息地は消滅しています。おそらく、浚渫の影響でしょう。私の調査では、浦戸湾のシオマネキの生息地は新堀川を含めて二ケ所です。もう一ケ所は桟橋通り5丁目の船だまり。昨年、浦戸湾でカニと魚の調査を行い、新堀川のシオマネキを移植したと思われる場所ではほぼ月に1回、カニ類を観察しました。この場所で、春から秋にかけてシオマネキは確認できませんでした。ところがところが、11月12日に突然、一匹の雄が確認されたのです。移動力はないはずなのに、まったく不思議です。
県も市も金がない。国だって借金だらけ。なんで100億もかけて道路を造るのでしょうねえ。この道路を南下しても、その先の電車通りを拡張しなければ交通渋滞は緩和できません。平日の昼、はりまや橋交差点を車で通過するにしても、信号待ちはせいぜい1回。「県都の中心?」と思うほどです。計画書は、生物に配慮して道路を新堀川の上に張り出し、日光が当たるようにしたから生物の生息には問題なしと自画自賛。でも、新堀川のシオマネキの生息地はその張り出した道路の下、すなわち右岸側です。左岸はほとんど干出しません。川の中央から左岸に日光が当たっても、右岸がべったり日陰になってはシオマネキは生息できない。シオマネキが何を食べているかの知識があれば、誰にでも分かることです。シオマネキの生息地を新たに造るようですが、シオマネキの生態を考えるとこれは到底無理。シオマネキを排除することでしかありません。浦戸湾からシオマネキが姿を消せば(この方が工事をやりやすい?)、最も近い生息地は須崎湾です。ここでの生息地は一ケ所だけ。しかも、ものすごく狭い。
徳島市の吉野川、和歌山市の紀ノ川にもシオマネキが居ます。でも、そこは街のはるかはずれ。かたや新堀川ははりまや橋から歩いて5分。情緒あふれる風情が残っています。しかも、シオマネキが棲んでいる。こんな環境は他所にはありません。須崎湾でも、四万十水系の竹島川でも、長靴を履き、泥にはまる覚悟がないとシオマネキを見ることはできません。新堀川なら道路から下駄履き(古い?)でOK。高知市の「売り」にすれば良いのです。「21世紀は自然再生の時代」は閣議決定。行政マンなら知っているはずです。これはきわめて重い。近自然工法さえアウトと宣言しています。新堀川に捨てられた自転車、バイク、ペットボトル、ドリンク剤の瓶など、もももろのゴミを回収するのが行政の当面の仕事=自然再生と私は思います。1億の何十分の一で済むでしょう。これにクレームを付ける高知市民はまずいないでしょう。
高知県レッドデータブックは絶滅危惧種の羅列が目的ではありません。知事の巻頭言にあるように、土佐の生物の多様性と優れた自然環境を後世に残すための手段の一つです。この作成に関わった一人として、新堀川のシオマネキを含めた種の保全、都市景観の維持、公共工事の在り方をぜひ皆さんに考えていただきたいものです。
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お疲れ様でした 投稿者: 長野博光 投稿日: 6月 5日(日)21時25分21秒
下司さん お疲れ様でした。
新堀川釣り大会、盛況でなりよりでした。ハゼもたくさん釣れていました。都市の真ん中であのようなのどかな風情のある情景はめったにないでしょう。
税金を使う人達にはどれだけお金を積んでも買うことが出来ない値打ちを生かす仕事をしてもらいたいですね。
「アカメの国」の広報室に報告を書きます。
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新堀川釣り大会 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 5月30日(月)22時38分23秒
歴史と自然と人の営みが新堀川を残すキイ
「新堀川スズキを釣ろう会」
高知のど真ん中を流れる自然と文化がのこる新堀川とその周辺は意外性のある穴場としての「体感・体験型観光スポット」になるのではないかと思っております。
皆さんの身近なところでも視点を変えるとこういう「場」はあるのではないでしょうか。
さて、本日の新堀川釣り情報ですが、「チヌの稚魚発見」
http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/aaakakugen/2005/05/post_2889.html
ハゼの子どもはあいかわらず敷き詰めるほどいます。
はぜの群れの中にチヌの稚魚の群れがいるところを発見しました。
大物が釣れたときに備えて買って来た大きなタモ網の棒を改良して長くしました。
みなさん お気軽にご参加下さい。 見学も大歓迎
※ 魚の餌は用意しておきます。
釣り道具のない方のために5本ほど用意しています。
開催日時 6月5日(日)午後5時ごろから6時30分頃まで
開催場所 新堀川大正橋北東付近
西岡燃料(高知市桜井町1丁目7−15)から
歩いて1分の西北付近
大正橋(桜井橋北側)の北東たもと 西岡自宅前
少雨決行 参加料 無料
* 出欠の返事はいりません。
* 出席する予定で急に来れなくなってもかまいません。
* 開催時間中に途中から来て、途中から帰ってもかまいません。
何時からでも、ちょっとだけの時間でいいですから ぜひ、お気軽に
ご参加下さい。
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地域を元気にして自分ところも元気になろう
西岡謙一
新堀川知行合一塾
http://tigyougouitu.cocolog-nifty.com/
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ぜひ止めましょう 投稿者: 長野博光 投稿日: 5月30日(月)18時36分58秒
下司さん こんにちわ
状況のお知らせありがとうございました。
シオマネキに頑張って貰いたいですね。
県を楽にしてあげましょう。100億円もあればもっと有用な事業ができるでしょうし、自然豊かな誇りうる県都が築けるはずです。
員数が多ければ良い時にはお声をかけてください。
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担当は河川局です 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 5月29日(日)22時19分6秒
河川局は港湾局より柔軟です。
新堀川の工事は「蟹さんと共存する道づくり」と工事概況の表紙にどんと打ち出し、マスコットのカニマークまで添えています。
その絶滅危惧種の「潮招き」を乱暴に浦戸湾へ移植したのですが、その後の調査では定植出来ていません。
工事優先のご都合主義で厄介物払いをしたのですが、同じレベルの鷹などではこんな乱暴な事をするでしょうか。
行政に加担をした学者も厳しく咎められる必要があります。
残された蟹はいます。
もう一度、同じ過ちを繰返して、絶滅させたら工事は中断ではなく、中止です。
新堀川には藻が繁茂してアカメの寝床が出来つつあります。
5月22日、潮廻りもよく、堀川をごんごん流れ、30cm程の鮒が三尾釣れました。細い糸がプチプチ切れましたが40?を超えるボラ、そして鱸(スズキ)で、たも網も壊れてしまい、残念しました。
県庁河川局周辺の知り合いに聞くと「県も金がないからな−」と嘆息していましたが百億もかかる工事、止めれば県自身が一番楽になるでしょうね。
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ご苦労様です 投稿者: 長野博光 投稿日: 5月28日(土)06時49分59秒
下司さん ご苦労様です。
高知新聞で「浦戸湾を守る会」の活動は報道されていました。また、情報など教えて下さい。県の対応はいかがでしたでしょう。
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浦戸湾最奥部の堀川で 投稿者: げしたかゆき 投稿日: 5月27日(金)23時20分38秒
アカメ国の応援で浦戸湾を埋め立てから救ったのは2003〜2004のことでした。
この度は新堀川の暗渠化反対陳情でで県の河川局に行って参りました。アカメの稚魚の揺りかごを育む浅瀬でありますから。
まずはご一報です。
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8月2日の観察会報告(1) 投稿者:下司孝之 投稿日: 8月 9日(月)09時57分46秒
新堀川の蟹は元気だったが
浦戸湾最深部観察会記 04.8.1 裏戸湾を守る会 下司孝之
台風10号の余波が続く高知市鏡川は濁流渦巻き、天神橋の橋桁に塵クズと共に音をたててぶつかり、その早い流れは恐ろしいばかり。
一方の新堀川は水門が閉められ青い水をたたえて、ボラが時折跳ねる静さ。亀甲紋様にきちんと積み上げられた石垣が堀にそって連なっている。
横堀公園の緑陰が堀の上に覆いかぶさり、魚影は濃い。時折、ザッと台風独特の雨が来て、水面が水煙に包まれる。
8月1日の朝日新聞が伝えるとおり、新堀川観察会は橋上に地元住民を交えて12名の参加で行なわれた。新堀川はハリマヤ橋へ通じる上流域の一方を埋め立てで失い、今は江の口川から堀川へ抜ける流れが唯一となっている。
ボラが悠々と目の前を通り過ぎ、水の補給がないための酸欠なのか小さな集団が浮かび上がって来る。ハゼはいれ食いなのだが、雨模様なので地元の方が用意してくれた竹ざおを使わず仕舞いなのが残念だ。
すでに二度の探索で、貴重種である、絶滅種1Aランク「塩招き」の写真撮影には成功をしている。今日は増水で見ることが出来ないが、「潮招き」は天敵である葦原蟹、ふたばかく蟹などの侵襲に耐えて生息の縄張りを持ち、細々と生きながらえている。 今度の独自調査では、三匹の生息を確認をしている。
前に県は工事の都合で9匹の個体を浦戸湾深浦に移植したがその後の深浦調査でも見つかってはいない。恐らく絶滅したのだろう。人間のように何番地にお住まい下さいといっても相手は環境によって生息域をかえる動物、干潟も作ってあげましょうといっても、都市に公園を作るようなわけにはいかない、都市公園のように作ったとしても水中の生物相は貧弱になり自然は上手く作動しないのだ。
工事に備え早くも撤去されてしまった秋葉神社のあたりからは干潟の広がりを見ることができる。
無花果の青い実が川端に映える下町情緒は、はりまや町界隈の生活の匂いだ。住民にとって新堀川はなくてはならないものとなっている。
東に渡ると桜井町、短い新堀川には6橋の生活道がかかっている。4車線の車道が抜けると同じ昭和小学校校区の生活が分断され、高速運転の車の進入によって道を渡るのも怖い状況になるだろう。
この道路は元々は高知駅周辺事業の延長であり、駅入り口まで混み合う比島からの旧32号線改修事業として線を引き、江ノ口川を渡って「かるぽーと」に至る計画だが、その先は鏡川・雑魚場橋と桟橋通までの狭い民家密集地帯だ。ここを抜いても、南の先は詰まっている。
むしろハリマヤ橋交差点の混雑集中を促すばかりではないか。
江ノ口川北岸の工事も反対運動で進んでいないようだし、川を潰しても機能する道とは思えない。なんの思慮も哲学もなく設計図の線を電車通りまでひいてみたという工事計画のようだ。
地元民にとっては生活道の分断は好まぬことで、幹線道路化で路線価の上昇を見込んでも、不況風に市内どこの路線価も下がる一方、失ったものを取りかえす程の事でもないだろう。
なにより、住まいの一体感が失われるのは痛い。
川の大半に蓋をすれば、水辺の景観が失われ、輻射熱は地上では吸収はされず、夏の夜の冷却現象は期待出来なくなる。川端と少し離れた繁華街との夜間温度差は2、3度はあるから堀川はありがたい存在だ。
川の側の生活が味気なくなる一方、川の中でも変化がみられる。
暗渠化で光を失うとシオマネキは一番に絶滅をする。干潟は失われ、別の土砂を入れても干潟の機能は回復をしない。アマ藻は姿を消してハゼの子や、たまにいるアカメの稚魚も育たなくなる。
潮の流れは一層に悪くなるだろう、「かるぽーと」前の暗渠化だけでも以前のように潮があがって来なくなっている。
すでに一部では駐車場が新堀川の中に存在しているが、人間はどこまで川を痛めつけたら気が済むのだろうか。
さあ、問題は工事費である。国が50億、県と市がそれぞれ25億程を負担をするのだという。県市ともに放慢財政のツケで四苦八苦し、紙1枚を節約、職員の給料を毎年減らしている程の困窮ぶりである。
特に緊縮財政の中での高知市の負担25億は余りにも大きい。このようなときに工事の緊急性は少しもみられない。財政が見通しの悪さを認めている今日、他にも見通しの悪さを認めなければならないものがあるはずだ。
それが新堀川埋め立てではないか。
観察会で高知大学理学部の町田教授は、失うものの大きさを説いた。経済効果すらないのに道路建設をすすめるというのは如何なものだろうか。
今まで充分に道を作った、その度に市内への進入口では渋滞が起こり、自動車が溢れている。打開策として公共の運輸機関が必要とされているのに逆にバス路線は衰退している。そしてまた、自動車道だ。このままでは自動車購入が全地域で必須化され、それが出来ない場合には社会生活がおくれない事態が到来する。
交通弱者には耐えられない社会だ。
新堀川の生き物は我々人間が人間らしく生き続けることができるかどうかの指標だ。絶滅種への配慮は我々がよい環境下におかれるかどうかの指標になる。
生活の場でもある新堀川は浦戸湾最奥部である。新堀川そのものが環境測定重要地点ともいえる。新堀川は高知城下の歴史の証人であり、幕末を動かした人々の歴史が周辺に残る横堀川だ。新堀川は防災上からも役割を持ち、なによりも貴重種生息域である。
それ故に、貴重種の「塩招き」の移植は止めて頂きたい、移植を必要とする暗渠化工事、暗渠を生み出す道路の四車線化は中止して頂きたい次第だ。
そして3日後、ごかいが死んだ
周辺に住んでいる方のお便りです。
「絶滅が心配されている「塩招き」が棲んでいる自然と文化の残る新堀川をのぞいてみると魚のえさになる「ゴカイ」が大量に死んで いました。
今回の台風時に新堀川の水門と下流の九反田水門が閉じられていました。両方の水門を
閉じられ新堀川があたら水の流入も無く、池みたいになっていました。日曜日もボラも酸素不足か上のほうであっぷあっぷ泳いでいました。
本日昼ごろの開かれたらしく、浦戸湾からの水が勢いよく流れ込んでいましたが、ゴカイにとっては手遅れだったようです。
「塩招き」もどうなったか心配です。今から見に行ってきます。」
その日は見つけられなかったが翌日の8月4日、1匹生息を確認と嬉しい便りがありました。
町田先生は
「浦戸湾に移植した塩招きは絶滅しただろう。移植が無いとしても、新堀川工事中は海水が届かない。これでは生きていけません。
干潟の完成時に「塩招き」の姿はなく、より上流にいるたくましいカニたちの楽園に
なるでしょう。これでは自然再生になりません。」
と、いっています。
この新堀川埋め立て工事にあたる高知駅周辺都市整備事務所の「道造り」計画文書が、「かにっ子」たちも住める「みち」づくり というキャッチ・コピーなのには驚かされています。
蟹をシンボルにしたデザインまであります。蟹がいなくては出来ない工事、でもその蟹は風前の灯です。
どうか、皆さん。蟹を助けて下さい。
税金を払うのがアホらしい 投稿者:甲16 投稿日: 3月 3日(水)01時58分39秒ご無沙汰しております。
国家予算は約80兆円。
上記はあくまでも一般会計であって、天下り事業等の特別会計を含むと、国家予算の4倍以上あるみたいです。
日本のGDPが約500兆円…。小学生でもわかる算数ですね。
昭和50年代の金権政治がいまだに健在なのは泣けます。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~keenedge/
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東京のアカメファンより 投稿者:とくめい 投稿日: 3月 2日(火)14時33分30秒
まずは、おめでとうございます!!
皆さんの熱心な運動の賜物ですね。
ただ・・・
このテの事業は皆さんのおっしゃるようになかなか諦めない ものです。きっと手を代え品を代えやってくることでしょう。
今回のNPOはあきらかに市民の名を借りた公務員と○○をはじめとする開発業者のマッチポンプ型(自分達で提案して自分達で選び自分達で受注する)癒着です。 (おそらく今回引き下がったのはここらへんをつつかれるとマズイと思ったのでしょう。)
こんなものに高知県民のお金を使っているのですから、(景気対策ならもっとちゃんとしたことで施策をめぐらせれば 良いのでしょうし。)
アカメの「市の魚」化とともに事業の責任をきっちりと担当者に取らせてください。重ねてお願い申し上げます。
一人の釣り人として、アカメやエガニの聖域を守ってくださいまして本当にありがとうございます。
皆様にもよろしくお伝えください。
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祝杯 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 1日(月)22時51分15秒
こんばんわ
下司先生、嬉しいお知らせをありがとうございました。いま祝杯をカミさんと2人で飲んでいます。浦戸湾を守る会、町田先生、地元住民のみなさんのおかげです。
ただファクスを送りつけてくる当局の態度はスッキリしませんし、一端中断という文面が気になります。追撃が必要な気がします。また、なにかありましたらお知らせ下さい。
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ぜひアカメを市魚にしましょう 投稿者:町田吉彦 投稿日: 3月 1日(月)22時50分47秒
下司さんの報告にありますように、あくまで「中断」です。ファックスは私も入手しましたが、浚渫土砂による親水空間の創造に未練たらたらの内容、すなわち、「諦めていません!」と宣言
しています。先ほど、TVのローカルニュースでやっていましたが、県民向けには表面的にさらりと流した感じです。下司さんが指摘しておられる通り、問題はもっと深部にあります。いずれまた、間違いなく頭をもたげてくるでしょう。しっかりと「監視」する必要があります。
長野さん、ぜひアカメを高知市の魚にする運動を展開しましょう。カツオは宮城、静岡、宮崎、鹿児島、高知の県の魚です。もっとも、一つの県が一種を指定しているのではありません。高知のように、一種だけというのはむしろ珍しい存在です。宮城は10種を、静岡は14種を指定しています。カツオはこの中の一つです。また、鹿児島は「旬さかな」としてカツオを含む複数を指定しています。また、「さかな」=魚介類というとらえ方をしています。
こう見てくると、アカメを市の魚にするのはインパクトがあります。エガニ(トゲノコギリガザミ)とセットの「ど迫力コンビ」で「埋め立て中止」のシンボルにしたいと考えます。アカメは、浦戸湾沿岸住民だけでなく、日本が世界に誇る自然の財産です。全国の皆さんからの応援が必要です。
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アカメ国の支援で覆砂を中止に追い込む 投稿者:下司孝之 投稿日: 3月 1日(月)21時31分21秒
3月1日、高知県高知港事務所長より横浜地区の浦戸湾隣接地区町内会に宛てて「横浜地区のシ−ブルー事業の一端中断について」というファックスが送られてきました。
中止ではなく、詳細が判りませんから「打ち方やめ!」ではありません。
とりあえず、これは人類とお魚の勝利です。
中止に至る道のりでアカメの国の民生援助にあつくお礼申し上げます。
問題点は多く、これからアカメの保育所の事、環境と防災、登場したNPO、橋本県政の草の根からNPO重視への移行、三位一体国政の推進によるお魚と地区住民と地方行政の三方疲弊のことなど語り合っていかねばならないと思います。
とりあえず支援の御礼迄。 浦戸湾を守る会
http://www.kochi-al.org
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アカメにお願いしてみようかな 投稿者:長野博光 投稿日: 3月 1日(月)11時56分16秒
こんにちわ
アカメはいま、四万十川で大活躍しています。「アカメの国」でもその活躍ぶりはふれていますが、四万十のアカメを売り出すことで、中村市の宣伝、経済効果など計り知れないものがあります。環境保護でも活躍中です。トンボ自然公園の学習館でもアカメが主役をはっています。
浦戸湾をかかえる高知市でも四万十川以上に活躍してもらうように頼んでみます。何といっても浦戸湾はアカメの生息数では群を抜いて日本一でしょうし、四万十川と比較しても桁違いでしょう。日本一ということは世界一ということです。アカメの釣獲ではぺこぺこさん(土佐の釣りの巨人)のサイトを一度見てください(URLは下記)。
http://pekopeko-ac.com/intiki/
あの巨体と風貌ですから、かれらが立ち上がるとインパクトがあります。
町田先生
いつもお忙しい中でのご活躍、ご苦労様です。
先生が講演会でも提案されておりました、アカメを「高知市の魚」に制定をという案をここ「アカメの国」でも旗印にしていきたいと思います。お許し願えますでしょうか。
高知県の県魚は「カツオ」です。他県も「カツオ」を県魚に指定しているところがあるようです。わたしは以前から県魚はアカメにしてはどうかとおもっておりました。アカメだと自然豊かな土佐湾を象徴しており非常に特徴のある県魚になるのではと思っていたのです。しかし、もっとも多く生息する浦戸湾をかかえる高知市の「市魚」にして浦戸湾の守り主になってもらったほうがよいと思われます。埋め立てが懲りもせずに繰り返されようとしている現在、時宜をえた提案でしょう。
環境を守り、災害をまねかないために浦戸湾の埋め立ての現実を広く知ってもらって市民、県民の力で埋め立てをくい止めるために
アカメを市魚に制定を!
浦戸湾の埋め立て反対!
この二つを旗印にして署名活動を始めるというのはいかがでしょう。
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28日に 投稿者:町田吉彦 投稿日: 2月29日(日)23時52分51秒
久々に灘地区に行きました。地元で聞いたところ、D建設の浚渫船は姿を消し、轟組の浚渫船だけが動いているそうです。轟組の社長は高知NPOの代表です。ここが埋め立てをするとなると、今回の事業は一体誰が仕掛けたのかという大きな問題が浮上します。猿芝居はごめんこうむりたい。県とNPOは一定の距離がないと、将来すべてにおいてえらい事になります。
かつて市議会が議決したように、「今後、一坪たりとも浦戸湾を埋め立ててはなりません」。妥協は許されないのです。無謀な埋め立て(覆砂とか、浚渫土砂による干潟の造成は言葉のすり替え)による自然破壊を許すかどうかは市民の知恵とパワーに掛かっています。
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浦戸湾を守ろう 投稿者:長野博光 投稿日: 2月28日(土)16時24分44秒
こんにちわ
04.2.27付け高知新聞に「浦戸湾をまもる会」の事務局長田中正晴さんの投稿が掲載されました。ご本人の了解を得、投稿原稿をいただきましたので掲載させていただきます。
「浦戸湾灘地区覆砂問題の県主催の討論会に参加して」
「アカメは高知県東部にもいます。しかし東部では今だ、稚魚は見つかっておりません。高知県で稚魚の見つかっている場所の最東端は浦戸湾です。稚魚の生育場所である浦戸湾にさわらないで下さい。」これは討論会でのある参加者からの意見でした。
反対派が多かったと、県の担当者が嘆いていたそうですが、当然だと思います。なぜなら浦戸湾は高知市民が、好きな時に好きなだけ楽しめる財産なのです。しかも浦戸湾は楽しんでも楽しんでも、劣化することはありません。逆に浦戸湾は様々な命を生み出し、日々豊かになって、何もしなくてもその財産価値は高まってゆきます。かつて浦戸湾は、海洋生物の宝庫でした。1950年代から60年代にかけてのパルプ廃液の垂れ流しや東側の埋め立てで、まさに瀕死の状況となりました。その後汚染が止まり、浦戸湾は生き返りました。そして徐々に回復して来ておりました。昨年の高知大学町田教授による希少種の相次ぐ発見は、浦戸湾がよみがえったばかりでなく、成長し始めたことをうかがわせます。浦戸湾を瀕死の状態まで追い込んだのは人間です。しかし蘇らせたのも人間です。今、浦戸湾は、人間でいえば幼年期から少年期に入ったものと思います。少年期は無限の可能性を秘めております。今こそ私たちは、浦戸湾が持ち始めた生物多様性の可能性を引き出し、もっと豊かにすることに、力を貸すべきではないでしょうか。
市民と行政が一体となって。
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田中正晴
2月22日の講演会での私の発言こんにちわ 安芸市からきました長野です。
わたしはアカメという魚について発言します。アカメの魅力の虜になってはや20年を越えました。この間、釣りやいろいろな調査などでアカメとかかわり彼らを知るほどに益々すきになりました。絶滅などの心配をしないで彼らがこの土佐湾で豊に繁栄しながら、いつまでも釣り人と付き合ってもらいたいものだと思っています。
アカメにとってこの浦戸湾がいかに重要な場所であるかを知るにつけ環境をこれ以上悪くしないで少しでもよくしていかなければと日頃から思っておりました。それがあろうことか、またもや浦戸湾が埋め立てられてさらに大規模な埋め立て計画がすすめられていることを知りました。これはもう大事です。
高知県のアカメですが、東洋町から宿毛市まで東の端から西の端まで生息しています。1998年にアカメの漁獲数を調べました。その資料の集めの方法はパソコン通信、そしてインターネットでの呼びかけ、直接釣り人への依頼、また釣り雑誌などにアンケートを掲載していただきました。この方法で47人の釣り人から333個体分の回答をいただき、次にわたしが記録していた161個体分、それから新聞・雑誌などの記事から48個体で1983年8月から98年の15年間の合計で542個体分のデータがあつまったのです。残念ながら漁業者の方からはデータは少ししかあつまりませんでした。これはわたしのネットワークといいますか、つながりが主に釣りを主体としていたからです。そうして集めた資料をもとにいろいろと見てみました。一つは高知県のどこでどれだけ獲れているかです。もう一つはサイズによる回遊・移動はあるのか、そして、季節による回遊・移動はどうかなどです。
先ず、どこでどれだけということですが、東部・中部・西部と大まかに見ますと東部の奈半利川が87尾、中部の浦戸湾が124尾で最大です、そして西部の四万十川が88尾でした。あと仁淀川がありますがこれが高知県で数多く獲れている代表的な所です。つぎに成長による移動はあるのかということです。東部(物部川以東)では釣られているサイズが50センチ以上で小さいアカメがこの時点ではまったく釣られていません。中部、西部では50センチ未満のものも多く釣獲されています。このことはアカメの稚魚や若魚が生活できる場所の有無を表しているのです。物部川以東では稚魚の保育所であるとされる汽水のアマモ場が見つかっておりません。何年もかなり熱心に探しましたがありません。しかし、成魚は海にたくさんいます。まったくの海水域です。漁港であったり岩礁帯つまり磯です。そうした場所にたくさんおりまして、目撃され釣獲されております。このことはアカメが稚魚・幼魚期を保育所あるいは小学校から大学まである、浦戸湾を代表とするような汽水域で過ごし、大人になって海水域にのりだしているということを表していると考えます。成長による移動です。
ここが大事なところでして、高知県のアカメにとって浦戸湾の豊かな自然は無くてはならないものなのだということなのです。
絶滅が危惧されている現在、率先して守る義務を持つはずの県当局がアカメを滅ぼすかもしれないことを県民の税金を使ってやるなどと言うことはもってのほかです。わたしはだんだんと埋め立てという言葉をきくだけで腹が立つようになってきました。アカメもため息をつきながら「もうええかげんにしてもらえんろうか」と言っていることでしょう。
埋め立ての目的の一つに」「親水」つまり水に親しむことができるようにするためにやるのだといわれていますが、多くの生き物を殺して人工の砂浜をつくってなにが親水なのでしょうか。砂浜は地形や潮流などにより長い年月をかけて自然が造りだしてくれるものだというのは誰でも分かることです。神戸でしたか人工の砂浜をつくって、いつのまにか陥没した穴に子供が落ちて死亡した事件は記憶に新しいものです。無理矢理自然を人工的に作るというのは無茶です。どうしても公共工事の予算をとり、それを消化しないといけないのであれば本当の親水事業をやってもらいたいものです。先ず、浦戸湾にどんな生き物や植物がいるのかを徹底的に調査するのです。そのため研究者や学生に協力してもらうためのきちんとした予算が必要です。調査のための船が要ります。船を泊める繋留施設がいります。調査器具がいります。十分な予算をつけてしっかりと調査をしてもらって、みつかった生き物を全部、県民、市民にお知らせするのです。きっとあまりの生き物の多さにびっくりすることでしょう。浦戸湾のほとりや学校、公共の場所に美しい大きな掲示板を設置して生き物の名前を列挙していくのです。貴重な生き物のがたくさん住む大切な自分の海を誰が汚そうとするでしょう。水面を眺める目がきっと違ってくると思います。こういう事業が「親水事業」だと言えると思います。
現在、アカメは四万十川のシンボルのようになっています。かれらは大活躍しています。アカメがいるから、アカメのおかげで四万十川の自然を守ろう、環境を良くしていこうという機運がたかまっています。川のほとりのお土産やさんにはたくさんのアカメグッズがならんでいます。日本で一番アカメの住んでいる浦戸湾をもつ高知市でも彼らに大活躍してもらいたいものです。高知市も中村市に負けないようにかれらに活躍してもらおうではありませんか。ネオンの映る水面(みなも)の下に、みなさんが夕涼みをするその足元に人間サイズの巨大魚が泳いでいるなんて、 ここはロマンに満ち、実に豊かで貴重な湾であり世界に誇れるところなのです。埋め立ては必ず阻止しエガニを守り、アカメや希少な生き物たちとともい生きていける浦戸湾にしようではありませんか。
(ここで発言した漁獲のデータから分析してみた県内各地の漁獲高、成長による回遊・移動、季節による回遊・移動についてはアカメ雑学のほうでもう少し詳しく報告します。アンケートにご協力いただいたみなさん、遅くなりました。ありがとうございました。)
春一番 投稿者:長野博光 投稿日: 2月23日(月)08時42分38秒こんにちわ
昨日は、土佐は大荒れでした。実質的な春一番。
浦戸湾を守る会主催の講演会、
講師 町田吉彦先生(高知大学教授・四国自然史科学研究センター長)
演題 浦戸湾の生き物たちと自然再生
が雨の中埋め立て計画の地元で開催され地元の方を中心に新聞記者も含め数十人が参加しました。
町田先生から、県港湾課が恣意的であり、あり得ない数字のデータをしめして地元の住民を説得しようとしていることを、高知市などのデータで分かりやすく解説してくださいました。
わたしもアカメにとって浦戸湾がどれだけ大切な場所であるかということを発言しました。(詳細は「広報室」に掲載します)また、地元の方からも昔の浦戸湾との対比、アサリやカニ、魚など地元ならではの発言もありみんなで浦戸湾の重要性を再認識する会議になりました。
ここにも登場していただいているサジッタspさんもお出でになっており、お話しできました。サジッタspさん、遠いところからありがとうございました。
ラテスさん はじめまして
仰るとおりで、公共工事で国中をつつきまわして、コンクリで固めまわしてしまいました。そろそろコンクリをぶちこわして自然を回復する公共工事を初めてもらいたいですね。
上等兵さん こんにちわ
タイでみずあたりですか、おかげんはいかがでしょう?おだいじにしてください。
一昔前の我々の記事ですか。そのころはまだばりばりで元気な時代でした。本になると長いこと残るのでよほど気をつけないといけませんね。お恥ずかしい。
外国へのブラックバスの放流計画のことは初めて知りました。あきれ果てた連中ですね。瑞穂の国の水たまりまで違法放流をしつくしてこんどは外国までというのでしょうか。そのことがどこかのサイトにでていたら教えて下さい。
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初めまして〜! 投稿者:ラテス 投稿日: 2月23日(月)00時25分59秒
上等兵さん、初めまして、実際は、初めましてで無いのですが(笑
私も徳島の人間なのですが、第十堰の問題も悔しくて仕方が無いですね。
せっかく住民投票で決めたのに、「なんやそれ〜」って感じで・・・
30万人の会って、「徳島市の人口やん」って、つっこみたくなる、団体も居てるし。
タイのバス放流の件ですが、実際の所、現状はどう成っているのでしょう?
中国には、バスは放流されたとの事ですが・・・
私も上等兵さん同様、中国やタイにバスを放流するのは反対です。
上等兵さんの仰る通り、中国やタイにも、ルアーで狙える、フィッシュ・イーターは居てると思いますし・・・
私も何時か上等兵さんの様に、タイに釣りに行きたいと願う釣り人ですから。
突然のレスご容赦ください。
誰か分からないでしょうから、メール入れてときます。これからよろしくお願いします。
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・・・。 投稿者:上等兵 投稿日: 2月22日(日)13時53分5秒
浦戸といい、僕の地元、吉野川の第十堰といい、いったいどうなるんでしょう・・・。
タイにも日本の某団体がブラックバスを放流する等と言ってるし、最近、よい事を
耳にしませんね。
先週、タイ国からの釣行より帰国し、水アタリによる腹痛の為倒れていたのですが、
見舞いの友人に「おもしろいものを購入した」と、10年前のSALT WATER誌
を貸していただきました。(94秋冬号・95春夏号)94年秋冬号の表紙の写真は長野さんです!
長野さんのアカメに関する記事の他、中村信夫氏の釣った137センチ。
他にも内川さん、大坪さんの書かれた記事が載っており大変楽しませて頂きました。
http://www.h3.dion.ne.jp/~chaka2/
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浦戸湾えらい事に! 投稿者:ラテス 投稿日: 2月21日(土)00時24分50秒
長野さん、そして、このサイトをご利用のみなさん、初めまして、ラテスと申します。
このHNややこしいですかね?すんません。在るサイトで使って居るもので・・・
ややこしかったら、改めますので、また言ってください。
浦戸湾えらい事に成って居るのですね。ぜんぜん知りませんでした。
久しぶりにこちらに来て見たら、えらい文章見させて頂き驚いています。
私もアカメを狙って高知の方に、おじゃまさせて頂いて居る身ですから
驚きと悔しさで一杯です。
本当に国とか県のする事は、頭に来る事ばかりでいやになりますね。
出来る限り私もお力に成りたいと思いますので、よろしくお願い致します。
2月22日参加したいのですが、ちょっと仕事の都合で行けないのが、残念ですが
また色々な、お話をお聞かせください。
突然出て来たご無礼をお許しください。そしてこれからよろしくお願いします。
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講演の題等が変わっています 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月20日(金)20時29分37秒
浦戸湾のアカメ通信NO3
浦戸湾を守る会事務局長 田中正晴
電話880−0701 メール kouseren@bronze.ocn.ne.jp
反対意見続出に終止がつかず!
高知県主催の公開討論会(?)が約100人の参加者で行なわれました。メンバーは座長として今井嘉彦高知大学名誉教授、アドバイザー上森千秋高知大学名誉教授、発言者が土佐生物学会(町田先生)、浦戸湾を守る会(田中正晴)、浦戸湾みらい会議(坂本導彦さん)、コミュニティ市民会議(江口富博さん) 高知市魚連(野々村重利さん)
討論会であれば向き合って討論はするもの。しかし席の配置は、シンポかホーラムのような配置、質問してもだれも答えず、座長は機能せずで、一方的に反対意見が飛び交うだけの集まりでした。反対の意見を言っても、覆砂を提案した浦戸湾みらい会議は、最後まで答えませんでした。但し、今回の討論会では結論が出たわけではありません。それは県も朝日新聞紙上(別紙)で認めております。県も司会者も会の位置付け・目的を明確に答える事無く終わりました。
この公開討論会(?)で判明したこと。
県は前回覆砂した衣ヶ島の水質がよくなったと言い続けておりますが、間違いだということが、町田先生の調査内容より判りました。(別紙の4枚綴り資料)町田先生によれば、COD(化学的酸素要求量)が、10以上の地点は日本の海の水質からは考えられないとのことです。県は水質がよくなったことを立証するために示す図−1(別紙の4枚綴り資料の1枚目の図)は明らかにCODが10を越えたものが見られて、データに問題があるそうです。それは高知県の水質分析の権威である今井座長も、認めておりました。そんな間違ったデータをもとに、水質が改善されたとは語れません。このことにより、県が示している他のデータの信頼性にも疑問がもたれます。
上記のように、元々市民同士が話し合うことは無理があったようです。1月15日の私たちの陳情時に、橋本知事は「元々市民の提案で始まった工事だ、だから県に持って来るのはおかど違いだ。市民同士で話し合うべきだ、僕はどちらでもいい」と言われました。それを受けて今回の討論会は企画されております。討論会前日の10日にわかったことですが、今回の覆砂は知事が言われたように市民から始まった話ではないようです。別紙の「知事の発言」に見られますように、県が仕掛けたもののようです。高知港湾計画にあるように県はすでに1990年ころには、横浜地区で4ヘクタールの埋め立てを考えておりました(別紙高新記事、海域環境創造・再生事業の経緯)。もし反対が起こるとすれば、防災面で反対が起きると考え、反対意見が出た場合は、市民団体(高知NPO)にクッションの役目をさせようとしたのではないでしょうか。しかし防災面からでなく、環境面からの反対が起きるとは夢にも思わず、面食らっているのが現状ではないでしょうか。それにしても、「浦戸湾を守る会」の陳情時における知事の発言はひどいものです。なお別紙の「知事の発言」にある番組(約25分)はテープに録音しております。ご希望の方には差し上げます。
県に対し調査を要求
衣ヶ島周辺に覆砂したことにより生物はいなくなり、水質がよくなったとも認められず、ただ漁業者が言っていますように、エガニもハモも捕れんようになった(別紙、広報よこはま平成15年8月3日157号)この事実だけが残りました。県は同じことを横浜の灘地区で行なおうとしております。私たちは衣ヶ島周辺で覆砂したことにより、何が起こっているのかを調査することを、これから県に対し要求してゆきます。
講演会のお知らせ
講師 町田吉彦先生(高知大学教授・四国自然史科学研究センター長)
演題 浦戸湾の生き物たちと自然再生
日時 2月22日(日) 午後1時30分〜3時 場所 高知市横浜文化センター
高知市横浜東4−1 電話088−842−1345
参加費 無料主催 浦戸湾を守る会
http://www.kochi-al.org
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世論をたかめましょう 投稿者:長野博光 投稿日: 2月19日(木)19時41分2秒
みなさん こんばんわ
高知新聞というローカル紙があります。多くの家庭が購読している高知県ではとても影響力を持つマスコミです。ここに「声 ひろば」という読者の投稿欄があります。それぞれみなさんの立場から埋め立て反対の声を届けていただけませんか。浦戸湾の埋め立て問題を知らない人が多いのです。その問題点をしれば「そんな暴挙はゆるさん」という世論が強まります。公共工事を止めるのは世論の力です。
高知新聞社の各投稿受付URLです。
http://www.kochinews.co.jp/hiroba/koetoko.htm
どんどん投稿をお願いします。
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講演会へ行きましょう 投稿者:長野博光 投稿日: 2月19日(木)19時27分18秒
下司先生、いつもホットなニュースをありがとうございます。
みなさん
講演会のお知らせ
「浦戸湾埋め立ての問題点」として町田先生の講演会を行ないます。この間わかりました、新しい事実についても語っていただきます。ご参加下さい。
講師 町田吉彦先生
(高知大学教授・四国自然史科学研究センター長)
演題 浦戸湾の埋め立ての問題点
日時 2月22日(日) 午後1時30分〜3時
場所 高知市横浜文化センター
高知市横浜東4−1 電話088−842−1345
参加費 無料
主催 浦戸湾を守る会
是非参加しましょう。わたしも当然いきます。
「牛を引っ張り込むアカメ」いやあすごい話しですねえ。初めて聞きました。奈半利川河口では、二昔ほどまえに、ある人が、銛で大アカメを突いて尻手を手首に結んでいたため引っ張り回されて寝込んでしまったという話を聞きました。その方は病気で早くになくなったそうですが、アカメに引き回されて躰が弱ったせいではないかなどと言われたそうです。
それにしても、ネオンが映る都市の、下駄履きで夕涼みをしている足下に人間サイズの巨魚がひそんでいるなんて、土佐の高知の浦戸湾はロマンに満ちています。
そう思いません?
赤髪三千丈 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月19日(木)17時52分40秒今日は待ち合い室で、患者さんが「四万十川には牛を引っ張りこむアカメがおる」と云っていました。
> 白髪三千丈としてもすごいですね。
高知大学の町田教授は「牛を引き込むという話は私も聞いたことがあります.かつて,北海道や満州には馬を引き込むイトウがいたとか.今いるイトウは土佐のアカメほど大きくないと思います.」ということです。シバテンという高知の河童は馬を引き込んだり、散々いたずらをしますが、中にはアカメもまじっていたのかも知れません。
町田先生は「チャールズ・エルトンの「動物の生態」は生態学の原点です.これすら知らない生態学者が沢山いる現状は涙が出ます.」と云っておられますので私も遅まきながら読んでみようと思っています。
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何事でしょう? 投稿者:町田吉彦 投稿日: 2月19日(木)00時33分21秒
明日も朝から卒業論文の発表会で、まったく動けません。夕方には1時間ほど
時間が取れます。22日の話の準備は20日からとなります(内容は思案中)。
詳細が分かり次第、お知らせください。よろしくお願いします。
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鯨去る行方を灘の霞かな 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月18日(水)21時20分16秒
馬場孤蝶が、今回埋め立て候補の灘を詠んだ句です。
高知新聞2月18日夕刊に16年度県当初予算が載っています。
「資源循環型社会先進地域を目指す」項目に18件、13億6400万円、その中に「浦戸湾の覆砂工事では、水質や底質の事後調査費などに3000万円を措置した。」とあります。詳細問い合わせ中、しばし待てです。
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新聞で 投稿者:サジッタsp 投稿日: 2月17日(火)20時15分23秒
12日の高知新聞夕刊(切り抜き)が今日届きました。『浦戸湾の「覆砂」計画問題 賛成反対両派が討論』の見出しでした。知らない人には、いかにも意見交換が約百人で行われ、反対意見は経緯を知らねば自分勝手な言い分にも取れるものでした。やはり目が離せません!!
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アカメをどうする講演会 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月16日(月)20時08分27秒
反対意見続出に収拾つかず!
高知県主催の公開討論会(?)が約100人の参加者で行なわれました。メンバーは座長として今井嘉彦高知大学名誉教授、アドバイザー上森千秋高知大学名誉教授、発言者が土佐生物学会(町田先生)、浦戸湾を守る会(田中正晴)、浦戸湾みらい会議(坂本導彦さん)、コミュニティ市民会議(江口富博さん) 高知市魚連(野々村重利さん)
討論会であれば向き合って討論はするもの。しかし席の配置は、シンポかホーラムのような配置、質問してもだれも答えず、座長は機能せずで、一方的に反対意見が飛び交うだけの集まりでした。反対の意見を言っても、覆砂を提案した浦戸湾みらい会議は、最後まで答えませんでした。但し、今回の討論会では結論が出たわけではありません。それは県も朝日新聞紙上(別紙)で認めております。県も司会者も会の位置付け・目的を明確に答える事無く終わりました。
この公開討論会(?)で判明したこと。
県は前回覆砂した衣ヶ島の水質がよくなったと言い続けておりますが、間違いだということが、町田先生の調査内容より判りました。(別紙の4枚綴り資料)町田先生によれば、COD(化学的酸素要求量)が、10以上の地点は日本の海の水質からは考えられないとのことです。県は水質がよくなったことを立証するために示す図−1(別紙の4枚綴り資料の1枚目の図)は明らかにCODが10を越えたものが見られて、データに問題があるそうです。それは座長も認めておりました。そんな間違ったデータをもとに、水質が改善されたとは語れません。このことにより、県が示している他のデータの信頼性にも疑問がもたれます。
上記のように、元々市民同士が話し合うことは無理があったようです。以下は討論会前日の10日にわかったことですが、今回の覆砂は、橋本知事が私たちの陳情時に答えたような、市民から始まった話ではないようです。別紙の知事の発言に見られますように、県が仕掛けたもののようです。
高知港湾計画ではすでに1990年ころ、横浜地区を、防災面で反対が起きると考え、反対意見があった場合は、市民団体(高知NPO)にクッションの役目をさせようと、考えていたようです。しかし防災面からでなく、環境面からの反対が起きるとは夢にも思わず、面食らっているのが現状ではないでしょうか。それにしても、「浦戸湾を守る会」の陳情時の知事の発言はひどいものです。
知事「元々市民の提案で始まった工事だ、だから県に持って来るのはおかど違い だ。市民同士で話し合うべきだ、僕はどちらでもいい」
なおこの番組(約25分)はテープに録音しています。ご希望の方には差し上げます。
県に対し調査を要求
衣ヶ島周辺に覆砂したことにより生物はいなくなり、水質がよくなったとも認められず、ただ漁業者が言っていますように、エガニもハモの捕れんようになった(別紙、広報よこはま平成15年8月3日157号)この事実だけが残りました。県は同じことを横浜の灘地区で行なおうとしております。私たちは衣ヶ島周辺で覆砂したことにより、何が起こっているのかを調査することを、これから県に対し要求してゆきます。
講演会のお知らせ
「浦戸湾埋め立ての問題点」として町田先生の講演会を行ないます。この間わかりました、新しい事実についても語っていただきます。ご参加下さい。
講師 町田吉彦先生
(高知大学教授・四国自然史科学研究センター長)
演題 浦戸湾の埋め立ての問題点
日時 2月22日(日) 午後1時30分〜3時
場所 高知市横浜文化センター
高知市横浜東4−1 電話088−842−1345
参加費 無料
主催 浦戸湾を守る会
浦戸湾があぶない!ここをみてください 投稿者:長野博光 投稿日: 2月13日(金)08時40分42秒みなさん 浦戸湾について高知大学理学部自然環境科学科教授 理学博士、高知大学海洋生物教育研究センター教授兼任
町田吉彦 Machida Yoshihiko
1947年3月30日生 秋田県出身が浦戸湾について詳しく書かれております。ぜひみてください。
http://www.syoku-my.com/zakki/mokuji.html
ぼうずコンニャクさんのサイトです。
やっぱりおおごとです 投稿者:長野博光 投稿日: 2月12日(木)21時36分35秒
こんばんわ
サジッタspさんも参加されておりましたか。(約束事は忘れておりません。たいへん申し訳なく思っております。もうすぐ送りますのでお許し下さい。)
みなさん たいへんです。日本一のアカメの聖域がまたもや壊されようとしていますよ。県の事業で「シーブルー事業」というのだそうです。なんと西岸の湾口から湾奥の全てが「開発」の対象だそうで、簡単にいいますと、よごれたヘドロの上にきれいな砂をまいたり、砂浜を人工的につくって環境を良くして、親しみやすい水辺にしていくのだそうです。環境アセスメント法案に引っ掛からない規模でやっても、たかが10年と少しで浦戸湾西岸は完全に埋め尽くさると高知大の町田教授は警鐘を鳴らされております。もうええかげんにしてほしいと怒るのはアカメだけではないでしょう。
みなさん、いまや御上がやるといっても住民がいかんと声をそろえるとできないのです。事業主体は県ですが、どうもうさんくさいところがあるようです。「アカメの国」としてもだまっているわけにはいきません。これからどんどん情報発信していきたいとおもっておりますので宜しくお願いします。
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参加しました。 投稿者:サジッタsp 投稿日: 2月11日(水)22時34分13秒
予習したつもりで遅れて着きましたが、てっきり決まった工事への多方面からの改修案の討論と勘違いしていた為、やけにCODにこだわるな?と濁度について考えていたのですが、途中から狐につままれたような気分でした。
これって現時点の問題再確認みたいなものでしょう? 集まった人の討論の時間なんてほとんど無くなったし、ビジターの私なんかが…と思いつつ、言いたい事の半分は4・5人の方が言ってくれました。
長野さんに初めて会える!と思っていたのですが「見ただけ」。拍子抜けの討論で、私情で会うのに悪い気がしたので。私は、「環境にやさしい河川改修でも、工程と時期が最悪だった為に、完成した場所では稀少生物が激減したN県の離島を観てきたばっかりだったので」何か言いたかったのですが、それ以前の問題でしょうか。関係者が覗いてると仮定して、以後は言われなかった(途中だった)意見です。
@覆砂と干潟と渚(砂浜)がごっちゃになっている。水質浄化を考えるなら、還元層(底のベタ)と酸化層(海岸の浜)は別物。A砂止めで干潟(砂浜?)を維持する計画なら、砂止め自体で勝手に(ゆっくりと)干潟が出来るのでは?干潟のイメージが強いのは、国分川の浚渫土がシルトの様な細粒と勝手に思うのですが。B瀬戸内海での人工浜では、1年目にアサリの稚貝が大漁に観られたが、親貝にならず、ヒトデ類が増え、元からいた幼タイラギ等は砂に埋まって減った。
C港湾のプロが関っているのに、CODの評価に浦戸湾内の海流が考慮されてない。水深が違うのに上層、下層の2別だけ、やはり塩分‰や潮位(満干で潮流も変わるのだが)も最初からあっていいと思う。Dたとえ生物種は増えても、様相は変わったのでは?……
私は高知市内に知り合いがおり、当BBS以外でこれからも続きが追えると思います。
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参加したいです 投稿者:長野博光 投稿日: 2月 9日(月)03時42分25秒
公開討論会是非参加したいです。できるだけその日はあけていくようにします。下司さんお知らせありがとうございました。
みなさん 行きませんか。
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アカメの保育所討論会の変更 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月 7日(土)15時56分39秒
公開討論会の日時場所変更
>
> 「高知港海域環境創造・自然再生等事業(シーブルー)の整備に関する公開討論会」
>
> 概 要
> 当該事業は、浦戸湾の環境改善や親水性の向上を図る事を目的として、干潟の無い
> 部分に新たに干潟を創造し、底質からの溶出を抑制する覆砂事業を計画しています。
> 一方、浦戸湾横浜地区や衣が島周辺で希少種が発見され、また、すでに施行済みの
> 衣が島周辺や背後地域の環境問題等様々な課題も生じています。
> したがいまして、事業の趣旨や事実確認を行なうなど、色々な立場でご意見をいた
> だく公開の討論会を開催するものです。
>
> 討論貴委員(予定)
> 座長:今井高知大学名誉教授
> 委員:土佐生物学会 高知大学町田教授
> 浦戸湾を守る会 田中正晴
> 高知NPO(浦戸湾みらい会議) 坂本導彦
> 高知市民会議 江口富博 ・・・・・・・・・ここまで決定
>
> 漁業者 永野・野々村
> 横浜・瀬戸町内会連合会 峯敏治
> 地区代表者 岡崎・中山
> 防災専門家 高知大学大耳教授
>
> 主催:高知県
> 日時:平成16年2月11日 13時〜15時
> 場所:市町村共済会館
>
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浦戸湾地元住民は覆砂にNO! 投稿者:下司孝之 投稿日: 2月 5日(木)12時11分41秒
1月31日に覆砂予定地の地元住民の方を集めて、高知県港湾局による覆砂の説明会が行なわれました。地元住民の方は明確に、今回の覆砂は認めないことを県に申し入れました。
今回で3回目となる説明会には、約80名の地元住民の方が出席され30名が発言しました。この会で地元の代表者が、前回2回目の説明会(昨年6月)の時に提示した4項目について、何ら進展の無いことをあげ、それが終わるまでは一切の話し合いには応じないことを県に認めさせました。
公開討論会が行なわれますのでご出席を。
「(仮称)浦戸湾の覆砂埋め立てを考える」
日時 2月11日 午後7時より 場所 高知市横浜文化センター
住所 高知市横浜東4−1 電話 842−1345
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おおごとです 投稿者:長野博光 投稿日: 1月17日(土)09時10分24秒
下司さん ご無沙汰しています。 ことしも宜しくお願いします。
浦戸湾がおおごとになっていますね。高知新聞で見るまで全く知りませんでした。以前、豪雨の後、激甚災害の指定を受け国分川の浚渫がやられると聞きつけて、県の担当者(建設、環境)に面会してアカメの保育所をどのように守っていくつもりか話しをしたことがあります。
浦戸湾は日本一アカメの生息が多い貴重なところです。四万十川が有名ですが、生息規模としては話にならないほど浦戸湾が多いです。稚魚から成魚までの生息適地としての規模がちがいます。なんども稚魚の採捕調査もしてみましたが、たくさん穫れました。
アカメにとって浦戸湾はまことに大切な場所です。「アカメの国」としてもだまっているわけにはいきません。おっとり刀で駆けつけます。何かできることがありましたらなんでもいってください。集会などありましたらにぎわいの一本にもなりにいきます。
まだ、県の具体的な計画など理解できていませんので少し調べてから「アカメの国」でもとりあげていきます。
ご連絡ありがとうございました。
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浦戸湾を守る会が緊急出動 投稿者:下司孝之 投稿日: 1月15日(木)18時46分48秒
長野さん、お久しぶりです。山漁師になられたとか、猪は宇佐でも海を泳いでいるぐらいですから大漁間違いなしでしょう。
ここ高知市内では県による覆砂事業でアカメがいなくなるのはかなわんと浦戸湾を守る会が11日に90名で講演会を持ちました。15日には知事へ陳情し、住民力をつける話し合いがなお必要と知事も言っておりました。覆砂は海の砂漠化ではないだろうか、見栄えがする砂ではなく現実の干潟は粘土等の泥が生物の繁殖を助けているのですからすでに衣が島周辺に砂を入れて現実に生物が減少しているのは問題であります。
浦戸湾のアカメは豊かな自然の生物連鎖の頂点にいますから、お山で言えばヤイロ鳥や熊鷹が見つかったようなもので、当然工事は中止して実態調査から始めるべきものと思います。
ご意見をお願いします。
米田県会議員の「浦戸湾」覆砂工事、質問及び県の答弁は
http://hb5.seikyou.ne.jp/home/jcp-kochikengidan/q03.10.3.htm#label1
ぼうずコンニャク 藤原さんの「浦戸湾を守る会」ページ作成。
http://www.syoku-my.com/zakki/tobira.html
「浦戸湾を守る会」事務局長・田中正晴さんのメール
kouseren@bronze.ocn.ne.jp
アカメ幼稚魚の乱獲防止対策について
高知県香美郡選挙区(定数3)選出の公文豪県議会議員(日本共産党)がアカメの稚魚の乱獲をストップさせるため、議会の質問でとりあげました。その質問全文を公文議員からいただきました。「アカメの国」のガイドとして、アカメの稚魚の乱獲、生息場所の環境破壊に対し、いままで行政からは何の保護もされず、そればかりか公共事業などで稚魚の保育所ともいえる貴重な聖域が破壊され続け、情けない思いをしてきたのですが今回県の環境部長から、公文議員へのたいへん具体的な回答があり大いに期待しているところです。
その、質問と答弁について全文を掲載します。
03年3月6日 公文豪議員 一般質問
公文 豪議員
次に、アカメ幼稚魚の乱獲防止対策について質問をいたします。
1月末のローカルニュース番組で、鏡川下流部で全国の都市河川では極めて珍しいコアマモの大群生がみつかり、アカメの稚魚もみつかったという特別番組が組まれました。
言うまでもなくアカメは環境庁評価で準絶滅危惧種とされ、高知県評価でも絶滅危惧IA類とされる稀少魚であります。『高知県レッドデータブック』は、「日本の固有種であるアカメは、その全国的分布からみても中心地であった浦戸湾と仁淀川において、1950年以前と以後を比較すると数十分の1〜100分の1の激減と判断される。減少の最大の要因は水質の汚染と、幼稚魚の保育場となるアマモ場の埋立てなどによる消失と汚濁である。また、現在もっとも生息密度が高い四万十川流域での減少は、上記二つの要因に加えて観賞魚としての売買を目的とした幼稚魚の乱獲が原因である」と指摘しています。実際、四万十川産とされるアカメの幼稚魚は全国の熱帯魚店やネット販売を通じて異常な高値で取引されております。今年2月、私が確認した京都のネット販売業者の広告では宮崎産25センチのアカメが超特価で3万3600円、別のHPでは、四万十川産六センチのものが2万5000円、45センチのものが6万9000千円もの高値となっておりました。バブル経済の当時、大型魚が人気を博し、四万十ブランドのアカメが1センチ1万円と言われた当時から見ると価格は下がっているとはいえ、大体、他の観賞魚の価格は高いものでも3000円程度、圧倒的に数百円のものが多いなかで、アカメの幼稚魚の価格は仰天するほどの高価格で取引されており、その過熱ぶりは異常であります。稀少魚であるが故の価格とはいえ、全国でも本県と宮崎県を主な生息域とすると言われるアカメの幼稚魚が何の規制もなしにこのような超高値で取引されている実態を承知しているか。また、この現状をどのように受け止めているのか、お聞きしたい。
矢口高雄氏の「釣りきち三平」以来、アカメと言えば四万十川が全国的に有名でありますが、実は安芸川(注)や奈半利川など県東部の各河川でもアカメはルアーフィッシングの対象魚となっています。ところが、県東部の各河川にはアカメの幼稚魚の成育に必要なコアマモの群生地はありません。従って、これまで県東部のアカメの揺籃の地は浦戸湾の汽水域だろうとみられてきました。今回の調査結果はそれをあらためて実証するものであります。
『高知県レッドデータブック 動物編』では、「分布の中心地であった浦戸湾の生息地が破壊された今、現在の分布中心地である四万十川本流と支流竹島川ならびに仁淀川の水質とアマモ場を保全し、幼稚魚の乱獲を厳重に規制すべきである」ときびしく指摘しています。私は、四万十川、仁淀川のみならず浦戸湾全域も含めて実態調査を急ぐとともに、少なくともアカメの幼稚魚については、商取引を目的とした採捕は全面的に禁止すべきだと考えます。県は、そのためにアカメ幼稚魚保護条例を早急に策定すべきだと思うがどうか。また、アカメのみならず水辺の生物環境に多大な役割をはたしているアマモ場の保全、育成をはかることが重要であると考えますが、文化環境部長の所見をうかがいます。
尾崎文化環境部長
公文議員の御質問にお答えします。アカメ保護問題について、まず、アカメの取引の実態についてお尋ねがありました。
お話にもありましたように、アカメは県レッドリストでも絶滅危惧度が最も高い絶滅危惧TA類に指定されております。これが、観賞用の目的で稚魚が採捕され、取引されていることがあるようだ、とは聞いておりましたが、その実態については十分に把握できておりませんでしたが、このことにつきまして、先月、2月23日から、のいち動物公園で開催されています高知県レッドデータブック動物展の講演会の中でも、講師から四万十川産のアカメは、約10cmぐらいの稚魚が(ペットショップでは)相当の高値で売られているという話がありました。
絶滅が危惧されているアカメがこのように採捕され、取引されている状況は大変問題だと考えております。
次に、アカメの保護とアマモの保全に関するお尋ねにお答えします。
高知県レッドデータブックで公表された希少動植物の保護対策については、来年度、学識経験者等の専門家を交えた仮称ですが、高知県種の保存条例対策検討会を立ち上げる予定で関連予算の要求もしております。
この会では、お話のアカメも含め希少動植物の捕獲の禁止も含めた具体的な保護対策について検討を行うことを考えています。
併せて、検討の結果、緊急に保護すべき希少動植物については、生息・分布調査を行うなど、必要な保護対策も実施していきたいと考えています。
次に、アマモなどの藻場は、生物の生息や生育の場として、また、繁殖の場として重要な役割を担っております。
このため、高知市では本年度、県の「豊かな環境づくり総合支援事業」を活用し、浦戸湾におけるアマモの生態や分布状況の調査をしております。
こうした調査結果なども参考にしながら、関係機関とも連携して、他の汽水域の藻場についても、その生育環境の保全と再生について取り組んでまいりたいと考えております。
(注)安芸川とありますが、河川内での釣りではなく、河口の海側のことです
「本日、2000年8月4日をもってわが「アカメの国」もめでたく建国二周年をむかえることができた。引越騒ぎでカウンターをガイドが壊したりしたが、この間、延べ40000人ほどの人々にわが国を訪問していただいた。国際情勢もきびしく、環境も悪化の一途をたどるなか無事二周年をむかえられたのは、ひとえにアカメの国を支えて下さるアカメ大好きな釣り人をはじめ、環境と自然を守ろうと日夜努力する人々のおかげである。わが国はこれからも国民主権を守り、世界中のラテス属、魚属の仲間とともにまたわが国を支持してくださる世界の人々と手を結び自然豊かで来てよかったと喜ばれる美しい国を目指すことを宣言する。」
初代アカメ大王カメカメルアー
2000/7/20:アカメの標識放流
幻の魚「アカメ」の展示と放流実施要領(平成12年度)
*日時 平成12年7月20日(木)海の記念日 9:00〜11:00
*場所 高知港岸壁(ブルーハイウエイラインターミナル前)
*内容 浦戸湾で捕獲された「アカメ」の展示したあと、高知県所属船舶「くろしお」から放 流を行う。 アカメ 7尾 体長約30cm
<展示>高知港岸壁(ブルーハイウエイラインターミナル前)9:00〜10:30
<放流>高知港岸壁高知県所属船舶「くろしお」船上から。11:30
愛媛のおさかな館に里子に出してあったアカメ達が成長したのでこんど7/20に古里の浦戸湾に標識放流することになりました。
港まつりの行事の一環として計画をすすめているようでにぎやかなことになりそうです。
頑張れアカメ!
早いもので98年4月15日に愛媛県松野町 虹の森公園の「おさかな館」へ調査のために飼育していたアカメの稚魚たちを里子にだして2年あまりも過ぎてしまった。腰痛で手術のため入院することになり、アカメたちをどこかに預けなければならなくなった。パソコン通信で里親を募集していたところ、「おさかな館」の館長さんから預かっていただけるとお声をいただいたのである。
アカメ達は高知市の浦戸湾で97年に捕まえた8尾と県西部で95年に捕まえた一尾でその一尾は太郎アカメと名付けていた。太郎アカメは京大の調査活動に参加したとき捕まえたもので採集したときは全長が27センチほどであったが成長し50センチほどにもなり、標識を付けて放流を考えていた。また10センチ前後のちびアカメたちも30〜40センチになったら標識放流を予定していたのだった。
「おさかな館」の申し出は太郎アカメは種苗生産の為の研究に参加させたいがチビちゃんたちは30〜40センチになったあかつきには1尾を残して後は標識放流するということでどうだろうか?という提案であった。わたしとしては渡りに舟であり、ありがたいお話であった。病院に入院する前日、大きなタンクを乗せたトラックでアカメ達は土佐を後にしてはるばると愛媛県の四万十川上流の町、松野町へ向かった。「おさかな館」は現在、日本一のアカメの展示数をほこっており大学の研究者とともにアカメの人工種苗生産や自然産卵をめざして研究を続けている。
さてそのアカメだがいまでは四万十川とともに有名な魚になってはいるがその生態についてはいまだに謎が多い。鹿児島県から静岡県まで太平洋岸で多く確認されているが主な生息地は宮崎県・高知県の沿岸である。環境庁のレッドデータブックでは希少種とされているが、その資源量や生態は不明のままだ。現在、仔稚魚の生態はだいぶ解明されており、全体像についてもわれわれの研究で徐々に明らかになりつつあるがまだまだベールに包まれてい
る。
現在、日本ゲームフィッシュ協会(JGFA)がゲームフィッシュの調査の一環としてアカメの移動や成長を解明するため標識放流に取り組んでおり数十尾が標識放流され数例の再捕記録がある。高知県内では全日本希少魚保護協議会という民間団体が四万十トンボ自然館で保護育成したアカメの幼魚数尾に標識をうち放流した例がある。わたしも年齢査定と移動等について調査をしておりJGFAの会員でもあるのでここの標識を提供していただいてこの活動にとりくんでいる。昨年は釣り人の協力も得て3尾のアカメを標識放流することができた。この活動が広がればアカメの生態解明の大きな手がかりが得られると期待している。
今回の飼育魚の放流であるが、研究者のなかには人工飼育して育てたアカメを標識放流しても、まっとうなデータが得られるかどうか怪しいものだと否定的な見解を述べる方もいる。しかし、それはそれなりに分類して蓄積していけばまた貴重なデータとなると思われる。
ゲームフィッシュとして段々人気を高めているアカメを求めて全国から多くの釣り人が土佐を訪れる。前出の全日本希少魚保護協議会の試算では四万十川にアカメを求めてくる全国各地の釣り人の数は年間4桁をこすであろういわれているし、高知県全体を見ると年間数千人の釣り人が訪れているとおもわれる。
アカメ属の大部分はアフリカに棲む。人類の発祥の地といわれる大地溝帯あたりに多い。ある人は「ヒトがアカメに魅せられるのは脳幹の深奥に太古の記憶が刷り込まれているからだ」という。
ヒトを引きつけてやまないこの魅力ある大魚アカメが絶滅の心配などないようにするために私たちはどうすればよいのだろうか?そのためにもその生態を明らかにしていきたいものだ。
今年の夏にはおまえ達のふるさと土佐の海に放いちゃるぞ。
主催 高知市桟橋通5丁目4-55
高知みなとまつり実行委員会(四国運輸局高知海運支局内)
愛媛県松野町(財)松野町観光公社
ガイドがタグを打ちます。